「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふわわァ~! わんだふるゥ~だッたのでス!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!精鋭揃い!)
こんにちは、ネーさです。
北京オリンピックのフィギュアスケート
エキシビションは楽しかったですね♪
選手さんたちの笑顔、衣装や選曲に感激し、
心からの拍手を送りながら、
さあ、読書タイムも元気に参りましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― ちいさな 花言葉・花図鑑 ――
植物監修は佐々木和幸(ささき・かずゆき)さん、
2021年11月に発行されました。
『野の花 道の花 編』と副題が付されています。
この御本で紹介・解説されているのは、
220種類の“身近な花々“――
公園、河川敷や道端などで
私たちが目にする類の植物、なのですが……
いやー、驚きの連続でした!
「しッてるゥようでェ~しらないィことばかりィ!」
「ぐるがるるるっる!」(←訳:全然知らなかった!)
ちいさな花たちは、五十音順に掲載されていて、
まずは『アカツメクサ』から始まります。
ええ、もうね、早くもここでポカーンですよ。
『シロツメクサ』じゃなく?
『アカツメクサ』?
同じマメ科の『レンゲ』に似ているけど、
『レンゲ』じゃないのね……
明治時代の初めに牧草として輸入された、と。
もっとポカーンとさせられたのは、
『ウコン』。
インド原産にして、ショウガ科ウコン属、
『ターメリック』の原料となる『ウコン』の花って、
こんな姿形をしているとは!
エキゾチックで可愛くてユニーク!
「どんなァ、かおりィ?」
「がるぐるるる~!」(←訳:想像できない~!)
ちっちゃなピンク色の花が
いかにも春らしい『カラスノエンドウ』。
名前はヘンテコだけど
お花はキュートな『ヘクソカズラ』。
『むべなるかな(もっともなことだ)』の
語源となった『ムべ』の実。
『トンボグサ(蜻蛉草)』『帽子花』
『スズムシグサ(鈴虫草)』の別名を持つのは、
『ツユクサ(露草)』。
あ、『ヘリオトロープ』って
こういうお花なんですね!
アガサ・クリスティーさんの作品で
名前だけは知っていたんですが、
ペルー原産?
明治半ばに日本に伝わった?
「はるばるゥ~やッてきたのでスゥ!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:海も山も越えて!)
散歩で見かける花、
空き地のすみっこで揺れていたりする
目立たない実や草たちが、
隠し持っている意外な履歴。
植物好きさんだけでなく、
歴史好きな活字マニアさんに、
雑学マニアさんにも
おすすめの一冊です。
気になるお花に、
どんな花言葉が付されているのか、
ページを捲って、
ぜひ、確かめてみてくださいね~♪