小さな森の薔薇

毎日更新 薔薇の庭を手造りしながら架空居酒屋「菜園亭」は家庭菜園の新鮮野菜で楽しみます。

夏剪定始めました

2017年08月20日 19時31分20秒 | ガーデンダイアリー

お盆が過ぎ新潟市内夜温が低くなってきました。最低気温は23度。

 

今年は30度を超える日、そして熱帯夜が少ないおかげで2番花は例年よりたくさん咲いてくれたような気がします。今は3番花の蕾が着き始めた品種と3番花の終わりの品種が混じっている感じ。伸びる品種は伸びましたが、どちらかというと花を咲かせるのに忙しかったみたいです。160センチ超える株は数品種であとは花殻だらけです。涼しくなってきて脇芽が伸び始めた株や蕾が着き始めた株が増えてきました。

秋バラに向け夏剪定を始めます。まだ日中は暑いので夕方、少し涼しくなってから作業をしています。新潟市内は8月20日~9月5日頃までに夏剪定すると大体10月10日前後の開花になります。9月15日頃に夏剪定をするとギリギリ咲きますが、落葉が始まる11月中旬ごろの開花になることが多いです。日陰の場所は少し早め(8月10日頃)に剪定をしてしまうか、剪定らしい剪定はせずに花殻摘みだけし続けるか…日照時間によって剪定方法、剪定時期を変えます。

 

優先するのは日陰のバラと、支柱を立てていない又は支柱が足りず台風が来たら株元が揺れそうなバラ。高さは箱に入るサイズなので小さな森では大体60センチです。今年出た枝でしたらどこを切っても大丈夫。短く切るのであれば、冬剪定する予定の3芽以上上の外芽で高さを合わせて切ります。先端だけカットすると脇芽が出始めるのが早いかもしれません。葉をむしって追肥して、オルトランDXを撒き、土が減っていたら足しておきます。全部の剪定が終わったら殺菌剤を散布。葉をむしり殺菌剤をしっかり撒いておくことで病気0で秋バラスタートです。

 

↑できるだけ株元が揺れないようにむしるか、ハサミで切ります。出たばかりのシュートの葉はむしるより葉を切った方が裂けたり折れたりしないのでハサミで切るのがお勧め。葉を取らずにまめに殺菌剤を散布しても良いのですが、葉を残しておくと秋バラの開花の頃に黒星病が付きやすいかもしれません。新潟の秋が雨が多い所為でしょうか?それとも一気に気温が低くなる所為???

台風の被害はなかったのですがフェーン現象で熱風が吹いた時に葉がチリチリに。チリチリになったところで黒星病が付きましたが、気にせずに放置。品種の特性もありまずが、夏にしっかり休むバラは黒星病が付き葉を落とし休眠します。葉を落とすために黒星病になると考えてください。このくらいの葉の量の方が夏剪定が楽です。耐病性がある品種で葉がきれいだともったいなくて切れなくて剪定が最後になり、花が少なくなったり、花が遅くなったり…毎年今の時期は潔く切りたいと決意は固いのですが、猛暑だったり長雨だったりで中途半端になることも。

地植えのバラは葉をむしっていると面倒なので枝の切り戻しだけ今までしていたのですが、今年は数株葉をむしってみようと思っています。販売用のバラを優先させるので最後になると思いますが…少し気温が下がり花は小さいですが、深い色合いの秋バラに近い花色のバラがぽつぽつ咲いています。涼しくなってくると夏よりも給水量が多くなります。中途半端な雨や水切れに気を付けながら、秋バラの為に水やりしていきます。

秋バラのためにも穏やかで過ごしやすい天気が続きますように。

 

 

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