こんにちは、ネーさです。
連休は秋晴れ~♪という予報を聞くと、
なんだか嬉しくなりますね。
「こんにちわゥ、テディちゃでス! おでかけェびよりィ、だいかんげいッ♪」
「ぐるるー!がるがるがるるるぐる!」(←訳:虎でーす!紅葉も始まりそうだし♪)
お出掛け予定の御方も
そうでない御方も、
秋ですから、ほんのひととき読書タ~イムを!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― これが見納め ――
著者はダグラス・アダムズさんとマーク・カーワディンさん、
原著は1990年に、画像の日本語版は2011年7月に発行されました。
英語原題は『Last Chance to See』、
『絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』と日本語副題が付されています。
前回記事では、
地図から消えてしまった島々についてのノンフィクションを御紹介しましたが、
この御本もまた、
いままさに消えゆかんとしているものを追うノンフィクションであり、
格調高く悲劇が香る、
涙、涙のネイチャー・ルポルタージュ……
だと思ったら、大間違い~っ!
「ふァ?? まちがいィッ??」
「ぐるがるがるるる~っ?」(←訳:どゆことですか~っ?)
ダクラス・アダムズさん……
この御名前を目にしただけで、
一部の活字マニアさんは、
もしやっ?
と思われるはず……!
そうです、その『もしや』、当たってます!
SF史上に名高い『銀河ヒッチハイクガイド』の作者――
それが、アダムズ氏。
一瞬にして地球をスパッと
まるごと吹き消しちゃう超絶ユーモアSFの作者さんが
『世界一珍しくて世界一絶滅の危機に瀕している動物を見に行く』
ことを目的に、
BBCラジオの番組制作を兼ねた旅行に出発するのですから、
みんな人間がいけないんだ!
この悲惨な現状をなんとかしよう!
と声高に叫ぶ《お涙ちょうだいルポ》なんていう
安易な造りにはなりっこありません。
もうひとつ打ち明けてしまえば、
若き日のアダムズさん、
『モンティ・パイソン』の脚本作家さんのひとりでもあった御方なんです!
「ひゃふゥ!
もんてィぱいそんッ!」
「がるぐるるーっ!」(←訳:あの伝説のーっ!)
相棒役の動物学者・マークさんと
天然漫才的にズレた会話を交わしながら、
アイアイを見物したくてマダガスカルへ。
世界一太ってて世界一飛べないインコに面会したくて、
時差にふらつきながらニュージーランドへ。
絶滅危惧動物よりもヘンテコな現地の動物学者さんたちと会い、
なぜか、絶滅の瀬戸際にある野生のコーヒーノキを見物する羽目になって。
コーヒーノキって、樹だけど、
絶滅危惧動物じゃないんだけど。
でも、そう、絶滅しかかっているのは、
動物だけじゃない……。
悲しいことに、
著者のアダムスさんは2001年に急逝されました。
しかし、アダムスさんの作品中でも傑作と賞賛される本書は、
刊行以来、幾度も版を重ね、
ロングセラーとなっています。
リチャード・ドーキンスさん(利己的な遺伝子!)による序文、
つい笑ってしまうキャプションが添えられた写真、
読み手を圧倒する筆力、
どれを取っても一流の傑作です!
この連休は書店巡りでも、とお考えの活字マニアさんに
ぜひのおすすめ~♪
「もんてィぱいそんッだいすきィ~なァおかたもォ、ぜひぜひッ♪」
「ぐるるがるがるるるーる♪」(←訳:毒蛇好きな御方もぜひー♪)
「どッ、どくへびィッ??」
入国審査所で怪しまれちゃったり、
ポンコツ飛行機での空の旅でヨロヨロになっちゃったりするのが好きな御方も、ぜひ~♪
「そんなのォいやでスゥ~ッ!!」
連休は秋晴れ~♪という予報を聞くと、
なんだか嬉しくなりますね。
「こんにちわゥ、テディちゃでス! おでかけェびよりィ、だいかんげいッ♪」
「ぐるるー!がるがるがるるるぐる!」(←訳:虎でーす!紅葉も始まりそうだし♪)
お出掛け予定の御方も
そうでない御方も、
秋ですから、ほんのひととき読書タ~イムを!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― これが見納め ――
著者はダグラス・アダムズさんとマーク・カーワディンさん、
原著は1990年に、画像の日本語版は2011年7月に発行されました。
英語原題は『Last Chance to See』、
『絶滅危惧の生きものたち、最後の光景』と日本語副題が付されています。
前回記事では、
地図から消えてしまった島々についてのノンフィクションを御紹介しましたが、
この御本もまた、
いままさに消えゆかんとしているものを追うノンフィクションであり、
格調高く悲劇が香る、
涙、涙のネイチャー・ルポルタージュ……
だと思ったら、大間違い~っ!
「ふァ?? まちがいィッ??」
「ぐるがるがるるる~っ?」(←訳:どゆことですか~っ?)
ダクラス・アダムズさん……
この御名前を目にしただけで、
一部の活字マニアさんは、
もしやっ?
と思われるはず……!
そうです、その『もしや』、当たってます!
SF史上に名高い『銀河ヒッチハイクガイド』の作者――
それが、アダムズ氏。
一瞬にして地球をスパッと
まるごと吹き消しちゃう超絶ユーモアSFの作者さんが
『世界一珍しくて世界一絶滅の危機に瀕している動物を見に行く』
ことを目的に、
BBCラジオの番組制作を兼ねた旅行に出発するのですから、
みんな人間がいけないんだ!
この悲惨な現状をなんとかしよう!
と声高に叫ぶ《お涙ちょうだいルポ》なんていう
安易な造りにはなりっこありません。
もうひとつ打ち明けてしまえば、
若き日のアダムズさん、
『モンティ・パイソン』の脚本作家さんのひとりでもあった御方なんです!
「ひゃふゥ!
もんてィぱいそんッ!」
「がるぐるるーっ!」(←訳:あの伝説のーっ!)
相棒役の動物学者・マークさんと
天然漫才的にズレた会話を交わしながら、
アイアイを見物したくてマダガスカルへ。
世界一太ってて世界一飛べないインコに面会したくて、
時差にふらつきながらニュージーランドへ。
絶滅危惧動物よりもヘンテコな現地の動物学者さんたちと会い、
なぜか、絶滅の瀬戸際にある野生のコーヒーノキを見物する羽目になって。
コーヒーノキって、樹だけど、
絶滅危惧動物じゃないんだけど。
でも、そう、絶滅しかかっているのは、
動物だけじゃない……。
悲しいことに、
著者のアダムスさんは2001年に急逝されました。
しかし、アダムスさんの作品中でも傑作と賞賛される本書は、
刊行以来、幾度も版を重ね、
ロングセラーとなっています。
リチャード・ドーキンスさん(利己的な遺伝子!)による序文、
つい笑ってしまうキャプションが添えられた写真、
読み手を圧倒する筆力、
どれを取っても一流の傑作です!
この連休は書店巡りでも、とお考えの活字マニアさんに
ぜひのおすすめ~♪
「もんてィぱいそんッだいすきィ~なァおかたもォ、ぜひぜひッ♪」
「ぐるるがるがるるるーる♪」(←訳:毒蛇好きな御方もぜひー♪)
「どッ、どくへびィッ??」
入国審査所で怪しまれちゃったり、
ポンコツ飛行機での空の旅でヨロヨロになっちゃったりするのが好きな御方も、ぜひ~♪
「そんなのォいやでスゥ~ッ!!」