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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

島国根性の島国政治

2025年02月26日 11時25分49秒 | えいこう語る

▼島国根性とは、他国との交流が少ない島国に住む国民にありがちな、視野が狭く閉鎖的でこせこせした性格と言われた。

▼昭和23年、北海道一小さな自治体(漁村)に生まれた私は、子供の頃には村の中に自動車は数台しか走っていなかった。

▼村から他のまちに出かけるには「♪田舎のバスはおんぼろ車」などと歌にも歌われた、そんな環境で育った。

▼その頃はそれで十分な生活だと思っていた。
だが「島国根性」というのは、子供心に「ダメな考え方」だというのは意識していた。

▼「島国根性」のような狭い感情は捨てようと思っていた。だが生まれ故郷に戻ってからの生活も長くなると、つい「島国根性」のような「地域第一主義的」な思考が、復活しそうな気がする。

▼我が国は「鎖国政策」をとっていたので、「自国第一主義」的な国になり「島国根性」なるものが醸成していったのだろう。

▼「日本・ファースト」なるものの本質が「島国根性」だ。明治維新からの近代化の中で、日清・日露・日中・太平洋戦争へと拡大していった。

▼戦争に突入していった根本的理由は【島国根性】にあるのではないかと、この頃感じ始めている。

▼戦後民主主義社会となり「島国根性」は随分解放された感がある。だが依然「島国根性」は日本人の体質から、抜け切れないでいるように思う。

▼昨年被団協が「ノーベル平和賞」を受賞した。だが核被爆地の我が国は、核を投下した米国の顔色をうかがい「核廃絶」の国際会議にも出席していない。

▼世界から見れば「島国根性」そのものではないか。被団協の代表は国連で、日本が核廃絶の先頭に立たないことを『恥ずかしい国』だと世界に向かい発言した。

▼さて肝心の日本政界だ。イシバ少数与党が政権維持のため、新年度予算の成立で野党の要求を受け入れ、『自・公・維新』の連立内閣を組んだ。

▼元我が国の同盟国のドイツも、与党の基盤が揺らいできたので、連立を模索しているようだ。野党第一党は「極右組織=AfD」が台頭し始めている。

▼この政党名も【ドイツのための選択肢】という党名だという。国民の選択に期待し「大衆迎合主義」を主導し、独裁国家を築き上げようとする、ヒットラー政権の再来にも思える。

▼ドイツも「自国第一主義」を唱える国家に、再び戻る可能性も示唆している。ドイツと日本の国民性は似ているといわれていた。

▼ドイツの最近の「移民拒否」などの考えは「島国根性」そのものに戻りそうな気配を示している。

▼日本の連立内閣も、野党との「ディ-ル=取り引き」だけで、国民を蚊帳の外に置いている。こんな状態ではナチス・ドイツの『ファシズム』に移行する要素は大だ。

▼イシバ総理は同盟国アメリカとしか対話をしていない。敵国とみなす「中国・ロシア・北朝鮮」の隣国との対話すらない。近隣と仲良くしなければ、我が島国は再び孤立してしまう。

▼「島国根性」を捨て、イシバ総理にはそれら三国と頻繁に交流してほしい。そのための政府専用機ではないか。

▼「アメリカ第一主義」とは米国も「島国根性」を丸出しにしている。「中国第一主義」や「ロシア第一主義」さらに「北朝鮮第一主義」そして欧州「ドイツ第一主義」「フランス第一主義」がはびこれば、世界平和はますます遠のく。

▼イシバ「連立政権樹立」で、日本も「島国政党」への大幅な転換を、余儀なくされそうだ。さらに我が国会は【島国国家】へとまた逆戻りしそうだ。

▼「美しい国」や「楽しい国」も悪くはないが、世界に向かい『核兵器廃絶』と『戦争放棄』の二つの主張で、イニシアチィブをとれる【プライドある国家】を目指してほしいものだ。

君が代で対面保つ国技館

2025年02月23日 13時03分43秒 | えいこう語る

▼今日の題名は北海道新聞23日の「川柳」に掲載されたものだ。60年以上に及ぶ大相撲フアンの私は、このような視点で考えたことは一度もなかったので、興味をひかれた。

▼千秋楽の優勝式では、優勝者が外国人であろうが君が代が演奏される。その時の演奏は自衛隊音楽隊だ。ほとんどが起立し、一瞬日本人の精神ここにありという雰囲気にされる。

▼外国人力士が日本語も知らないまま大相撲界に入門する事は、並大抵の努力が要求される。苦節何年晴れて優勝したら、自国の国歌で誇り高く名誉をたたえられてもいいのではないかとは考えていた。

