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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

この国の民主主義はかたちだけ

2019年09月19日 11時09分42秒 | えいこう語る

▼東京新聞の望月依塑子記者が書いたものを映画化した【新聞記者】という映画を観た。望月さんと言えば、強面の菅官房長官に矢継ぎ早の質問をし、煙たがられる女性記者だ。

▼アベ総理の盟友である、加計学園の加計幸太郎の医学部新設に対し、官邸側の関与があったのは、誰の目にも明らかだ。公文書改竄をさせられた職員が自殺に追い込まれ、責任を取らされた役人は、英国公使とかで外国に一時避難をしている。何んの解決もないまま、加計学園は開校した。

▼アベ総理べったりのジャーナリスト山口敬之が、女性ジャーナリストをレイプした事件。女性が勇気を出しテレビで訴えたにもかかわらず、官邸側の圧力で不起訴になったと報じられている。

▼アベ明恵夫人が、森友学園の籠池理事長に100万円贈った事件などは、逆に籠池が犯罪者にされたような結末だ。まるで、水戸黄門の出ない、時代劇の裁判のようだ。善人が悪人にされてしまうのが、アベ政権下での日常茶飯事件だ。

▼裁判所まで官邸に支配されては、もはやアベ一強の長期政権下では、総理はどんなことも自分の都合がよいように、コントロールできるようだ。「全権委任法」がすでに我が国で実施されているという感じだ。

▼そんなことを、映画【新聞記者】は、見事に描いている。日本は【国民主権】というが、実は【国家主権】になっているのではないかと、感じさせる映画だ。国家が主役になると、国家の都合の悪い、つまり【真実】は、限りなく抹殺されてしまうのだ。

▼真面目な官僚などは、自殺するか、それとも【国家の犬】と化して、官邸から首輪をはめさせられてしまうのだ。よく官僚は、学力があるが世間を知らないというのは、一般人の遠吠えに過ぎない。

▼最高の官僚というのは【世間知らず】でいいのだ。世間など知ってしまえば、国民のことを重視しなければならなくなる。官僚に期待されるものは【国家のため】であって【国民のため】ではないからだ。

▼憲法改正で軍事国家にするというのは【国家主義】にするということだ。というのが、映画を観て直後の私の単純で素直な感想だ。

▼だが、この映画は総理が関与した、盟友の人物の新設大学が、実は「軍事に関する研究機関」だということを、女性記者の新聞社が一面に出したところで、幕を下ろす。これって、衝撃的な映画だ。

▼ちなみに、主演の女性新聞記者は、韓国の女優シム・ウンギョンが好演している。日本の女優が次々断ったと言われている。だがこれほど権力に抗う映画をつくれる能力を持っていることは、日本のメディアが、底力を持っているということだ。鑑賞後、なんだか心が晴れた気分だった。

▼劇中「ダグウエイ・シープ」という、米国で実際に起こった羊の大量死事件がキーワードとして登場してくる。米軍の化学兵器製造の問題だ。これと映画の新設の大学の関係がつながってくるという設定だ。

▼【モンサント】という言葉が浮かんできた。サッカリンの製造会社だ。第一次世界大戦に、爆弾や毒ガスの製造で多額の利益を得る。その後もPCBや枯葉剤、ダイオキシンなどで巨大産業となる。その後、遺伝子組み換え作物に進出する。政府やメディアを巻き込み「規制」をつぶしていく。

▼もし、我が国がTPPを結ぶなら、世界中の食料を独占しようとするモンサントに支配されてしまう。これは、佐高信著「安倍晋三と岸信介と公明党の罪」に書かれている。

▼憲法改正で軍隊を持つ国家になるというのは、どんなことだろうか。軍隊は敵を殲滅しなければならない。敵が復活した時の報復が恐ろしいからだ。化学兵器の製造がその例だ。人体に影響を与え、戦闘能力の消滅を図るのが目的なのだ。

▼化学兵器の製造は、やがて作物の遺伝子組み換えまで及ぶ。アベ総理が関与したと言われる、加計学園の新設は、動物のインフルエンザなどの研究というのが、メインだそうだ。

