倉敷駅の駅ビルが、2月1日から解体工事に入ると報道で知り、どうなっているか気になって見てみたが、写真のように、まだ本格的には始まっていないようだった。
予定では、現在8階建てのビル(昭和58年完成)のホテルや商業テナントのあった3~8階部分(3年前に閉鎖)を撤去し、来年夏ごろから1、2階部分のリニューアル工事を行うのだという。再来年(平成27年)3月に工事が終了すると、現在42㍍の高さが19㍍になるそうで、写真の駅南口からの眺めも、反対側の建物が見通せるくらいになるのだろう。
もちろん、それもとても開放感があってよいと思うが、長年馴染んできた駅の景観も捨てがたい。倉敷の象徴である白壁の土蔵をイメージした白亜の駅ビルは、倉敷の表玄関にふさわしい眺めだったと思うのだが。
さて、今日の最高気温は12℃だったそうだが、実際にはもっと暖かく感じた。セーターもいらないほどで、街行く人も昼ごろには、たいてい上着を脱いで歩いていた。暦の上では明日が立春。まだこれからも何度か寒さはやってくるだろうが、季節は確実に春に近づいていることを実感する。