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Park JiYoon ( パク・チユン ) の 「8集」 をチェック

2012年03月04日 | Park JiYoon

 
  Park JiYoon ( パク・チユン ) の 「8集」 をチェック
  (下記リンク先「気まぐれ五線紙 K-pop」参照)


パク・チユン、2009年4月の7集「꽃, 다시 첫번째:花、ふたたび最初」から2年10ヶ月ぶりに8集をリリースした。
アルバムタイトルは「나무가 되는 꿈:木になる夢」である。
「비밀정원:秘密の庭園」に始まり、7集で摸作し、今回の8集で新生パク・チユンが確立された感がある。

プロデュースは完全な単独セルフプロデュースとなっている。
7集でパク・チユンとともに書かれていた김용린:キム・ヨンリンの名は、今回の8集では曲の作者としてしか書かれていない。
そして、インストルメンタル無しの全11曲の収録曲の内、彼女の作詞・作曲は5曲で、作詞が3曲となっている。
また、このアルバムに収録された1曲を除いた10曲の曲の長さは、4分あるいは5分を超える曲ばかりで、最後の曲ではなんと7分32秒の長い曲となっている。

パク・チユンのアルバム、8集の「나무가 되는 꿈:木になる夢」、歌詞が実感として掴めないため、その半分も理解出来ていないと思うが、このアルバムの曲たちを通しての彼女のメッセージを感じることが出来るようにも思う。
とくに、エンディングとしての最後の曲には、それを締めくくる濃厚な曲で終えている。この曲により、彼女がたんにシンガーソングライターであるという枠を超え、アーティスト、パク・チユンとしての存在を感じさせる。
アルバムタイトルの「나무가 되는 꿈:木になる夢」は、どうやら「나무가 되는 것이 꿈:木になることが夢」ということのようだ。このアルバムの解説によれば(つまりは、彼女のメッセージだと思うが)、「7集のパク・チユンが自身の痛みを話したとすれば、8集のパク・チユンはあなたの痛みを聞こうと話しかける」と書かれている。


    〈 気まぐれ五線紙 K-pop 〉

        Park JiYoon ( パク・チユン )  【 2012.03.04 / 8集 】



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2 Comments

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聴き応え十分! (Satyr)
2012-03-07 21:21:44
私は勝手に今回のアルバムもヨンリンのプロデュースだと思い込んでいたので、セルフプロデュースと知って驚きました。
最近過去の曲を聴き直していて(といってもCDは7集しか持っておらず、soribadaでも3集以前は聴けないのですが)、長いキャリアの中で素晴らしい成長をしたのだと感じます。
「8集のパク・チユンはあなたの痛みを聞こうと話しかける」という余裕の表れがまさに、彼女の成長を物語ってますね。

人気歌謡で「나무가 되는 꿈」を歌った映像はご覧になりましたか?
番組を通して見れば。きっと彼女だけ浮いて見えるでしょうね。他の歌手達とは全く違う世界観を作り出していてちょっと感動しました。

アルバム最後の大曲でフィーチャリングされている박아셀のアルバムには、彼女とのデュエット曲がありますが、これも幻想的に素晴らしいです。

http://www.youtube.com/watch?v=ptvx6eKw6ug

8集は、聴き込めば聴き込むほど魅力が増すいいアルバムです。歌詞の細かいニュアンスまで理解できればいいのですが、そこはいつも通り妄想でカバーします(笑)。
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Satyrさん/8集、妄想の大家はいいですね(笑) (choongwhee)
2012-03-08 19:31:47
 
私も「今回のアルバムもヨンリンのプロデュースだと」思っていました。
「長いキャリアの中で素晴らしい成長」、一時は、けっこう彷徨っていた印象があります。
(もう、歌謡界から消えるのではと心配した一瞬も)

ええ、3月4日の人気歌謡は観ました。(バックの「成人式」は要らないと思いません?)
そうですねよね、「全く違う世界観」ですよね。(慌ただしい、ステージ替えには合わない空気です)

박아셀(Asher)1集の「숲으로 걷는 아이:森で歩く子供」、聴かせてもらいました。(ありがとうございます)
この人、あまりデータも無く、話題にもなっていないようですが、シンガーソングライターのようで、去年の6月の、この1集がTeam Kabetoでの自分のアルバムとしては初リリースで、おそらくセルフプロデュースでしょうね。
ほかの曲も聴いてみましたが、この人特有の世界を創りだしているようですね。

そうなんですよね、パク・チユン8集、「歌詞の細かいニュアンスまで理解」したいですね。
というか、それが必要な曲たちのようで、妄想の出来ない私には、誰か訳詞を(笑)。

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