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Davichi ( タビチ ) の 「2集」 をチェック

2013年04月08日 | Davichi
 

Davichi ( タビチ ) の 「2集」 をチェック
(下記リンク先「気まぐれ五線紙 K-pop」参照)


きっと、紆余曲折が有った後の2集リリースだったろうと憶測する(確信する)。
(さらには、2人が「ビジネスデュオ」との(いまさらの)不和説の話題も)
2011年8月の「Love Delight」から1年6ヶ月と長かったが、まあ、とにかくDavichiの2集が聴けてよかった。
(正規版としては、なんと、昔では考えられない5年ぶりとなる)

収録曲は全10曲(12トラック)で、オンラインとオフラインの曲順が、8トラックと9トラックで入れ替わっている。
リードトラックは、(ネット上)2曲目「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」となっているが、実際は先行公開された3曲目「거북이:カメ」も活動曲としてリリースしており、2週目の地上波からは「거북이:カメ」だけに替っている。
曲としても、2人の音的バランスとしても、私は「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」の方がいいように思うが、作者の関係か、あるいはイ・ヘリの関係だろうか(憶測)、1週で「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」に替ってしまうのであれば腑に落ちない。
(「거북이:カメ」は、イダンヨプチャギの曲で、イ・ヘリのための曲という印象を持つ(私は))
さらに活動曲は、7曲目のVerbal Jintとの「녹는중:解けていく」に替るのであろうか(?)、もしそうなら、ずいぶん短い時間の間に目まぐるしく変わる。(であれば、これは一体なんだろう(?))

プロデュースは、デビュー以来の권창현:クォン・チャンヒョンの名が消え、권시봉:クォン・シボンとなっている。
このクォン・シボンはGM Contents Mediaの代表で、김광수:キム・グァンスとは10年来の仕事仲間のようだ。
GM Contents Mediaには、現在、5dollsが所属し、Gangkiz(갱키즈)のプロデュースはキム・グァンスである。
なお、キム・グァンスが1988年に初めて作った会社名がGM企画(지엠기획)で、以前、私はこれらを混同したが、どうやらこの2つは別物のようである(しかし、本当に無関係なのだろうか(?))。
ところで、このクォン・シボンは、作曲家としてのデータは一切見当たらない。おそらくは、実際のプロデュースはCo-Produserでクレジットに書かれた김세한:キム・セハンと김정민:キム・ジョンミンによるものだろう(?)。
(キム・グァンスのGangkizも、そうなのかも知れないが、コレクションしていないので確認はできない)
いずれにしても、「お返し」な印象は受け、スタッフの名もマネジャー1人を除いてすべて前回の「Love Delight」からは変わっていて、なんとなくきな臭いイメージは受ける(あくまで、私の勝手な憶測だが)。

Davichiの2集「Mystic Ballad」、そのアルバムタイトルに相応しい全10曲ではあるのだが(文句はまったく無い)、Davichiに求めるものが高いだけに、アルバムとして、いままでのアルバムと比較して、いまひとつもの足りなさを感じるようにも「想う」(少しだが)。
また、曲そのものでない、周辺的な雑音で(私だけが感じる雑音かも知れないのだが)、素直にこのアルバムを聴き込めない部分も、印象としては持ってしまう。


    〈 気まぐれ五線紙 K-pop 〉

        Davichi ( タビチ )  【 2013.04.08 / 2集 】



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