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Lee HyoRi ( イ・ヒョリ ) の 「5集」 をチェック

2013年05月26日 | Female■
 

Lee HyoRi ( イ・ヒョリ ) の 「5集」 をチェック
(下記リンク先「気まぐれ五線紙 K-pop」参照)


イ・ヒョリ、3年1ヶ月ぶりの正規5集「Monochrome」である。

収録曲は本物の全16曲収録で、最近では非常にめずらしいリリースだ。
プロデュースは、その横に김지웅:キム・ジウン(청춘뮤직:チョンチュンミュージック)の名が書かれているが、イ・ヒョリのセルフプロデュースとなっている。
音に関わる会社としては、そのチョンチュンミュージックのほかにWSOUNDのバックアップがあるようだ。

1年6ヶ月を越える長い準備期間を経てリリースされた、全16曲のアルバムからは、ノスタルジアを感じさせる、ノスタルジアという言葉で表現したい印象を持つアルバムに仕上がっている。
以前からイ・ヒョリのアルバムには、そういった傾向の曲が含まれてはいるが、今回のリリースではアルバムの全体からその印象が感じられる。

作者陣をひも解いてみて、少し驚いた。
全16曲中、12曲が国外での作曲のようである。
国内の作曲は、彼女自身の「미스코리아:ミスコリア」を含め4曲だけである。
そして、9曲までもがイ・ヒョリの作詞となっていて、このアルバムを概して(乱暴に)言えば、外国の曲に彼女の詩を付けたセルフプロデュースアルバムと言えなくもない。

10曲目の「Amor Mio」、12曲目の「묻지 않을게요:聞かないわ」、14曲目の「쇼쇼쇼:Show Show Show」にはバックコーラスは無いのだが、それ以外の13曲のすべてのコーラスにはSPICAの김보아:キム・ボアの名前が見られる(バックコーラス曲の全曲がキム・ボアと고민애:コ・ミネの2人によるものだ)。

イ・ヒョリの5枚目の正規版「Monochrome」、彼女はもともと過去1集から4集までの収録曲も14曲から13曲ではあったが、今回はそれにも増して16曲という、昔でもめったに見られなかった曲数をリリースした。
さすがに、すべての曲を緊張感を持って聴けるわけではないが(逆にそれも疲れるが)、この1枚の56分ほどの間(1時間ぐらいがほど良い時間だ)、イ・ヒョリが作り上げた、ひとつの色の世界に浸ることができる、統一感を感じることができるアルバムと評していいと思う。

4集では思わぬ、本来は(実際は)被害者であろう不本意な汚名を受けることになったが、3年の月日を超えて以前にも増して元気な姿を見せてくれた。
週間だが、5月5日から5月11日のgaonチャートはトップを飾った。完全復活と言っていいだろう。

90年代アイドルFIN.K.L、1人も欠けず全員、それぞれに大活躍だ。なによりである。


    〈 気まぐれ五線紙 K-pop 〉

        Lee HyoRi ( イ・ヒョリ )  【 2013.05.26 / 5集 】



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