「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ~てんてんッ!」
「がるる!ぐるがるるぐる~!」(←訳:虎です!10並びの祝日~!)
こんにちは、ネーさです。
秋の祝日『スポーツの日』を、
アウトドアで、それともインドアで過ごすか……
私はインドアの読書派です!という御方は、
さあ、↓こちらのパワフルな文庫作品を、どうぞ~♪
―― 新しい世界を生きるための14のSF ――
編者は伴名練(はんな・れん)さん、
2022年6月に発行されました。
「うりだしィちゅうゥ、なのでスゥ!」
「ぐるるるがる~!」(←訳:新人さんだよ~!)
この御本に収録されているのは、
或る基準をもとに
編者・伴名さんによって選び出された
短編SF14篇です。
その基準がどんなものかと申しますと――
◆ここ5年間に発表されたSF短編であること
◆2022年5月の時点で
まだSFの単著を刊行していない作家さんの作品であること
なので、
SFの短編賞を獲ったばかりの作家さん、
同人誌のみで活動していて
今回が商業デビューの作家さんも、
おられるんですって。
「きたいでェ、わくわくゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:新風吹かせよう!)
14の作品は、
AI、異星生物、超能力、
動物、言語……等々、
テーマや斬り口もそれぞれで、
いいね~このルール無用っぽさがSFだよね~と
ニヤリとさせられます。
出来ることなら14篇すべてを
詳しく御紹介したいのですけれど、
ここは涙を呑んで、
↓こちらの作品のストーリーを、ちょっとだけ。
夜来風音(やらい・かざね)さん著
『大江戸しんぐらりてい』。
「ようこそォ~!」
「ぐるるるるがるる~?」(←訳:お江戸ものですか~?)
延宝(えんぽう)七年(1679年)の晩秋、
徳川光圀(とくがわ・みつくに)さんが宰する
学問所『彰考館(しょうこうかん)』の
一室でのこと。
水戸藩主・光圀さんは
ひとりの客人と相対しています。
十七世紀を代表する萬葉学者、
契沖阿闍梨(けいちゅう・あじゃり)。
英明さで知られる藩主さんが
令名高い萬葉研究者さんに依頼したのは、
古歌を用いた算術機――
すなわち、
和歌コンピューターの作成、でした。
「ふァ?」
「がるぐるるぅ??」(←訳:わかこんぴゅ??)
和歌? 万葉集?
水戸光圀さん?
どうしてそこにコンピューターが?
良いぞ! このワケ分からなさこそがSFだぞ!
と嬉しくなっちゃう快作には、
どんな終幕が用意されているのか……
ふっふっふ、とにかく読むしかありません♫
「のぞいてェみようゥ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:奇天烈な世界を!)
作家さんたちに拍手を、
そしてエールを送りたくなる14篇。
SF好きさんに、
アンソロジー好きな活字マニアさんに
おすすめの一冊ですよ。
編者・伴名さんによる
序文と丁寧な解説、編集後記も、
どうか読み逃さないでくださいね~♪