極度の貧血だなぁ〜って感じの土曜の朝。
まったく起きれずで、なかなか有意義な朝活が
できない。
目が覚めても、目をつむると頭の中がモワンモワンと回ってる感じ。
土曜は始業時間が一時間遅いので助かる。
snowのことを考えている。
結論は出ない。
乗り方に関しては、考えはまとまっている。
どの先生の言われることも理解できて、思い返すと本当に私は良い先生に出会えて
幸せだと思う。
その時疑問に思ったことが例えあったとして、いろんな思いや言い回しがあれど
余計な部分をはぶいていくと至ってシンプルで、結局同じ事を言われていると気づく。
昔は
A先生はこう言うのに、B先生はこうだ。それって真逆じゃない??
そんな風に思ったこともある。
でもでも実は同じ事を違う視点、違う言い回しで言われているだけである。
全部同じなのだ。
で、最近は若先生に水曜の担当が変わったのでいろいろアドバイスをもらうんだけど
今まで言われたことがないことや、違う視点からのアドバイスで本当に刺激を受ける。
乗り方に関しては一つ。
姿勢、視線、鐙にのる。
シンプルである。
刺激を受けるアドバイスは競技におけること。
snowは後駆の動きが弱いから大きく見せるように乗ること。
そのために自分が馬にかぶさらない。
体を起こして視線を上にすることで、動きが小さくても大きく動いているように見える。
体を起こすことで背中をつぶしてはいけない。
そのために鐙にのること。
いつも歩幅の伸展で伸びないと書かれる部分も伸ばそうとせずに伸びてるように見せること。
そのためには伸ばす運動の前にしっかりとつめておくこと。
伸びれるよう、動けるバランスに整えておくこと。
などなど。
いつも言われていたことだけど、「大きく動いているように見せる」っていうことには
なるほどと思えて自分でもできそうな気がしました。
無理に動かすことで力みも生まれるし、ガツガツ乗ってるようにも見えて、
所長に
「なんかマッチングが悪い」とか「フィットしてないですね」
なんて言われるんだ。
動かそうとしても馬の限界ってものもあるし。
動かそうとすることで馬が動けない状態になってるっていうのもよくあること。
顎の譲りに関してもそう。
「譲り」
言葉で聞くとどうしても力んでしまうけど、「譲り」という言葉の中にはたくさんの
意味が含まれていること。
「譲らせて」って言われる前にずっと言われていた「受け入れる」と言う意味。
譲らせたいって簡単に言っちゃいますが、それは「受け入れ」があってこそなのだということ。
私はここがなくなっていました。
なんとしても伸ばさないと思って乗った水曜はちょっと強引でした。
けど、その2鞍があったからこそ考えたし、snowにはかわいそうな時間でしたが、
がんばって上手くなるから許してもらいたい。
結局、今のあなたの乗りで果たしてsnowはあなたを受け入れられる準備ができていましたか?
ってこと。
動きやすい体勢で動かしてあげてから馬の受け入れを求めていく。
動かそうと思うと無理が出るから、ここもsnowが受け入れられるテンポで。
得意な運動から始めてもいい。
とにかくsnowの脳みそが私を受け入れようと思ってくれる状態で始めないといけない。
「譲る」という言葉には
「深い受け入れ」
「従順さ」
という意味があるんだと思います。
強引に乗って求められるわけがないです。
snowに乗るコツは焦らないことのような気がします。
そしてそのためには私がもっとぶれない芯の強さと図太さが必要に思います。
これ以上図太いってどうかと思いますけど。
月曜の部内競技会。
柔らかく、snowとマッチした動きができればいいな。
楽しそうに動けるといいな。
そう思います。