▼近年横綱が外国人が多くなった。優勝回数最大の白鵬は、そんな旧態依然とした大相撲界に反発したのか、振る舞いを協会から何度も注意された。

▼それに対し大相撲フアンは、横綱の資質「心・技・体」に欠けていると批判した。私も白鵬の振る舞いには、横綱の品格に欠けているとし、白鵬の相撲技は稀有なものと認めたが、角界追放の気持ちを持っていた。

▼川柳『君が代で対面保つ国技館』に触れ、もしかして大相撲界は「人種差別的」で「排除の理論」が横行しているのを『国技』というお題目で『人種差別』を温存している組織ではないかと、ふと考えさせられた。

▼土俵には女性を上がらせないという「女性蔑視」と思われるしきたりがある。その理由は女性は‟不浄”だからという。

▼相撲の神様は「野見宿禰」と言われる。その上の最高神が『天照大神=女帝』だ。最高神が不浄だとなれば、国技館は雷に打たれるに違いない。

▼そうなっていないということは「天照大神」の懐の深いところだと、私は解釈している。

▼だが女性の総理が次々誕生し始めた場合、更に女性天皇が誕生した場合、その習慣も一気に崩れるに違いない。

▼先日引退した関取の「断髪式」で、有名な女性歌手が土俵に上がるのを見た。だが赤い絨毯が土俵に敷かれていた。

▼そこで女性歌手はとうとうと歌い上げ、引退に花を添えてくれた。土俵の上に美しい花が咲き誇り、国技を盛り上げてくれ、その光景に心を奪われた。

▼最近女性相撲も盛んにおこなわれている。様々なスポーツに女性の参加が認められている。『新の保守とは微調整にある』という言葉に、年齢を重ね保守的な気持ちに親近感を重ねている私も、その言葉に大いに同調する。

▼例えば日本初の女性総理が土俵に上がり、優勝杯を授与する姿が認められても、相撲の神様が暴れるということはないだろう。

▼相撲界は「微調整」を行い、今後もますます『国技』として発展していくことだろうと、大いに期待出来るからだ。

▼『国技』の技とは、単に相撲の技術だけではない。国柄を守っていく様々な『技』がそこには詰め込まれているということだ。

▼『心』も『技』も『体』もだ。それが一つでも欠ければ、国家も今のような「曖昧」な現状になるということだ。

▼「心・技・体」は「司法・立法・行政」と似ているような気もするからだ。

▼大相撲は日本社会の鏡のようなものだと思う。そしてそれが60年もの相撲フアンで居れる魅力でもある。

アメリカ湾と太平洋戦争

2025年02月22日 14時58分55秒 | えいこう語る

▼トランプが米大統領に再任されると、20世紀に構築された世界の常識(秩序)を、徐々に打ち壊し『米国至上主義』を世界に知らしめようとしている。

▼その言動について、米国民の多くが賛成しているようでもない。トランプは『大統領権令』を最大限に利用し「三権分立」の民主主義の骨幹を打ち砕こうとしているからだ。

▼ロシアの侵攻を止め、ウクライナとの停戦に持ち込もうと、行司役を買って出ている。世界は行司役のトランプに少なからずの期待をしている。

▼その行司役が公平感に欠けて、領土分割はロシア側に軍配を挙げ、さらにはウクライナの鉱物資源を停戦後に、米国が独り占めにしようとしている。

▼これでは鳩(行司役)が‟ハゲタ化”となる、単なる「漁夫の利」作戦だ。ウクライナが従わないと、停戦は進まないという、ウクライナ側に不利な停戦で‟決着”をつけようとの「不公平裁定」だ。

▼トランプは不動産業者だ。ディール(取引)はお手のものだが、とにかく品がない。「パンツ一枚大統領」に見える。パンツはサイズの大きな星条旗だ。

▼それよりもそんな大統領に従属し続けている我が国の総理は、世界中からどのように見られているか、気になるところだ。

▼トラに追いかけられている‟ネズミ”という存在か。世界では我が国は軍事大国とみられているようだ。それとも‟カミツキガメ”になれるか。

▼トランプは世界一の軍事力を背景に‟脅かし”をかけ、弱いもの者いじめのような外交を展開している。

▼我が国の元防衛大臣が「外交なんて何の役にも立たない」と発言した。その裏には外交の背景には『強い軍隊』がなければ、という意味なのだろう。

▼そこで長く政権を担当している自民党は、憲法を改正し自衛隊を「日本軍」に改称し、第二次世界大戦での「世界一凶暴」!な名称をバックに、外交での『ディール』を有利にしようということを目論んでいるに違いない。

