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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

アベ総理の目指すもの

2014年04月12日 15時41分07秒 | えいこう語る
「アベノミクス」は、経済政策ばかりではなく、本当は「アベノミックス」で、戦後日本の様々な安全システムを、アベ流にごちゃ混ぜにして変革するものだと思っていたが、どうやら「ミックス」の方が正しいことが、現実化してきたようだ。
アベ総理が公約に掲げる自衛隊を軍隊にするためには、まず集団的自衛権の行使を容認させ、戦争が出来る国にしなければならない。
北朝鮮が戦争を仕掛けてくる「朝鮮半島有事」の危機感を煽り、有事の際米軍の援護に、集団的自衛権が行使できるようにしなければ、日米安保の意味は無いという考えだ。
我が国のマスコミ報道は「北朝鮮問題」がやたらと多くないか。
なぜこんなにまで「三代目バカボン」を取り上げるのかと不思議に思う。
北朝鮮情報を頻繁に報道することより、三代目バカボンが世界一の危険人物で、いざという時は米軍と共同して、我が国を守らなければならないということを、普段から国民に植えつけるという、政府の広報活動の一環ではないかと、疑いを持ってしまう。
国民が知りたいのは北朝鮮情報ばかりではなく、世界各国でどんな政治的軍事的な動きがあるのかということだ。
北朝鮮の国内事情など、マスコミが騒ぐ芸能人の浮気騒動のようなものではないか。もちろん、拉致問題など人権に関する問題は忘れてはいないが。
※掃除したての春の庭。5月末にはつつじが咲き誇る。


北岡伸一が安保法制懇のメンバーに入ったので心配していたが、やはり角を出してきた。
大学の学長という割には能ある鷹ではないようだが、タカ派であることに間違いない。
「PKO活動は武力を禁止されているが、他国軍と一体になる行動をするのに(武力行使との一体化)を禁じる憲法解釈は最初からおかしい」と発言した。
集団的自衛権の行使を容認すれば、自衛隊に死者が出る可能性があるのではという質問には「事実上ほとんど無いだろうが、絶対にゼロとはいえない」と、答えている。
彼が考える集団的自衛権は、自国防衛ばかりではなく、侵略戦争も可能にするという意味を含んでいるようだ。
「陸・海・空その他の戦力はこれを保持しない」と世界に宣言した我が国が、自衛隊を持ち、これに反対してきた野党第一党が、政権の座に持ち上げられて、あっさりと自衛隊が合憲であることを認めた。
戦力を持たない国なので、武器の輸出も出来なかったが、アベ政権下ではいとも簡単に解禁となった。
消費税増税も軽くやり過ごし、何をやっても総理の支持率は落ちない。
国民って、こんなレベルなのかと見下し、福島第一原発事故の目処も立たないまま、原発の輸出で経済を立て直すと豪語する。
もちろん、再稼動あり大間原発ありだ。
「アベノミックス」が吹き荒れる中、私たちは「アベノメザス」ものを読み取らなければならない。
「積極的平和主義」とはいうが、積極的日米同盟の強化が進む。
米軍と肩を並べる関係とは何か。
フクシマの惨劇だって、国民は忘れかけている。
ヒロシマ・ナガサキは、敵国が起こしたことで歴史のはるか彼方のことだ。
従って、「アベノメザス」は、原発を再稼動し「核保有」というのが私の結論だが、STAP細胞と同様、未熟な内容だと却下されるのだろうか。


大間原発VS函館市民

2014年04月11日 13時56分52秒 | えいこう語る
4月3日に、大間原発建設差し止め訴訟を、国と電源開発に対し提訴した函館市長の動向だ。
10日には東京で、外国人特派員協会の記者会見に臨んでいる。
※青い海


外国人は奥歯に物が挟まったような質問はしない。
「立地自治体と同様補助金を求めているのか」という質問には「もちろんそうではない」と答えている。
ただ、避難する場合、幹線道路が1本しかないので困難だという発言をしている。
これは下北周辺自治体も同じで、避難道路の建設を国に申し出ている。
道路建設は地元の雇用や経済にもつながるので、国としても受け入れやすい要望だ。
「立地自治体同様の同意権を認められたら、函館市民が同意すれば建設に同意するのか」という質問には、今から予断をもって判断するといえないが、市議会なり市民の間で議論することになる。(同意か不同意か)どちらへ行くか分からないが、それを函館市長としては尊重することになると思うと、答えている。
今のアベ政権は、憲法改正など朝飯前の強行路線を突っ走っている。
国策に背く者など「ガラス固化体に混ぜて、地中深く埋めてやる」ぐらいの考えに違いない。
ならば、函館市としては、全国の原発周辺自治体との共同戦線を張り、国に対し包囲作戦を敢行するのが常套手段ではないか。
そのことを質問された函館市長「それらの自治体と共に頑張ろうというつもりはない」という。
一自治体の国への提訴は、原子炉に蚊が刺すようなものだ。単独で戦いきれるのかと心配する。
函館市議会は、今回の提訴については全会派一致の賛成だが、3名の議員がクレームをつけている。しかし、議会は市長側に立つのだから「同意か不同意か」は、若干の反対はあろうが市長の判断に任せるに違いない。
肝心の市民はどうか。
市長は、市民最大の組織である「町会連合会」に相談を持ちかけるだろ。
だが市町連、市からの補助金が入っている。2年前までは、市からの天下りの指定席もあったが、今はその席は取り外した。
永年そんな体質だったので、どちらかといえば市長応援団という傾向が強い組織に感じる。
「函館丸」の大船頭としての市長の責任は重い。押し寄せてくる大波に心も揺れ動き、孤独な判断を求められるだろう。
しかし、それは市長の背負う十字架だ。
市長の提訴に、遅ればせながら市町連も「大間原発対策委員会(仮称)」設置の方向に進んでいる。
大間原発が私たち函館市民に問うものは「市民自治の精神」ではないか。
それは同時に「お任せ民主主義」からの脱却なのかもしれない。


