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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 描いて、描いて、その街を ~

2022-02-19 23:30:26 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おおッ? あめェ~ふッてるゥのでスゥ!」

「がるるぐるぅがるるる~!」(←訳:虎です!雪じゃないんだ~)

 

 こんにちは、ネーさです。

 先週は降雪&積雪の予報にビビりまくりましたが、

 今週は、雪ではなくて、雨!

 これって春! 春が来たってことよね♪と浮かれながら、

 本日は読書……をサボって、

 こちらの展覧会情報を、どうぞ~!

  

 

 

       ―― 荻須高徳 展 ――

 

 

 広島県広島市の ひろしま美術館にて、

 会期は2022年1月3日~3月13日(会期中無休)、

 『MonParis Moi à Paris OGUISS』と仏語題名が、

 『― 私のパリ、パリの私―』と日本語副題が付されています。

 

「ひろしまァ??」

「ぐるるぅ~!」(←訳:遠いよぅ~!)

 

 ええ、遠いです、ここ東京・八王子からは

 たいそう遠いんですけれど、

 荻須さんの作品の画像を拝見していたら

 旅をしているような気分になって、

 とても楽しかったものですから、

 さあ、皆さまもご一緒に、絵の中のパリへ。

 

「ほぼォ、ひゃくねんッ!」

「がるるぐるる~!」(←訳:時間を遡ろう~!)

 

 荻須高徳(おぎす・たかのり)さん(1901~1986)。

 

 愛知県に生まれた荻須さんは、

 1921年に上京し、翌年に東京美術学校に入学、

 卒業した1927年には渡欧します。

 住まいに定めたのは、もちろん、パリ。

 

「えがこうゥ、このォまちをォ!」

「ぐるる!がるる!」(←訳:街角を!路地を!)

 

 パリ。

 数え切れぬほどの画家たちが

 この街で夢を見、

 そして夢破れては失意のうちに帰国したものですが。

 

 荻須さんは、パリに愛された画家でした。

 

 1928年にサロン・ドートンヌに入選し、

 やがてはサロンの会員に推挙されるほど

 周囲に認められる存在になったのです。

 

 けれど……

 大戦はパリの街をも呑み込もうとしていました。

 1940年、荻須さんはやむなく帰国します。

  

 荻須さんが再び渡仏するのは、

 長い戦争が終わって後、1948年のこと。

 

「なつかしのォ、ぱりィ!」

「がるるぐる!」(←訳:我が町パリ!)

 

 あらためて、パリを制作活動の拠点とし、

 1956年にはレジオン・ド・ヌール勲章を受章した荻須さん、

 現在はモンマルトルの墓地で静かに眠っています。

 

 生誕120年を記念するこの展覧会では、

 油彩画約80点を中心に、

 スケッチなどの作品も展示されます。

 

 広島に行く機会があるなら、

 ぜひ、お出掛けしてみてくださいね。

 お出掛けできそうにない御方は、

 ひろしま美術館HPを覗いてみるのも

 おすすめですよ~♪

 

 

   では、ここでとびきり美味しいオマケ画像も!

   

   「なななッ??」

   「ぐるがるっ??」(←訳:なにこれっ??)

   

   「もしやッ?」

   「がるる!」(←訳:よもや!)

   

   「ひゃあァ!」

   

   「ぐぅる!」(←訳:きゃあ!)

   はい! バレンタインシーズン!ということで、

   私ネーさのもとにも素敵なショコラがやって来ました。

   『ゴディバ』さんの

   《50周年アニバーサリー 感謝の想い グランプラス》、

   眼福で口福で、もううっとりです♪♫♩

   「ではァ、はりきッてェ~」

   「がるる!」(←訳:お相伴!)

   一年中ず~っとバレンタインでもいいのになぁ♫

   なぁんて思ったりしながら、

   皆さまも、どうか穏やかな休日を♪