▼まさにトランプ同様の外交政策を行う国に、しようとしているのだ。情けない国だ。日本の役割は「軍事力」にたよらず、『戦争放棄』の国として、世界の尊敬をバックに「世界平和」に貢献することにあるのではないか。

▼予算編成をめぐって、野党各党とのディールが活発のようだ。弱小与党が最大与党になるため「新55年体制」の動きが出ているのかもしれない。

▼そんな昭和史を考えながら保坂正康著「昭和時代(おとなの学びなおし)」を読み終えた。最後の方に田中角栄の「日本列島改造論」が紹介されていた。

▼田中も土建屋だ。「列島改造論」はトランプの不動産業と似ているような気がした。田中も決して‟品のよい政治家”ではなかったような気がする。それもトランプに似ている。

▼そこで思い出したことがある。メキシコ湾を「アメリカ湾」にするという“あっと驚く為五郎”発言だ。

▼日本が大陸に侵略したのを「大東亜戦争」と言っていた。それが戦後米国が「太平洋戦争」と言い出し、メディアも国民の会話もそう呼ぶようになった。

▼米国の庇護により高度経済成長を成し遂げたこともあり「大東亜」より「太平洋」という言葉が、開放的に見えたのかもしれない。

▼「アメリカ湾」と呼ぶことで米国民のプライドをくすぐり「メキシコ湾」はいずれ消えてしまうかもしれない。

▼トランプは世界地図を「米国色」に塗り替えようとしている。カナダもグリーンランドもだ。

▼それにしてもトランプの4年間で、米国色の地図が大幅に増えるかもしれない。日本はどんな色で過ごすのか。

▼戦後80年の今年、国民も我が国の政権運営をじっくり観察することを、怠ってはならない。

▼『トランプの尻馬に乗る』という、気が付けば戦後80年の平和をぶち壊すという、新たな政治手法も考えられるからだ。

「蔦屋」と「ブック・オフ」と「温泉」

2025年02月21日 07時03分58秒 | えいこう語る

▼NHKの・TV大河ドラマ「べらぼう」は、書店「蔦屋」の物語だ。近年本の購入は「ブック・オフ」の常連となっているが、ドラマの影響もあってか蔦屋に本を注文した。

▼地域の高齢者を対象にした集まりを企画し、数年前から朗読を行っている。参加者の中から、この本はとってもいいですよと貸してくれた、童話『あらしのよるに』だ。

▼借りた夜に250ページ程を、一晩で読んでしまった。まずは妻に頼み朗読に付き合ってもらった。時間は1時間弱だが、妻はとても良い内容だねと言ってくれた。

▼本を貸してくれたのは、2年ほど前から集まりに参加している60代の女性だ。オオカミ(オス)とヤギ(メス)の物語だが、その女性に「二人で朗読に挑戦してみませんか」と誘ったところ、二つ返事が返ってきた。

▼参加者はほとんどが女性なので、二人っきりでの練習ははばかれる。そこで少しの打ち合わせで本番にしようと決めた。

▼朗読は今年の秋ぐらいを目指すことにしている。それにしても蔦屋は混雑していた。夥しい情報が集まっている中、新書の匂いに少し眩暈を覚え、店内のスタバでコーヒーを飲んだ。

▼田舎暮らしの妻は「東京に行ったみたい」と喜んでいる。購入した本は20年前に出版されていたもので、今年1月に21回目の増刷をしたばかりだった。

▼ページをめくると、印刷したばかりの本の香りが、脳まで活性化してくれるように感じた。スタバのコーヒーの香りもTOKYOを連想させてくれる。

▼蔦屋の帰りは、やはりブック・オフに立ち寄った。森達也と高橋源一郎の本が私を待っていてくれた。

▼その夜は妻の誕生日祝いで、函館市内の海の見えるホテルに宿泊した。屋上の温泉からは津軽海峡が一望でき、NHK大河ドラマ「坂の上の雲」の、203高地の撮影現場も見えた。僭越ながら先輩風をふかし、一緒に入浴していた観光客にその内容を説明してあげた。

