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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

後法は前法に優先す

2019年09月09日 17時07分05秒 | えいこう語る

▼日本人として生まれ、世界に誇れるものといえば【憲法第9条】の存在だろう。1項=日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

▼2項がまた素晴らしい。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。なんという素晴らしい宣言だろう。

▼しかし、日本国憲法はもともと英語で書かれている。9条2項は「land, sea, and airforces, as well as other war potential」だ。その「war potential」を【戦争遂行能力】を指すのだというのが、政府の歴代の解釈だ。

▼これまでの政府は、自衛隊の能力は「戦力にあたらない」という見解だったが、もはや並外れた戦力を持っているのは、誰の目にも明白だ。矛盾を維持できる限界ではなくなってきている。

▼自衛隊を取り除くことはできない。国防軍に昇格させるには、どうしても憲法に明記しなければならない。そこでアベ政権は,9条に3項を加えるという。加えても何も変わらず、国民が大災害などでお世話になっている自衛隊を、違憲のままにしておくのはかわいそうだと主張する。

▼例えが適当でないかもしれないが、長年別れて暮らし、夫婦関係が破綻している二人がいる。男は他の女性と付き合っている。女性は周囲からも妻扱いにみられている。だが法律上は不倫関係だ。

▼それでは女性がかわいそうだと思うが、二番目の妻として籍を入れるのは違法だ。違法だが妻は戻らないし、女性と同居すれば世間も女性を妻と認めてしまうだろう。

▼世間に新しい妻と認識させてしまえば、本妻が法律上の妻であっても、世間は女性の方を妻と認めてしまう。こんな例えで、自衛隊と憲法を論じるのは、品がいないと言われるだろうが、アベ総理の改憲論はこの程度の品の無さだろう。

▼アベ総理の憲法解釈が間違っていると、多くの憲法学者が言う。しかし、アベ総理は反省するどころか、憲法学者が間違っていると主張する。6年以上も政権の座についている総理だ。もしかして、憲法学者も時代の変化についていけないのかと、考えたりもする。

▼だがどう考えても、頭が悪いのはアベ総理だというのは、私も理解できる。だが、9条に3項を加えるというのは、頭が悪くない行為のような気もする。

▼憲法には【後法は前法に優先する】という原理があるという。つまり、後で付け加えたというのは、必要だったからだ。そうなれば必要なものなら、1項と2項で制限されても、3項の方が優先するということになる。

▼3項で自衛隊を明記すれば、先に集団的自衛権の行使は容認されているので、日米安保で派兵を要求されれば、戦争に参加できることになる。参加するというのは【充分な戦力】を保持しているから可能だということだ。

▼護衛艦いずもを空母に改良し、イージスアショアを配備し、F35ステレス型戦闘機の大量購入は【戦力増強】以外の何物でもない。つまり自衛隊を3項に明記した時点で、【日本軍】の誕生だ。

▼先日、下村自民党改憲本部長がテレビでこんなことを言っていた。「憲法改正とは、自衛隊が違憲だというのを合憲にしようということだ」と。

▼自衛隊を違憲だというのは、自衛隊に過剰な戦力を持たせた政権与党に対して、憲法違反したと言っているのだ。自衛隊を違憲扱いにしたのは、政権与党なのだ。それなのに、改憲本部長は「責任転嫁作戦」に出た。

▼「アホノミクス」から「ペテン政権」にしたのは、誰でもない。アベ総理を6年以上も維持させている、国民ではないか。
 
▼実は図書館から「憲法が替わるかもしれない社会」という本を借りてきた。その中に憲法学者・長谷部恭男の「憲法問題こそ法の解釈が問われる」という欄を読んだのだが
、私の頭では理解が出来なく、数度読み返し私なりの解釈をした。

▼分かったようで分からないのが憲法だが【後法は前法を優先するということだけは、しっかり頭に残しておこうと思う。

▼この本は昨年文藝春秋社から発刊され、作家で明治学園大教授の高橋源一郎の公開セミナーでのゲストの講演をまとめたものだ。長谷部恭男・片山杜秀・石川健治・森達也・国谷裕子・原武史の面々だ。

