「韓国語の対話の技術」 HANA韓国語教育研究会 ㈱HANA
□ ~ 하라고 그러더라 : ~しろって言っていたよ
~ 하라고 그러다:~しろとそう言う
-더라:過去の回想
□ -다는 : -다고 하는
■ 됐다 그래 : 結構よ
ちょっと文法的に直訳ができない??
■ 그 정도는 아니야 : それほどじゃない
直訳すると「その程度は違う」だと思うが、これで「それほどじゃない」となるのか??
□ 신경 써 주는 건데 : 気にしてくれているんだから
산경을 쓰다:気にかける・気を使う
■ 전화라도 해라 : 電話でもしろ
この「라도」は助詞なのか語尾なのか??
□ 염장을 지르다 : 傷口に塩を塗る
염장:塩と醤油で調味料の総称
지르다:挿す・注ぎ入れる 他
□ -ㄹ지도 모르다 : ~かもしれない
□ -ㄴ단 말 : -ㄴ다고 하는 말
□ 하긴 : そういえば・もっとも
하긴:하기는
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「人生いろいろ笑ってなんぼだ」
「まずはやってもらってなんぼだと思いますけど」
「アイドルって知名度あってなんぼだろう!」
ここの「なんぼ」の意味が全然理解できません。
「なんぼ」て「いくら」の意味じゃないんですか?
他の意味もあるんですか?
ぜひ教えてください。
私は、関西弁(関西地域の方言)だと思っていましたが、念のため辞書(広辞苑)を引くと、載っていました。
それによると「なんぼ」は、副詞で「どれほど・いくら」となっています。
また、「ても・でも」を伴って「いかに・いくら」で、「なんぼなんでも」、「なんぼ言っても」となっています。
ほかに、「なんぼのもの(なんぼのもん)」、「なんぼでも」とも言います。
以下は私の考えですが、
関東(あるいは標準語)では、この「なんぼ」でなく、「いくら」を使うのではないかと思うですが。
関西では、あるいは私は、日常、普通に使います。
ただ、
「人生いろいろ笑っていくらだ」
「まずはやってもらっていくらだと思いますけど」
「アイドルって知名度あっていくらだろう!」
とは普通言わないと思いますので、標準語なんでしょうか?
で、ちょっとニュアンスは違いますが、「なんぼ」は「いくら」の意味でいいと思いますが。
でも、「なんぼ」が「いくら」の意味なら私には全然文章の意味が理解できません。
韓国語に翻訳すると完全に変な意味になってしまうんです。
「踊ってなんぼ」
「走ってなんぼ」
「上がってなんぼ」
上の例文を翻訳すると
「춤춰서 얼마」
「달려서 얼마」
「올라서 얼마」
このように何の意味なのか全然分からない文章になってしまいます。
ネットで「なんぼ」が入っている文章をいろいろ読んで自分なりに出した結果は「良い」の意味じゃないかと思っていますが、確信はないんです。
どうか、私をこの混沌から助けてください。
私が「終声(パッチム)の初声化が連続するフレーズ」に悩んで、韓国の人達が、これでお互いの会話が成り立つのが不思議と感じるのと同じなんでしょうね(6月20日のコメントを読んでください)。
「なんぼ」は、「いくら」あるいは「どれほど」でいいのですが、
「踊ってなんぼ」、「走ってなんぼ」、「上がってなんぼ」の「なんぼ」は、
(本当は、これを使った時の前後の文章が必要になりますので、会話全体の文が必要です)
「なんぼのもん(もの)なのだ」、あるいは「なんぼのもん(もの)だと言うのだ?」を省略して言っているのでしょう。
(韓国語にも、こういうのがいっぱいありますよね)
ですので、例えば「踊ってなんぼ」でしたら(実際には「踊ってなんぼ」と言う状況はあまり考えられませんが)、
「踊ってどれほどの効果があるのだと言うのか?」、「踊ったからといってなんなんだ?」
あるいは逆に「踊ったから(踊るから)こそ値打ちがあるのだ」、「踊ることに意味があるのだ」
というような意味で使われることになります。
訳すのは、ちょっと自身がありませんが、
「춤췄기 때문에 어떻게 됩니까?」、あるいは「춤추기 때문에 의미가 있어요.」となるのでしょうか?
かえって混乱されるかも?
あまり、「良い意味」とか、「悪い意味」とかの意味では使わないと思います。
更に「混沌状態」に追い込むことになりますが、
「열심히 해야 효도하지.」を無理やり「なんぼ」を使って訳すと、
「親孝行は一生懸命やってなんぼだ」となります。(解ります?)
とにかく、やはり、会話している状況が分かる全文が必要だと思います。
それから、私の方の悩みも、よろしくお願いいたします。
「黒の契約者」にこういう場面があります。
契約者になった少女が
"私たくさん殺した気がする"
この言葉を聞いたホァンが
"落ち込むことはねえ、契約者は人を殺してなんぼだからな"
と言います。
この台詞の「なんぼ」がという意味か見当もつかなくなって気になってたんです。
choongwheeさんの説明を読んだら"契約者は人を殺して意味がある"のではないかと今は思っています。
漫画(アニメ)は見ないので、「契約者」がなんのことか解りませんが、きっと人殺しが仕事なんでしょうか。
ですから、「契約者は、人を殺してこそ、初めて、契約者だと言えるのだからな」ということでしょう。