STAP細胞事件

2014年04月10日 10時47分33秒 | えいこう語る
「田舎のオヤジの見解」
研究者としては小学生並みの初々しい感じがする小保方さんが、よってたかっていじめられている感じがするんでないかい。
小学校の入学式が終わったばかりだというのに、なんだかかわいそうな気がするな。
俺たちの世代なら、おふくろの様に割烹着を着てかわいいので「♪おーい小保方さん、おぼかたさんよー」なんて、応援の歌でも口ずさみたくなるよな。
だめな細胞を蘇らせるというのは、正直驚いた。
身体の悪い人は、すごく喜んだろうな。
でもその反面、これ以上人間が長生きしたら、困ることも起きるのではないかって、ちょっぴり心配したものだ。
科学って、誰もが理解できるように合理的に証明しなければならないっていうが、俺なんか始めは「スタッフ細胞」と勘違いして、スタッフが協力しながらで作り上げたものだと思っていたんだ。
留学してたハーバード大学のスタッフは、小保方さんは成功しているというが、彼女が現在所属している理化学研究所というところが、改ざんだとか捏造だとか、彼女の単独犯行のようなことをいっている。
普通考えて、所属のトップに承認も得ないで、ノーベル賞レベルだといわれる、あれほどの発表を勝手にするだろうか。
専門家にいわせれば、小保方さんレベルの論文では、科学者としては失格ということになるようだ。
「STAP細胞を200回も確認した」という発言は「情緒的で科学者の発言ではない」という人もいる。
「割烹着の科学者」は、おままごとをしていたのかと、そんな感じもしてくる。
でも、理化学研究所なるものは、研究者を育てるところだというのに、そんな責任は微塵にも感じられない。
小保方さんを、幼稚で無能で虫けら扱いだ。
俺はジャンヌダルクのフアンだから「魔女裁判」を連想してしまう。
※定置網が設置された。冬が終わったという感じだ。


裁判官役の理事長はノーベル化学賞の受賞者だ。
「不斉合成のための触媒分子を開発」したというが、俺なんて科学と化学の区別もつかないので、この賞は「不正分子」を発見するものだろうかと思ってしまう。
このノーベル賞おじさん、学者には笑顔など無用といわんばかりの冷徹さに見える。
この研究所、世界最高水準の研究を目指す「特定国立研究開発法人」の指定を先送りされたらしい。
指定されると、もっともっと、お金が国から入ってくる法人らしい。
研究成果だけを目的にし、人間性を育てない研究所なんて、お金を儲けるための悪魔の手先の研究者を育てる、研究所ではないか。
文部科学省も、この研究所に改名を命令したらいい。
「利権触媒研究所」と。
「俺は戦後、天皇制なるものを全てぶち壊すために生きてきた」と、憤慨していた大島渚監督の言葉を思い出した。
田舎オヤジは今回の騒動で、つくづく組織の醜さというものに怒りを覚えるのだ。


矛盾について考える

2014年04月08日 13時58分07秒 | えいこう語る
昔、楚の国に、どんな盾でも破る矛と、どんな矛も破る盾を一緒に売った男がいた。そこから、つじつまが合わないことを「矛盾」というようになった。
先日話したことと、今日話したことが、まったく反対のことをいい、妻にしかられることなど、私なら数え上げたらきりが無い。
つまり人間とは、自分の都合のよい言動を繰り返す動物なのだ。
矛盾と同じく、中国には「朝令暮改」という言葉がある。
朝出した命令を夕方には改める。法令がしばしば変わることをいう。
中国語は日本語の母であるというのは、我が村に於いても実感できる。
私が村に戻ってから知ったのが「日暮れ嘘」という言葉だ。
※嘘なんて、つこうなんて思わない朝だ。