忠犬アベ公

2019年09月08日 08時48分18秒 | えいこう語る

▼昔、飼い主が亡くなったにもかかわらず、毎日渋谷駅に迎えに行った犬がいた。「恩を忘れない犬」ということで、忠犬ハチ公と国民は称えた。戦争や軍国主義の時代と相まって、教育に利用されたと言われる。
  
▼時は過ぎ、令和元年。ロシアのプーチン大統領に飼われているのは、日本から贈られたハチと同じ秋田犬だ。「ゆめ」という名前だそうだが、犬好きの大統領は、もちろん「ハチ公」の大フアンに違いない。

▼実は「ゆめ」というのは日本向けの名で、家では「忠犬アベ公」と呼んでいるらしい。アベ公は「北方領土」という言葉が大好きだ。

▼大統領が「北方領土」といえば、いつまでも「お手」を差し伸べる。「領土返還」と言えば、いつまでも「待て」の姿勢を崩さない。だから「忠犬アベ公」と呼んでいるらしい。

▼そこで、日本に向けて「ゆめ」と名付けたのは、領土返還は「夢のまた夢」というメッセージらしい。

▼北海道千歳基地で、オーストラリア空軍と空自が、初の共同訓練を行うという。道内では米軍との共同訓練はおなじみだが、豪軍まで参加となれば隣のロシアは、北方領土は「お手」と「待て」を繰り返すだろう。

▼「北方領土は戦争で取り戻せ」という国会議員もいる。もしかして、日本は本気でそう考えているのではないかと疑われそうな、日・米・豪の北海道での軍事訓練だ。

▼それに新内閣の防衛大臣には、韓国に「無礼ではないか」と恫喝した、河野太郎の声が上がっている。さらに日豪の訓練の名称は【武士道ガーディアン】という。

▼ガーディアンとは守護霊という意味だ。「主にある特定の人物が現世での使命を果たす手助けをする。他にも守護対象に生命存続の危険性が迫った際には、警告夢を見せて守護対象が無事に寿命を全うするように働きかける」。

▼【武士道+守護霊】これをプーチン大統領は、どう解釈するだろうか。「北方領土は絶対返さない。戦争をしても守る」と決意しているのではないか。

▼私が心配なのは「忠犬アベ公」が、虐待されるのではないかだ。そのうち劇薬を飲まされて命を絶たれるかもしれないというような、妄想まで浮かんできそうな気がしている。

入場者を制限するウポポイ

2019年09月07日 17時45分47秒 | えいこう語る

▼2019年4月にオープンした、アイヌの民族共生象徴空間(ウポポイ)には、道内初の国立博物館もある。その公園内の様々な施設が見学できる入場料が、大人1300円とは、首を傾げてしまう。

▼年間来場者100万人を見込んでいるようだが、この高額な料金設定は、博物館の意義を逸脱してはいないか。日本の博物館法第23条は【原則無料】とされている。博物館の存在意義からいうと、至極当然の考えだろう。

▼【100万人と1300円】。これって、世界にアイヌ文化を広めようとの行為とは裏腹に、高額な入場料は、かえって入場者を制限することになるのではないか。

▼私が子供の頃、周囲の大人たちから「アイヌは勘定ができないからだまされる」と聞かされた。適当な計算をすることを「アイヌ勘定」と言っていた。この入場料金と来場者数は、まるで「アイヌ勘定」ではないかと、ふと思い出したからだ。

▼旧土人法が廃止され、今年の4月に「アイヌ新法」が成立した。だが、アイヌ民族の意見を十分反映したのか、また“和人”による、上から目線で作られた法律なのか、法の公平さに疑問が残る。

▼「密漁防止法」があるが、先日もアイヌのリーダーが、鮭を密漁したと訴えられている。儀式などで鮭を使う時は、特例で認めるとしているが、その人物は鮭の捕獲は、先住民の権利だと法に従わない。この行為は「アイヌ新法」に違和感を持つ、アイヌの人がいるというのを私は感じる。

▼新法が出来ても、アイヌ民族の真の復権には程遠いような気がする。むしろ【入場料無料】とし、多くの国民に見てもらうことが、差別してきたアイヌ民族に対する、日本政府の真の謝罪ではないだろうか。