▼加計学園問題、それは【ダグウェイ・シープ】や【モンサント】に、通じるかもしれないというのが、映画【新聞記者】からの、最大のメッセージなのだろうか。

▼【対米従属】から【対米中毒】に近い症状の安倍政権。米国と対等の軍事国家体制を考えているとしたら【加計問題】とは【化学兵器製造】の、官学軍協働体制の確立の布石ではないだろうか。

▼いまや、蚊帳の外におかれた状態のTPP問題。アベ一強政権は、すでに日本上空で【健忘剤】を、米と空自の戦闘機でばらまいているのではないだろうか。

▼なんだか、真実がどんどん曖昧になってきそうな気がしてならない。映画の中で【内閣情報調査室】のトップが言う言葉が心に焼き付いた。

▼【この国の民主主義はかたちだけだ】。この言葉に、戦後74年が集約されているのだろう。まとまりのない感想だったが、日本映画万歳!を叫びたかった映画だった。

▼昔の女優、沢村貞子さんは、昭和初期日本の侵略戦争に反対する運動に参加して、アカとして通算1年8ヵ月も投獄された。特高警察から裸にされても、自分は正しいと筋を曲げなかったという。

    筋の入っていない人間が歩く令和
                    三等下

 ※ 私も手術で、体内に数本ステンレスの釘が入って
   いた。筋金入りと自負していたが、抜かれてしま
   った。

南北軍事基地強化構想

2019年09月15日 20時33分45秒 | えいこう語る

▼「南北軍事基地」とは、韓国と北朝鮮のことではない。日米安保条約をより強化するため、我が国を極東で最大・最強の軍事基地にする構想だ。北海道を沖縄と同列の軍事基地にしようとする、アベ政治の思惑が顕在化している。

▼北海道陸自矢臼別演習場で、九州と沖縄を管理する西部方面の自衛隊が、米軍と共同で射程距離の長いロケット砲の実弾訓練を行うという。これは初めての訓練だという。

▼広い大地・北海道は絶好の訓練場所になるのではないかと予想していたが、やはり私が考える程度のことは、アベ総理も考えているようだ。しかも、政府は北海道を【訓練道場】と呼んでいるというから、道民をバカにしている。

▼「北海道」改め【訓練道】と呼ぶ方がいいのかもしれない。その道をまっしぐらに進むのが、鈴木“直道”知事だ。官邸と直結していると知っていながら、鈴木知事を選んだのは道民なのだ。

▼その鈴木に勝てる唯一の野党候補が、立憲民主党の逢坂誠二だった。逢坂は各方面からの強い要請にもかかわらず固辞した。彼は過去にも勝てると知事候補だったのに、直前で出馬に踏み切れなかった。

▼今回も道民の期待を裏切り、国政に残った。どちらが得なのかは逢坂個人の選択なのだろう。国政に残り北海道を守るのか、現場のトップで北海道を守るのか、道民としては北海道知事としての逢坂に期待している方が多数だろう。

▼もし逢坂が知事ならば【訓練道場】は阻止できるかもしれない。もちろん道民がその決断に賛成するからだ。だが、逢坂の不出馬が鈴木に大量得票を許してしまった。鈴木は官邸と直結だ。鈴木に知事の座を与えたのは、逢坂と道民だ。

▼北海道は、沖縄と同列の米軍の基地に成長していくだろう。いくら野党が騒ごうが、もはや北海道は【南北軍事基地強化構想】をまっしぐらに進んでいくに違いない。

▼その軍事構想はロシアに脅威を与える。ロシアは北方領土を守るため、4島の軍事強化を行うに違いない。日本がいずれ北方領土の奪還で、侵略すると想定するからだ。

▼元自民党の丸山議員が【北方領土は戦争で取り戻す】といったのはありうることだと、ロシアは確信するだろう。丸山は日本の最高峰の東京大学卒だからだ。鈴木を知事にしたということは、北方領土は捨てたのではないか。それを戦争で取り戻すのではないかと、ロシアに考えさせてしまうからだ。

▼さらに、捨て場のない「核のゴミ」も、核のゴミ研究センターがある幌延に埋められるのだ。賭博場も苫小牧につくられるのだ。鈴木を圧倒的な得票で知事にしたという道民の判断は、政府からみたらそれらをすべて可能にできるという、お墨付きを与えられたということなのだ。

