「こんにちわッ、テディちゃでス!
いッぺいィくゥ~んッ、おかえりなさいィ~!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!無事帰国だね!)
こんにちは、ネーさです。
W杯関連ニュースに大きく取り上げられ、
世界的なビッグスター?になってしまった愛媛FCの準マスコット、
《一平くん》。
怪しい人物、いえ、怪しいカエルとして
イミグレで捕まっちゃうのかと……おっと失礼、
ロシアから日本に帰着したと聞いてひと安心しました。
さあ、出場国が熱戦を繰り広げる中、
本日の読書タイムには
アート界のビッグスターさんに登場いただきましょう~♫

―― ベラスケス ――
著者は大髙保二郎(おおたか・やすじろう)さん、2018年5月に発行されました。
『宮廷のなかの革命者』と副題が付されています。
「すぺいんッ、でスねッ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:黄金時代の画家さん!)
ディエゴ・ベラスケスさん(1599~1660)。
画家マネさんが《画家たちの画家》と賞賛した、
17世紀を代表する偉大なる巨匠――
そしてまた、スペイン・ハプスブルク宮廷の宮廷画家、
王宮配室長の職もその双肩に担う“王の相談役”でもある、
たいへんなVIPさんであり。
美術評論家さんにも大人気!
「おおぜいのォ、けんきゅうかさんがァ~」
「がるるぐるるるる!」(←訳:解読に挑んでます!)
レオナルド・ダ・ヴィンチさん、
カラヴァッジョさん、
ヨハネス・フェルメールさん、
ミケランジェロさんと並んで、
世界各国の評論家さんから引っ張りダコなのが、
ベラスケスさんです。
《フェリペ4世の家族》(1656年)――
《ラス・メニーナス(女官たち)》という通称で知られる
一枚の絵画のために、
いったい今まで何冊の評論書や研究書が
出版されたことでしょうか。
「いまもォ、まだまだァ、けんきゅうちゅゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:新解釈を探せ!)
《ラス・メニーナス》をはじめ、
マルガリータ王女を描いたいくつもの肖像、
フェリペ4世や教皇の肖像画など、
評論家さんを魅了するテーマは数多ありますが、
著者・大髙さんがこの御本で試みたのは
シンプルなアプローチです。
画家・ベラスケスさんの生涯。
セビーリャに生まれ、
フェリペ4世に仕え、
宮廷画家兼重臣として
王のかたわらに生きる――
それは黄金時代のスペイン、
ただし、
翳りがはっきり見え始めた時代の王廷でした。
もしもそれが、他の時代だったら、
ベラスケスさんの運命は、画業は、
どんな形をとっていただろうかと想像せざるを得ない、
数奇な背景を持つ“巨匠”。
「ふしぎなァ、てんさいィ!」
「がるぐるる!」(←訳:魂は近代人!)
欧州での最新の研究報告なども踏まえつつ、
著者・大髙さんが狩集する
ベラスケスさんの旅の日々。
新書ですから
サイズは小さいのですが、
御本の冒頭にはカラー画も収録され、
ベラスケスさんファンの方々もきっと満足!の評伝作品、
歴史好きさん、
もちろんアート好きな御方にもおすすめです。
展覧会で、
あるいは画集で、
ベラスケスさんの作品に触れた後は、
こちらの御本も、ぜひ♪
いッぺいィくゥ~んッ、おかえりなさいィ~!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!無事帰国だね!)
こんにちは、ネーさです。
W杯関連ニュースに大きく取り上げられ、
世界的なビッグスター?になってしまった愛媛FCの準マスコット、
《一平くん》。
怪しい人物、いえ、怪しいカエルとして
イミグレで捕まっちゃうのかと……おっと失礼、
ロシアから日本に帰着したと聞いてひと安心しました。
さあ、出場国が熱戦を繰り広げる中、
本日の読書タイムには
アート界のビッグスターさんに登場いただきましょう~♫

―― ベラスケス ――
著者は大髙保二郎(おおたか・やすじろう)さん、2018年5月に発行されました。
『宮廷のなかの革命者』と副題が付されています。
「すぺいんッ、でスねッ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:黄金時代の画家さん!)
ディエゴ・ベラスケスさん(1599~1660)。
画家マネさんが《画家たちの画家》と賞賛した、
17世紀を代表する偉大なる巨匠――
そしてまた、スペイン・ハプスブルク宮廷の宮廷画家、
王宮配室長の職もその双肩に担う“王の相談役”でもある、
たいへんなVIPさんであり。
美術評論家さんにも大人気!
「おおぜいのォ、けんきゅうかさんがァ~」
「がるるぐるるるる!」(←訳:解読に挑んでます!)
レオナルド・ダ・ヴィンチさん、
カラヴァッジョさん、
ヨハネス・フェルメールさん、
ミケランジェロさんと並んで、
世界各国の評論家さんから引っ張りダコなのが、
ベラスケスさんです。
《フェリペ4世の家族》(1656年)――
《ラス・メニーナス(女官たち)》という通称で知られる
一枚の絵画のために、
いったい今まで何冊の評論書や研究書が
出版されたことでしょうか。
「いまもォ、まだまだァ、けんきゅうちゅゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:新解釈を探せ!)
《ラス・メニーナス》をはじめ、
マルガリータ王女を描いたいくつもの肖像、
フェリペ4世や教皇の肖像画など、
評論家さんを魅了するテーマは数多ありますが、
著者・大髙さんがこの御本で試みたのは
シンプルなアプローチです。
画家・ベラスケスさんの生涯。
セビーリャに生まれ、
フェリペ4世に仕え、
宮廷画家兼重臣として
王のかたわらに生きる――
それは黄金時代のスペイン、
ただし、
翳りがはっきり見え始めた時代の王廷でした。
もしもそれが、他の時代だったら、
ベラスケスさんの運命は、画業は、
どんな形をとっていただろうかと想像せざるを得ない、
数奇な背景を持つ“巨匠”。
「ふしぎなァ、てんさいィ!」
「がるぐるる!」(←訳:魂は近代人!)
欧州での最新の研究報告なども踏まえつつ、
著者・大髙さんが狩集する
ベラスケスさんの旅の日々。
新書ですから
サイズは小さいのですが、
御本の冒頭にはカラー画も収録され、
ベラスケスさんファンの方々もきっと満足!の評伝作品、
歴史好きさん、
もちろんアート好きな御方にもおすすめです。
展覧会で、
あるいは画集で、
ベラスケスさんの作品に触れた後は、
こちらの御本も、ぜひ♪