▼「法」とは、秩序を保つためにある程度の強制力を持つ。和人の入植による「法」により、アイヌ文化は強制的に破壊されてきたと言ってもいいだろう。アイヌ新法とは、アイヌの基本的人権を擁護しなければならないはずだ。

▼戦後74年。今我が国は憲法を改正する動きが活発になってきた。一言で言えば「現憲法があったので、戦争をしなくてすんだ」といえる。

▼憲法とは国の基本秩序だ。憲法改正とは「新たな秩序」を築き上げることだ。「新たな秩序」とは、国民のためでなければ「国民主権」と言えない。

▼だが、アベ政権下での改憲は、間違いなく「国家主権」に移行する内容だ。「法」とは何か。もしかして、身近なアイヌ民族の歴史から学べるのではないかと思う。

▼「アイヌの同化政策」は、人権無視につながった。「法の精神」を正しく学ぶのが【ウポポイ=民族共生象徴空間】の、最大の使命ではないだろうか。

▼そうであれば、この施設は【原則無料】の精神を生かさなければ、国民から目を背けられるに違いない。ウポポイとは「大勢で歌うこと」という意味だという。

▼民主主義とは、元々「国民の権力」という意味だ。権力は政権与党にあるのではなく、国民にあるということを、この共生空間から大声で訴えることが、この施設の最も重要なテーマではないかと考える。

▼年間来場者数100万人。入場料金大人1300円という無謀な設定は、アベ政権の末期症状を表すものではないかと、あれやこれやと考えてみた。

戦闘機は国民を救えるか

2019年09月06日 08時24分36秒 | えいこう語る

▼ステレス型F35戦闘機の購入価格は、1機100億円から200億円もするという。それも米国側の言い値で,今後100機ほど購入するらしい。

▼戦闘機に「費用対効果」を計るのはどうかと思うが 、戦闘機は国民の命を救えるのかと自問自答すれば、救うかもしれないが、それ以上に他国の国民を殺傷する、常識外の殺人機(鬼)だ。

▼国民を守るためなら「専守防衛」でもいいはずなのだが「集団的自衛権容認」とならば、必要以上に出撃し、他国の国民を殺戮することになる。「必要悪」という言葉もあるが「最悪」がしっくりくるようだ。

▼なぜこんなことを話題にしたかと言えば、昨日私の店に、60代と思われるご夫婦が来店した。ご主人がF15戦闘機の図柄のTシャツを着ていたので話しかけたら、千歳での航空ショーの帰りだという。飛行機の魅力について、まるで子供のように目を輝かせていた。

▼「戦闘機で国民を救えるか」というような無粋な話は、もちろんしなかった。私の友人に、二人ほど飛行機に魅せられたられた男がいるからだ。それに私は接客担当なので、そんなことまで踏み込めば、オーナーである妻から解雇されるからだ。

▼さて、1年前の今日(9月6日)に「胆振東部地震」が発生した。私の地域も2日半の停電状態だった。特に記憶にあるのは情報の在り方だ。

▼トランジスターラジオを身近においていたが、真夜中だったので、情報収集ができないので、原因や災害の程度が伝わってこない。戦争になれば、こんなことが日常なのかと思い、恐怖感に晒された。

▼私の地域は、役所からの防災無線がある。だが職員自体も情報が全く伝わってこないので、放送することができなかったようだ。2日以上の停電は、便利すぎる文明社会が崩壊すると、いかに不自由だというのを体験させられた。

▼建物が全壊と認められなければ、国の支援が少ない。半壊で300万円の補助だから、高齢者の多い地域なので新築は無理のようだ。それに災害公営住宅での居住は、たったの2年だという。国は、被災者を追い出すということか。

▼10月には消費税が上がる。消費税1%が上がれば、税収は2兆円だと言われる。1年間の時限立法で【災害支援税1%】の徴収をしたらよいのではないかと、考えてみたりもする。それなら国民も納得だ。消費も促されるだろう。

▼納得がいかないのは、やはり戦闘機の大量購入だ。この金額を災害復旧にあてれば、国民は助かる。やはり戦闘機では、国民を守れないということになる。

▼さらに情けないのは、ウラジオストクでのアベ総理とプーチン大統領との会談だ。北方領土の交渉は「打開策見えず」と新聞は報じている。そんな見出しでなく「全く無能に近い」と、正確に情報を発信してほしいものだ。