文字通り、朝ついた嘘が日暮れにはばれてしまうというもので「朝令暮改」が、地域に根ざした言語になったと思う。
嘘は嘘でも、罪の軽い嘘だ。
だが、この「日暮れ嘘」をつく人物は、要領が好く世渡り上手だ。軽く人を騙し、騙された人もたいした内容でないので、怒る対象でもないからだ。
一般社会ではたいしたことではないが、政府や政治家の「矛盾」や「朝令暮改」は、国家の安全や平和にとって、看過し難いことになる。
まずワタナベ善美の「8億円」。
これは、政党党首としてあるまじき行為だが「日暮れ嘘」程度のものだ。信頼は失っても、また要領よく立ち回るのだろう。それが政治家だと国民は思っているからだ。
だが戦争終了後に出来た、日本国憲法前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないよう決意し、それは選挙された国会における代表を通じて行動される」とある。
戦後69年も経って、一般的には「朝令暮改」とはいえないが、憲法を遵守しない行為は「朝令暮改」の範疇だと、歴史の長い漢字の本場中国では、理解されているに違いない。
「ダイナマイト(石破)茂」幹事長は、攻撃された米艦船を自衛隊が防護する場合いに、公明党が主張する個別的自衛権拡大解釈は正しいやり方ではなく、集団的自衛権の解釈が適当だという発言をした。
彼の顔をまともに見ては、彼の霊術にかかってしまう。
彼は、相手の矛盾を突きながら、自らの矛盾を正当化する「矛盾変換術」を会得しているのだ。
集団的自衛権の解釈変更は「違法行為」として、内閣法制局が長い間主張してきた。彼の解釈は違法行為なのに、公明党の「個別的自衛権の定義を変えるやり方は正しいやり方ではない」という、すり替えをする。
マスコミは、ダイナマイト茂の「矛盾変換術」を正常な解釈に変換し、報道しなければならない。
この「矛盾変換術」が世の中に横行し始めると「戦争する国」が「積極的平和主義」と文字変換される。
こう書いている私も、何がなんだかよくわからなくなっている。
日本国民が「矛盾」を「矛盾」として理解できなくなった時、「矛」と「盾」が同時に売れることなのかもしれない。
「防衛装備移転三原則」などという閣議決定を、アベ総理は「積極的平和主義」と誤解しているようだが、私は「武器輸出三原則」が、真の「積極的平和主義」だと思っている。
今夜の夢は、3Dプリンターで自ら武器を作り、38度線に立っている私がいる。そんな恐ろしい夢を見そうな予感がする。


米軍基地日本

2014年04月07日 08時45分50秒 | えいこう語る
東日本大震災の時、東北出身の小野寺五典衆議院議員は、復興計画の遅さに涙を流して訴えていた姿に、真心の政治家を我が国にいたのを私は心に刻んだ。
優しさそのものの風貌はいまだに残っているが、防衛大臣になってからのオノデラは、まるで悪魔に取り付かれたような仕事振りだ。
来日したヘーゲル米国防長官との会談で、武器三原則を見直し解禁したことや、集団的自衛権行使容認を可能にし、日米安保の強化を約束した。
それに対し米国は、現在5隻のイージス艦を日本に配備しているが、さらに2隻追加すると約束した。
あまりにも一般的考えだけど、7隻で守ってくれるというのであれば、滞在費用や燃料代は、我が国が持たなければならないだろうと考えてしまう。
どう見てもお坊っちゃま顔のオノデラ防衛相、防衛大臣などはあなたにふさわしくない。
病気を理由に早く辞任して欲しいと、あなたを信頼する地元の有権者全員が思っているに違いない。
このままではA級戦犯の名簿入りだ。
※小さい春みつけた。


誰もが防衛大臣として適役と思っているのが、石破茂幹事長だ。
下からにらみ返す凄みにくわえ、キャンディーズのフアンを自認するだけあり、子供のような可愛いほほえみ返しは「北の三代目」もすくんでしまうに違いない。
セリフも決まっている。
集団的自衛権の行使した場合い「地球の裏側までいくことは考えられないが、重大な事態だと評価されれば完全に排除しない」や、日本近海で各国の艦隊が攻撃を受けた時「米国だけ助けてほかの国が攻撃を受けたら『沈んだら助けるね』では済まない」だろうと、大見得を切る。
オノデラちゃん、イシバちゃんとは役者が数段違いすぎますよ。
そういえばノーベルさんは、人類の進歩のためにダイナマイトを発明したけど、それが戦争に使われ多くの人を殺したことを悔いていたね。
そんなことを考えてふと思ったが、石破=ダイナマイトということだよね。
「ダイナマイト・茂」とくれば、やっぱり生まれながらに防衛大臣の資質を備えた政治家ということだ。
毎朝新聞を開くたび、我が国が巨大な米軍基地になっていくような、気がしてならない。
アベ総理の「国土強靭化政策」。
もしかして本音は「米軍日本基地強化政策」だったりして。
年内に改定するという「日米ガイドライン」には、そんな文言が堂々と付け加えるかも知れない。
なんたって、野党が腑抜けになった日本だからだ。
野党も集結し「野党強靭化政策」なるものを、提案して欲しいものだ。