▼矢継ぎ早に、本年度内に日米共同訓練が、道内各地でおこなわれる予定だ。広大な大地北海道にロケットが飛び交い、ステレス型戦闘機は低空を飛び回り、戦車が原野だろうが公道だろうが自由に走り回り、オスプレイは周囲を気にせず飛び回るに違いない。

▼日本政府にとっては、沖縄と北海道は離島であり、軍事基地としての評価しかしていないのだろう。それを実証するように、アベ総理の懐刀である【江藤晟一】を、ついに【沖縄。北方対策内閣府特命担当大臣】に起用した。

▼「衛藤晟一」がどんな人物かは、皆さんがぜひ検索し調べてほしい。所属団体をみても「神道政治連盟国会議員懇談会」「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」。最も注目するのは、日本最大の右翼団と世界中のメディアも注目する【日本会議】、その【日本会議議国会議員懇談会】の幹事長でもある。

▼衛藤大臣の言動に注目したい。いよいよアベ政治は【憲法第九条の改正】のアクセルを思いっきり踏んだのだ。国威発揚のボルテージがのではないかと考えるマックスに上がる来年の五輪。今日(15日)のマラソンの五輪出場選考会は【強い日本と改憲への意欲】がたっぷり盛り込まれていた。

▼スタート前【君が代】の独唱があった。終了してからならまだしも走る前からだ。アベ総理の【美しい国へ】の「国威発揚」の意識が、むき出しに見える今日の大会だった。

▼と思いながらも、女子選手の死力を尽くした走りには、思わず涙ぐむ私がいた。平和の祭典ともいわれる五輪。できれば政治色抜きで、世界各国の選手にも応援してみたいものだ。
 
▼元に戻るが、鈴木直道知事に圧勝させた北海道。若い鈴木知事は情熱をもっての一生懸命さが魅力だ。だが、その陰に暗躍するアベ政治なるものの、実態を見極める能力を高めることが、いま国民に最も必要なことではないかと思う。

▼そんなもの思う秋が、私たちの周囲に迫っている。
 
      すすきが美しく思う歳となり
                   三等下

日本会議内閣

2019年09月13日 05時59分09秒 | えいこう語る

▼第4次アベ再改造内閣が発表された。アベシンゾウ以下、右翼団体「日本会議」に属する顔ぶれが並ぶ。開催まで1年を切った東京五輪を頂点に、戦後民主主義の解体を目論む、ずばり「憲法改正内閣」を強烈に前面に出した布陣だ。

▼全員が軍服を着て、皇居への就任式に臨む。軍靴の音が響いてきたところで、夢から覚めたのだ。内閣改造の朝刊を見ているうち、二度寝をしたため、こんな恐ろしい夢を見てしまったのだ。

▼「日本会議」はアベ総理の支援団体だ。日本の政治をリードし、アベ総理の理想とする国家「美しい国へ」と、国民を誘う政治思想団体だ。この実態を知るため、青木理・菅野完・山崎雅弘、三氏の本を読み比べている。

▼私は日本人だが「国家」が私を守ってくれるのか「国民」が国家を守るのか判断に迷う。我が国は民主国家だから、国家より国民が主役ということになる。

▼デモクラシーとは、元々「国民の権力」という意味だというので、国家より国民の方が上だということになる。だが国防を考える時、国家に頼らざるを得ないような気がする。

▼「国防」は国民の安全を守るので、大切だと思う。しかし、最近は「国防と防災」が、まぜっこになっているような気がする。両方に自衛隊の存在意義は欠かせないからだ。

▼だが、まぜっこが曲者なのだ。真実を曖昧にしてしまうからだ。最近も、まぜっこにさせる政策がある。消費増税の還元などはそのいい例だ。それが「アベノミックス」だったのかと、今になって思ったりもする。

▼さて横道にそれてしまったが、今日の組閣の顔ぶれは、マジに改憲を狙う目つきをした顔ぶれだ。そろそろメディアも【日本会議】について国民に説明してほしいものだ。

▼私が愛読する北海道新聞の新組閣についての社説も、切れが悪すぎる。新閣僚の批判だけだ。汚点を並べただけで、さてどうする。アベ総理はメディもこの程度のレベルだと、高笑いしているに違いない。