▼「蔦屋」と「ブック・オフ」と津軽海峡を眼前の温泉入浴。今日一日はなんだか人生の疲れが、一気に流れ落ちるのを実感した。

▼海峡が見える部屋の窓際に本を並べ、ウイスキーを飲んだ。「TEACHERS」だ。田舎オヤジはそんな些細な連想にこだわりながら、余生を送っている。

▼そして函館市の現状が、観光都市から軍港都市に‟変身”するような気配を見せている。そんな未来にならないよう、心の中でつぶやいた。

▼【皇国の興廃この一戦にあり。本日天気晴朗なれど津軽海峡波高し。市民一層奮励努力せよ】と。

ウクライナ問題と沖縄問題

2025年02月18日 13時27分56秒 | えいこう語る

▼現在世界的な関心事項が、ウクライナ戦争の停戦問題だ。ウクライナ戦争とは言うが、ロシアが侵略したことによる自衛戦争だ。

▼『ロシア侵略戦争』と言った方が適切のようだ。17日NHK・TVの「映像の世紀」を観た。

▼ウクライナは元ロシアの領土であったが、ロシア革命時に独立を果たした。その後ロシアとの領土をめぐる対立は続く。

▼第二次世界大戦時には、ナチスドイツとソ連が戦った時、ウクライナはドイツに組した。ソ連からの独立を確実なものにしたかったからだ。

▼ヨーロッパ大陸のように国同士が陸続きであれば、侵略の危険性は常にあり、戦争が絶えなかったのは歴史が示す。

▼国家防衛のためには戦争は、しかたがなかっというのは理解できる。だが戦争が拡大すれば大量虐殺につながる。停戦こそ国家存続に必要だ。

▼夫婦喧嘩に例えて恐縮だが、離婚の危機になれば、一昔前には「仲人」が、間に入り解決してくれた。つまり当事者では感情がむき出しになるので、収まりが付かない。

▼そこでは「第三者」が冷静・中立的な立場で、物事の解決を進める。今でいう「第三者委員会」なるものだ。

▼だが我が国の「第三者委員会」なるものは、体制側に配慮した人選があり、公平さに欠けるものが多い。

▼ロシア侵略戦争で「第三者委員会議長」を自任ようというのが、米トランプ大統領だ。この人物第三者ではなく「第一者」だ。

▼「自国第一主義」を世界に宣言し、再び大統領に返り咲いた。ロシアとウクライナの誰もが成しえない「停戦」を、自分の調整で解決すると豪語する。

▼この戦いには世界から「停戦」を望む声が大きくなっている。そこで「フェイク大統領」や「大口たたき」?と言われるトランプに、期待する声も少なくない。

▼「俺しかこの偉業を成し遂げる者はいない」と、ノーべ平和賞を目指し、常識破れの解決を目指す。

▼だが大国ロシア有利の解決を、ウクライナに譲歩させるようだ。ウクライナが承諾しなければ、戦争が長引きいずれは全てがロシアに帰することになるというのが、トランプ型脅かし外交のようだ。

▼これはウクライナが納得出来るはずがない。
軍事侵略したのはロシアだからだ。歴史的な経緯から見ても、ウクライナは独立国家だからだ。

▼この第三者停戦が成立した暁には、ウクライナの豊富な鉱物資源を、独占的に利用する目的がある。「漁夫の利」を前面に出す、ハゲタカ外交だ。

▼こんな大統領に対し「対米従属」を外交の主とする我が国の総理が、何か自国の主張ができるものとは考えられない。

▼「映像の世紀」のテレビを観ていながら「沖縄問題」が浮かんできた。沖縄は「琉球国家」だった。それを薩摩藩が占領し、沖縄県として日本領に組み込んだ。

▼だが日本国民はその歴史も忘れかけているようだ。戦後沖縄は米国の基地として、供与されたような存在となっている。

▼ウクライナはロシア語で「辺境」という意味だ。日本人にとっても沖縄は日本が占領した国で『辺境』扱いに考えてはいやしないか。

▼つい最近まで「北海道・沖縄開発局」というのがあった。開発しなければならないほどの「辺境」という意味ではないかと、北海道人の私はひがみっぽく考えていた。

▼「ウクライナ問題」の早期解決を日本人は望んでいる。だが自国に編入した沖縄のことに関心が薄い。

▼沖縄には新たな米軍基地の建設が始まっている。沖縄は中国が台湾の侵攻すると、日米安保同盟下では、最前線の戦闘基地になる。

▼我が国は沖縄県を米軍の戦闘基地として、提供するつもりだ。もともと薩摩藩が戦力で奪った土地だからだ。

▼ウクライナ問題を国会で取り上げるなら、同時に沖縄県の現状にも触れて考えてほしいものだ。野党の追及も沖縄問題には触れていない。

▼そんな程度の「沖縄県への認識」なら、トランプは、ウクライナと沖縄は同等に考えているかもしれない。

▼我が国の国会は「沖縄と北海道」は「辺境」としか見ていないような気がする。トランプの「停戦」問題から、そう感じ取っている。