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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

Route278 surf side

2010年04月15日 14時31分55秒 | えいこう語る
北海道の南端函館市。そこから太平洋沿いに北上する海岸道路が、Route278
である。
そのRoute278を函館市街地から車で約1時間、♪ビーチボーイズを聴きながら走ると、サーフィンの好スポットであるトドホッケ銚子ビーチがある。
そのビーチにピンク色の小さな飲食店がある。そのまま通り過ぎないでちょっと立ち寄ってほしい。
サーフサイドという。ここに私がいる。


軒下の絵は、岩に海獣のトドが休んでいるところです。
ちょっぴりかっこよく書いてしまった。人口約1,300の田舎に住んでいるので、時々あやつけて又はいいふりこいで(共にカッコつけてという意味)みたいなと思っているからだ。
店は4月から12月までだが、店内でのさまざまな出来事を、ブログでお届けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


再生紙の使い心地

2010年04月14日 13時50分08秒 | えいこう語る
書くことが好きだから、紙質もボールペンも自分の気に入ったものを使っている。
滑らかに書けるというのが、思い浮かべたことが楽しくかけていい。
毎年12月になると新年のカレンダーが出回る。
今はほとんど再生紙を使っているのが多いようだ。
最近は個性的なデザインのものが多いので、会社名を印刷しているのは、敬遠されているようだ。
余っているので持っていかないかといわれる。
ところが再生紙のカレンダーの裏が、とても書きやすいのだ。それにサイズが大きいのがいい。
すらすら書けるので、今年もたくさんのカレンダーを貰ってきている。
特に気に入っているのが、先日リコール問題で世界を騒がせた自動車会社のカレンダーだ。とにかく大きいし立派だ。
手紙の下書きなど、すらすらすいのすいである。


この会社のカレンダーの書き心地には感動を覚えているので、一日も早く信頼を取り戻してほしいと思っている。
再生紙の書き心地は、この会社のものが最高であるが、車の乗り心地は妻の運転する「居酒屋軽四輪」に適うものはない。
座席は少々狭いが、温泉帰りに助手席でゆっくりお酒を飲めるからだ。
私はファーストクラスの乗り心地だと思っている。


ワンコインワインを美味しく

2010年04月13日 14時51分35秒 | えいこう語る
札幌が本社のコンビニエンスストアー、セイコーマート。
ここのワンコインワインがなかなかいける。
創業は1971年で、セブンイレブンより早く、日本最古のコンビニだという。
以前からコンビニでワインを買うときは、この店の品揃えがいいと思っていた。
もともと酒屋で、それで力を入れたらしい。
店舗は我家と函館の間にあるし、縄文露天風呂との間にもある。
私のお気に入りは、南米チリ産のワンコインワインである。
縄文露天風呂に行くときは、妻がおつまみを作り、ワンコインワインを一本買い求め、風呂上り大座敷でゆっくりしてくる。
ささやかながらも、最上の楽しみである。
読書好きの友人から聞いた話だが、フランス人がチリに移住し、持って来た苗木で、ワイン作りを始めたという。
ある時フランスでブドウの木が枯れる病気が流行し、ほとんど全滅したことがある。そこでチリから木を持ってきた。そのおかげで、今のフランスワインがあるのだという。
そんな歴史物語があって、チリのワインも美味しさを増す。


私の最も尊敬する友人が函館山の麓でギャラリーを経営している。
飲む時はギャラリー内で作品に囲まれて飲む。ビールから始まりワイン・ウィスキー・日本酒と・・・エンドレスだ。
以前から美術館内で、絵画に囲まれてお酒を飲みたいと思っていたが、それが実現した感じである。
奥様の手料理もお酒を勧めさせてくれる。
その中でいつも美味しいと感心する、枝付きの干しブドウが出てくる。
そのことをほめると、さっそく宅配便で到着した。函館市内で販売しているところも教えていただいた。
この干しブドウでチリ産のワンコインワインをいただくと、先の物語もあって、とても上等な味になってしまうのだ。
そして、チリだけに「なんべい(南米)でも飲める」というオチになるのだ。


春の庭掃除

2010年04月11日 17時38分11秒 | えいこう語る
昨日で私の養殖昆布の手伝いが終了した。
朝起きると沖には私の代わりに、77歳のKさんが手伝いに出ている。
Kさんは大ベテランなので心配ないが、沖で頑張っていると思うと、私もじっとしていれない。
天気が良かったので庭の掃除を始めた。
田舎なので庭だけは広い。雑木もあるので枯れ草が庭一面に堆積している。
5時間ほどかかったが、大雑把ではあるが、庭もすっきりした感じになった。
庭には敷石がたくさん配列されているが、30代の力の有り余るとき、前浜から運んだものである。


庭石の配列はなかなか難しい。若くて気持ちの落ち着かない時代だったので、毎年のように石の位置を変えた。石も自分で持ち運びできるぐらいのものなので、重量感がたりない。しかし、石自体は浜から庭に移動してから年月がずいぶん経ったので、庭に馴染んできたような気がする。
桜の木もつぼみがたくさんふくらんでいた。
今年も七輪を囲んでの花見が楽しみである。炭の代わりの松ぼっくりもたくさん拾ってある。真っ暗闇の中での松ぼっくりの燃え方がとてもきれいだ。5月初旬なので、寒すぎて妻は花見には付き合ってくれない。
落ち葉の下から若草色の三つ葉が顔を出した。野生の三つ葉の味を覚えると、ハウスものは二つ葉というような感じだ。


雪解け水で湿った落ち葉の下から、たくさんののドングリの実が出てきた。
掃かないでおくと、枯葉の養分と水分で、新しい命が誕生するのだろう。
5時間ほどかかったが、気分爽快になった。
これから庭に出る日が多くなる。
若葉の出始める季節は、自然のエネルギーに心を癒されるからだ。


養殖昆布漁もあと1日

2010年04月09日 17時43分15秒 | えいこう語る
13日火曜日から、妻の店がオープンする。
昆布漁の手伝いも、あと1日となった。
初めての仕事なのに、ずいぶんタフだねといわれる。我ながらよく頑張ったと思う。この2・3日は、「疲れた。あったかいコーヒーを飲みたい」と、寝言でつぶやいていたそうだ。
明日、昆布漁終了後、温泉に出かけるつもりだ。
25日間の労働で、体重がどのくらい減ったのかが楽しみである。
始めはこんなに昆布を積んで、浸水して沈没するのではないかと恐ろしかった。
慣れというのは恐ろしいものである。
波や風が強くても、他の船も同じように仕事をしているので、この船は沈没などしないという気持ちが湧いてきて、恐ろしいなど思わなくなった。
慣れとは、辞典を開くと、たびたび経験して平気になること。
たびたび行って、そのことに熟達すること、とある。
「慣れが恐ろしい」とも書いてあった。
漁師見習は、常に見習いの気持ちでいた。おかげで慣れすぎず、怪我もなく終わることができそうだ。
13日からは接客見習が始まる。
「何度言ってもまちがう、いい加減い慣れたら」と、妻に叱られる。
「慣れが恐ろしいから」と思えば、叱られても平気である。
私の場合は「叱られ慣れ」である。
昆布のロープに、「コザラメ」という海草が生育する。
漁師の間では、ワカメよりコリコリ感があり美味いといわれる。
量が少ないので、市場には出回らない。もっぱら漁師の家庭で食される。
塩ラーメンにたくさん盛り付ける。


沖から上がり、コザラメ入りの塩ラーメン。津軽海峡ラーメンという感じだ。
でも私は「コザラーメン」と名付けている。
これまた絶品である。