▼【日本会議と新内閣の顔ぶれ】という、北朝鮮のミサイル並みの攻撃を仕掛けてほしかった。私が支払う月額3925円の購読料は、アベ政権に「憲法第9条」を改正させないための、資金援助なのだ。

▼今日の社説のタイトルは「改造内閣・何のための安定と挑戦」だ。総理が「安定と挑戦の内閣」と言ったことに反論したものだろうが、ネコナデパンチをくらわしたような程度の気合の足りないものだ。

▼【日本会議】の特集は、北海道新聞が先鞭をつけてほしいと思う。美しい北海道の紅葉の中で【日本会議】の実体をじっくり読ませてほしいものだ。

※実はこのブログ、昨日(12日)書いたものだが、UPするのを忘れていました。

米国ファーストと日本国憲法前文

2019年09月11日 12時06分19秒 | えいこう語る

▼昭和22年、文部省が発行した【新しい憲法のはなし】という本が手元にあるが、入手経路がまったく思い出せない。発行元は「日本平和委員会」だ。誰かの憲法講演会で購入したのかもしれない。

▼「憲法のはなし」には、こう書かれている。【憲法は、前文に記されたような考えからできたものですから、前文にある考えと、ちがったふうに考えてはならないということです】さらに【これから先、この憲法をかえるときに、この前文に記された考え方と、ちがうようなかえかたをしてはならないということです】。

▼戦争が終わり、文部省は「軍隊養成学校」としての役割を反省した。それが「憲法のはなし」として、国民に「憲法遵守」を知らしめたのだろう。しかしこの頃、この考えを否定するような、文科省の動きになってきたようだ。

▼アベ政権に、憲法を改正しようという動きが出てきている。自民党の憲法改正草案を読むと、前文の精神から逸脱しそうな内容だ。こんなことで、憲法を改正してはだめだと、文部省も言っていたはずなのに。

▼憲法前文だ。【政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する】。

▼アベ政権は、この前文を無視し、戦争ができる国へと改正しようとしている。憲法前文も解釈できないほどの、無能な政権なのか。いや、全文も全部かえてしまい【全権委任法】の成立を目指す政権なのか。

▼戦争できる国家を、再び再現しようとするのは誰の差し金なんだろうか。前文にはこのようにも記されている。【われわれは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信じる。日本国民は,国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ】。

▼「自国のことのみのに専念して」という言葉で、誰かを思い出しませんか?。アベ総理が運命共同体と自認する、トランプ大統領だ。【アメリカン・ファースト】こそ、戦争へのメッセージなのだ。それにコバンザメのように引っ付いているのが、アベ総理ではないか。

▼「憲法のはなし」の中にはこう書かれている。【じぶんの国のことばかり考えていたので、とうとう戦争を始めてしまったのです。そこで新しい憲法では、前文の中にこれからは、国際平和主義でやっていくことを、力強いことばで書いてあります。またこの考えが戦争の放棄、すなわち、これからは、いっさい、いくさはしないということをきめることになってゆくのです】。

▼アベ総理は「国際平和主義」を「積極的平和主義」と言い換えた。積極的を先頭に持ってきて、平和主義の真の力を曖昧にしようとする魂胆ではないか。

▼つまりここでなにを言いたいかと言えば、日本国前文は「トランプのような者と付き合って、再び戦争を起こすことがないように」と書かれてあるのではないかということです。

▼「憲法のはなし」の『戦争の放棄』の記載です。【こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただおそろしい、かなしいことが、たくさん起こったではありませんか。戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです】。

▼アベ内閣の新閣僚が発表されている。今の新聞の社説に、新たな切り込み方を期待できるだろうか。アベ改憲を阻止するには、文部省発行の【新しい憲法のはなし】が、最も有効的ではないかと思う。

