「こんにちわッ、テディちゃでス!
おつかれさまァ~なのでスゥ!」
「がるる!ぐるるがるぐるる!」(←訳:虎です!完走に感謝だよう!)
こんにちは、ネーさです。
昨日10月25日、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』主演の
小栗旬さんが出演部分の撮影を完了したと
発表がありましたね。
小栗さんありがとー!お疲れさまでした!
と心からの拍手を送りながらの読書タイムは、
さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 新知見!武士の都 鎌倉の謎を解く ――
著者は伊藤一美(いとう・かずみ)さん、
2021年12月に発行されました。
はい! 『鎌倉殿の13人』へのリスペクトをこめて、
鎌倉にお住まいの著者さんによる
“都市・鎌倉“の謎解きめぐりと参りましょう~!
「いまはァ~かんこうちィ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:昔は政権都市!)
800年前の、生まれたばかりの鎌倉から、
将軍が去った後の鎌倉まで。
本文は、
第一部『鎌倉武士の人間模様』
第二部『“かまくら“が刻んだ土地の記憶』
第三部『幕府滅亡後の鎌倉と戦国』
の3部で構成されていますが、
著者・伊藤さんが重視しているのは、
生活感、でしょうか。
御家人さんたちが食べた名物料理の食材は?
有力御家人さんが暮らす高級住宅地はどこ?
発掘跡から分かる中世のおトイレ事情とは?
「はッくつゥすればァ~」
「がるるるぐっるぅる!」(←訳:あれこれ解っちゃう!)
先日ご紹介しました
『キーパーソンと時代の流れで一気にわかる鎌倉・室町時代』
では、
“由比ヶ浜は処刑場や戦場になっていた”
という箇所にドキリとさせられました。
この御本にも鎌倉の浜辺情報は
載っているかなぁ?と読み進めてゆけば、
あら、131ページには
↓こんな題名の文章が!
『舶来製品で東アジアの海とつながっていた鎌倉の海』
「わほゥ! ひがしィあじあッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:ロマンだね!)
和賀江島(わかえのしま)は、
現存する日本最古の築港遺跡。
位置的には、
由比ヶ浜よりちょっと東の、
材木座海岸にあります。
この和賀江島港の
建築計画に許可を出したのは、
北条泰時さん。
そして、港の竣工などに係わったのが、
北条御内人(みうちびと)の
平盛綱(たいらのもりつな)さん他の武士たち。
「もりつなッ?」
「がるぐる!」(←訳:鶴丸さん!)
太郎くんと鶴丸くん。
ふたりは、実朝さんの遺志を継ぐかのように
鎌倉~アジア間の海上貿易を目指したのか――
と想像すると、
『鎌倉殿の13人』の続編も
見てみたくなりますね。
「みたにさァ~んッ!」
「ぐるるる~!」(←訳:後日譚を~!)
合戦、政争、地理、
宗教、庶民の生活を綴った《鎌倉》エピソード集は、
『鎌倉殿の13人』愛聴者の方々に、
歴史好きな活字マニアさんにもおすすめです。
執権・義時さんの、
いえ、
伊豆の豪族の子・小四郎くんの物語が
どのような浜辺に流れ着くのか、
思いを馳せつつ、
ぜひ、一読を♪