▼北方領土には経済協力を惜しまないと言い、災害地の国民には補助を渋る。【こんな総理は退陣してもらいたい】と一斉に報道してほしいものだ。それに次期内閣改造だ。留任が多いと聞けば、早朝から腹が立ってしょうがない。

▼私は切腹を二回経験している。病気による手術だが。腹を立てれない状態だが、いまだに腹が立つ。これは間違いなく、アベ総理のせいだ。

▼【韓国にだけ強い総理】。そんな見出しを、明日の全新聞のトップに期待したいものだ。つまり情報を正確に伝えてほしいという、新聞社への期待だ。

           戦闘機の飛ばない青空
                       三等下

新聞が届かないかもしれない朝

2019年09月05日 07時00分04秒 | えいこう語る

▼午前4時半、玄関に新聞が投稿される音が聞こえ、販売店の車の走り去る音が聞こえた。北海道新聞を取り上げると、真っ先にみるのは一面の見出しだ。

▼「被災3町・人口690人減」。1年前の胆振東部地震、家や仕事を失っての転出が続いているようだ。だが、今後も土砂崩れが起きそうな危険地帯のようだ。住める土地ではないと判断したのだろう。さらにその時に発生した、全道ブラックアウト(停電)の恐怖も、離郷を後押ししているのだろう。

▼「逃亡条例正式に撤回」。香港での民衆デモで政府が折れたようだ。立ち上がった国民に敬意を称したい。改憲で、軍隊を持つという我が国に、このような国民的デモは起きるのだろうか。民主主義について改めて考えさせられる、海外の出来事だ。

▼「観光雇用への貢献評価。政府IR選定方針案公表」だ。もはや賭博解禁、寺銭で自治体の資金を獲得しようとの「品格のない国家」への第一歩だ。「違法なバクチを合法にした法律」だと言った、担当役人の言葉が脳裏に染みついている。

▼トップ記事を見て、今日も我が国は平和でいることができるのだろうかと、期待と不安を感じながら新聞を開くのが、その日の最初の仕事だ。

▼こんな記事を見つけた。【新聞を開いて僕は世界を知った】。これは日本新聞協会の新聞週間で選ばれた、中学2年生の標語だ。【人ごとが我がことになる新聞で】【変わる世を確かに伝える今日の記事】【新聞を広げてシェアする夢・希望】が佳作に選ばれた。

▼近隣の町で、朝日新聞を購読している友人がいる。私も以前は朝日をとっていたが、町会長をしている関係で地元紙に切り替えた。その時も地域で朝日の購読は、数人だった。

▼友人のところも、朝日の購読が少ないので、人件費などの問題で配送が困難になり、国道側の家に投函箱を設けるから、そこまで取りに来てほしいとなったという。

▼半世紀近くも朝日新聞を購読している友人は、もはや他の新聞を読む気にはなれないだろう。新聞購読の選択もままならない過疎の地域だ。そのうち「新聞少年ドロン君」が、配達してくるのだろうか?。

▼人口8百人ほどの我が地域「新聞少年」という言葉はとっくに死語だ。新聞おじさん、おばさんも高齢化し、新聞販売店の御夫婦が全地域を担当している。

▼数年前からアルバイト募集を繰り返しているが、まったく声を上げる気配もないようだ。しかも、二人とも70歳前後だ。我が地域も、間もなく新聞の届かない地域になってしまうのではないかと心配する。

▼新聞を愛している私に、休刊日の前日、私の妻は「明日は新聞がないので、あわてふためかないでね」と、必ず忠告する。私は新聞が来ない日は「恋人に会えない?」ような、悲しい顔をし、一日中狼狽しているように見えるらしい。

▼【新聞は平和の国への道標】。これが私の標語だ。少子高齢化、限界集落には、新聞が来ない日がやって来るかもしれない。だが、多くの補助金を出し、アベ総理発行の新聞が届くかもしれない。

▼昔、つのだじろうさんの【恐怖新聞】などというのが漫画にあったのを、ふと思い出した。