▼野党代表が、国会でこの冊子を取り上げ、憲法改正論議へ挑戦してほしいものだ。憲法前文も理解できないものは、日本国民とは呼べなし、政府とも呼べないはずだからだ。

▼新アベ内閣を「N国」同様『JF内閣』と呼びたい。日本漁業内閣ではない。【ジャパン・ファースト内閣】という意味だけど。

新聞は伝えなければならないことを伝えているか

2019年09月10日 08時17分55秒 | えいこう語る

▼世の中の情報を、テレビと新聞でしか収集できない田舎に住んでいる。9月10日の北海道新聞を読んでの、愛読者としての素直な感想だ。

▼【日産西川社長辞任】。前ゴーン社長の不正行為には驚いたが、それを見抜けなかったというより、見過ごしていたはずの経営陣から、西川が社長となって経営の立て直しを図った。フランスに占領されていた日産を、取り戻したというふうに思えたが、実は日産の組織体系に問題があったのではないだろうか。

▼西川がゴーンと同じ不正経理で辞任したことに対し、日産という大企業が持つ体質に問題があるはずだと思うのだが、それを記事にしない。東芝が原子力部門で失敗したのは、経産省の関与もある。大企業に対する政府の関与を鋭く掘り下げてほしい記事だ。

▼【米帰還兵、1日20人、戦死者越す自殺】。米国同時多発テロから18年が経った。報復戦争での米軍の戦死者は6700人だが、年間7000人もの自殺者は「戦争の狂気」を証明している。我が国の「憲法改正」と連動させた報道を期待したい。

▼【コープの5%還元認めず】。消費増税で、大企業にはキャッシュレス還元を認めているが、コープは大企業枠外にもかかわらず、枠内とみなし還元を認めないと経産省が判断した。これも経産省の不正関与だ。

▼問題は、なぜこんな複雑な増税をしなければならないのかを、徹底追及してほしいものだ。「米国からの戦闘機購入と消費増税」そんなタイトルで。

▼【吉川農水相交代】。北海道の議員だが、就任当時私は、ブログでその能力を評価しなかった。TPP問題をさばける人物ではないからだ。官邸に近い人物というだけの使い走りだ。
 
▼知事選の時も、主導権を発揮できなかったし、自分の息子を選挙に出させるために力を注いだ人物だ。人柄がいいというだけで、田舎議員レベルの人物だ。今度の候補は、江藤首相補佐官だという。官邸主導が強くなり、北海道の一次産業がどうなるかを、報道してほしい。

▼【日ロ・地上イージス配備で議論】。一応、仮想敵国とされるロシアに、なぜ武器の配備を協議しなければならないのか。米国に高額な武器を押し付けられ、ロシアには配備に注文付けられる。アベ総理の弱腰外交を追求してほしい。

▼【空自と豪軍の訓練・安全管理徹底を道が要請】。これも茶番だ。米国ばかりではなく豪州と軍事協定を結べば、TPPで牛肉まで大量に輸入されはしないか。「北海道の安全・安心」を、こんなところから深堀りしてほしいものだ。

▼【自衛隊中東派遣判断を保留】。日米安保がある集団的自衛権を容認できるなら、日本はなぜ判断を渋っているのか。「トランプの口車に乗せられてはならない」という内容の記事を書いて、日米安保の不確かさを追求して欲しいものだ。

▼まったくつまらない記事だ。【道議会喫煙所・自民会派なお結論出ず】。新庁舎に議員用の喫煙所を設けないとしたが、再度役員会などで検討したいと、自民道連の佐々木会長が発言した。

▼佐々木は私の選挙区だ。何をやっているのかと思っていたが、今どき煙草を吸いたいから喫煙所を設けてほしいと、とぼけたことを言っている。煙草のヤニが脳までしみ込んでいるのだろうか。ヤニ議員に直接インタビューしてほしいものだ。

▼というのが、一道新愛読者の勝手な意見だ。ということで,今日の社説は【日米韓から日米豪三国軍事同盟へ】というタイトルで書いて欲しかったが「巨大IT規制・個人情報保護は急務」と「ラクビーW杯・すそ野拡大のきっかけ」だ。

   新聞は平和死守が使命なり   三等下

▼尊敬する山頭火に「どこからともなく雲が出て秋の雲」という句がある。私ならこうしたい。
   
   どこからともなく雲が出て秋の空  三等下

  
北海道の高く澄み切った青い空に、日本と米国と豪州の戦闘機の雲が現れないように願うからだ。