気まぐれ五線紙 Entertainment

 韓国エンターテインメントブログ

2PM、チェボム!

2009年09月19日 | Boys




どうやら、当面の結論は出たようだ。

パク・チニョン(JYPエンターテイメント)は17日の午後、JYPのHPに2PMの今後の活動をパク・チェボムを除いた6人でする旨のコメントを載せた。

JYP Entertainment (Notice を開いて 2009-09-17 「안녕하세요, 박진영입니다.」)
2PMの活動に対するパク・チニョンのコメント全文 (innolife)

今回の「騒動」、私としても、彼ら2PMの音楽性の高さを考えると残念に思う、と言うか、いまひとつ理解し難い部分が幾つか有る。

今回の原因(種)はチェボムに有る。これは否めない。
これは数年前(記事によると2005年~2007年となっているが)、彼が米国の知人宛てに書いたソーシャル・ネットワーキング・サービス「MySpace」内の文章に有る。
このMySpaceのシステムがよく分からないので何とも言えないが、知人個人宛てに書いたものなら、なぜ漏れたのか、Web上の誰もが見れる場所に書いたのであれば彼に非は有る。このどちらであるかによって、意味合いはずいぶん異なると思うが。
いくつかの記事によれば、その書いたものは、「流出」あるいは「私的なコメント」と記載されている。であれば、知人個人宛てに書いたものであろう。であれば、その内容が何であれ、そんなに許されないことであろうか? そして、「流出」させた者の悪意を感じる(あるいは、間違った愛国心だったろうか、それならまだしも)。
個人的空間に書き込んだものを「流出」させたことの方がよほど罪深いと思うが。さらに、ファンによれば、今回の問題視されている文は「原文が悪意的に訳され、歪曲されている」と言う。

だから、今回の事の始まりは、そのネットユーザー有る。なぜ、当時の一練習生の、言葉も通じず、食べ物も合わず、ひとり寂しくしていた高校生が、数年も前に、愚痴として書いた文章に、それほどまで追い詰めて非難するのであろう(これを、もし、おもしろがってやったのなら許し難い)。しかも、チェボムはすぐさま謝罪の文を載せているわけで、事務所としても謝罪文をすぐに発表している(内容は不明)。
いま、人気グループの一員としての彼がそう考えて書いたのなら、たしかに許し難く、この非難には納得できるが、なぜ、謝罪しているのに署名運動までして許そうとしないのだろう。
もっとも、この時、チャン・ウヨンとファン・チャンソンがチェボムを庇う発言をしたことで、沈静化に向かっていた動きが一層悪化したとの記事もあるが、しかし。
やはり、内容が、こと国家に関することだからであろうか。どうも、過敏に反応し過ぎのように思うが(あるいは、日本人である私の愛国心の無さが、そう見えるのであろうか)。

で、事の始まりではネットユーザー、と書いたが、つまり今回の責任の所在はチェボムでなく、非難を始めたネットユーザーに有ると思う。
私は、ここで、ユニ、チェ・ジンシルの自殺を思い起こさずにはいられない(彼女たちだけではなかったが)。

つぎに、これは解らないでもないが、チェボム自身の行動の早さだ。あっと言う間にシアトルに帰ってしまった。そうすることが最善と思ったのであろうが、この早さにはびっくりしてしまった(表に出ている動きでは4日ほどで、発作的な行動に感じられる)。
しかし、それは、つまり、それだけ辛い状態に追い込まれていたのかも知れない(そうだろうとは思う)。彼も22歳と言えど、まだ子供で、しかも「異国」の地では耐え難かったのかも知れない(今回のこと以外にもいろいろ有ったのでは、と思う)。

そして、これは誤解で、言い過ぎの可能性大だが、パク・チニョンの対応が解らない。対応が遅い。彼、ワンダーガールズに感け過ぎて、最初、軽く見過ぎていたのでは(違っていたら申し訳ないが)。そう思ってしまう。

それから、実は、一番、理解し難いと言うか驚いたのが、ファンたちの行動だ。いや、署名運動とか不買運動とか、そう言うことでなく、その統制さに驚いてしまったのだ。




まず、記事によると、ファンクラブ「連合」となっていて、言葉からすると幾つかのファンクラブが行動を一にしていると言うことだろう。そして、この整然とした風景だ。皆、おそらく女子の高校生たちで構成されていると思うが、この姿に驚いてしまう。
次の映像には感動すら感じてしまった。

2PMファン連合共同声明発表

いやぁ、しかし、今回の件に限らないのだが、いまの日本人には無い、「想いの強さ」、「愛国心」、「団結力」という言葉が浮かんでくる。



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