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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 花たちの旅 ~

2022-02-20 23:38:32 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふわわァ~! わんだふるゥ~だッたのでス!」

「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!精鋭揃い!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 北京オリンピックのフィギュアスケート

 エキシビションは楽しかったですね♪

 選手さんたちの笑顔、衣装や選曲に感激し、

 心からの拍手を送りながら、

 さあ、読書タイムも元気に参りましょう。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 

 

    ―― ちいさな 花言葉・花図鑑 ――

 

 

 植物監修は佐々木和幸(ささき・かずゆき)さん、

 2021年11月に発行されました。

 『野の花 道の花 編』と副題が付されています。

 

 この御本で紹介・解説されているのは、

 220種類の“身近な花々“――

 公園、河川敷や道端などで

 私たちが目にする類の植物、なのですが……

 

 いやー、驚きの連続でした!

 

「しッてるゥようでェ~しらないィことばかりィ!」

「ぐるがるるるっる!」(←訳:全然知らなかった!)

 

 ちいさな花たちは、五十音順に掲載されていて、

 まずは『アカツメクサ』から始まります。

 

 ええ、もうね、早くもここでポカーンですよ。

 『シロツメクサ』じゃなく?

 『アカツメクサ』?

 同じマメ科の『レンゲ』に似ているけど、

 『レンゲ』じゃないのね……

 明治時代の初めに牧草として輸入された、と。

 

 もっとポカーンとさせられたのは、

 『ウコン』。

 インド原産にして、ショウガ科ウコン属、

 『ターメリック』の原料となる『ウコン』の花って、

 こんな姿形をしているとは!

 エキゾチックで可愛くてユニーク!

 

「どんなァ、かおりィ?」

「がるぐるるる~!」(←訳:想像できない~!)

 

 ちっちゃなピンク色の花が

 いかにも春らしい『カラスノエンドウ』。

 

 名前はヘンテコだけど

 お花はキュートな『ヘクソカズラ』。

 

 『むべなるかな(もっともなことだ)』の

 語源となった『ムべ』の実。

 

 『トンボグサ(蜻蛉草)』『帽子花』

 『スズムシグサ(鈴虫草)』の別名を持つのは、

 『ツユクサ(露草)』。

 

 あ、『ヘリオトロープ』って

 こういうお花なんですね!

 アガサ・クリスティーさんの作品で

 名前だけは知っていたんですが、

 ペルー原産? 

 明治半ばに日本に伝わった?

 

「はるばるゥ~やッてきたのでスゥ!」

「ぐるがるぐるる!」(←訳:海も山も越えて!)

 

 散歩で見かける花、

 空き地のすみっこで揺れていたりする

 目立たない実や草たちが、

 隠し持っている意外な履歴。

 

 植物好きさんだけでなく、

 歴史好きな活字マニアさんに、

 雑学マニアさんにも

 おすすめの一冊です。

 

 気になるお花に、

 どんな花言葉が付されているのか、

 ページを捲って、

 ぜひ、確かめてみてくださいね~♪