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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ はばたけ、レディバーズ ~

2011-05-11 22:52:00 | ショコラ
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!ぐるがるぐるるー?」(←訳:虎ですー!ご機嫌いかがー?)

 お空の御機嫌はいまひとつで、
 雨また雨の東京・多摩地方……
 じめじめ湿気を追い払いたいこんな日には、
 はい、こちら~!

  

「ひゃッ! ぞろぞろォ、いるでスゥ!」
「がるがるるぐる!」(←訳:テントウムシだ!)

 体長約5センチ、
 ぷくっりボディが魅力の
 このテントウムシちゃんたちは、
 ドイツのメーカー『Baur』さんの
 《カラフルレディバード チョコレート》です。

「もふふゥ! さッそくゥ、いただいちゃうのでス!」
「がるる!ぐるがるぐるー!」(←訳:ボクも!いただきまーす!)
「ぱくちょッ!
 うむッ、みるくあじィ!」

 はいはい、私ネーさも、いただきまーす。
 ぱくぱく、ふむふむ、
 しっかり甘いタイプのミルクチョコレートは、
 ヨーロッパでもアメリカでも日本でも通用する濃ゆいミルキィ系のお味、
 美味しゅうございます♪

「あまあまッ♪」
「がるぐるぐるるるる!」(←訳:うんと甘いのもたまにはいいよ!)

 それにしても、
 ヨーロッパのチョコレートメーカーさんは
 テントウムシが大好き!らしゅうございますね。
 ドイツ、フランス、英国、ベルギー、イタリア、
 各国で、画像の『Baur』社さんのような
 テントウムシのルックスをしたチョコレートが作られています。

 なぜなのかなぁ~と首を傾げておりましたら、
 先日、ある文章と出会いました。
 中世~近代のヨーロッパを襲った災厄がいかに酷いものだったか、
 疫病は容赦なく老若男女を斃し、
 異常気象は大地から実りを奪い、
 大火や失政が都市をやせ細らせていったか。
 苦しくつらい、つらすぎる事実の重み。

 難局にあって、
 枯れる麦や育たぬブドウにうなだれる人々は
 もしかしたら、
 僧院の薬草園などで
 けなげに害虫を退治し、
 バラの花と緑の葉を守るテントウムシくんに、
 救いを見出していたのかもしれないなぁ……とは
 私ネーさの考え過ぎでしょうか。
 
 レディバード――
 庭師と園芸家の友にして、
 幸運を運んでくれるという
 花の守護神・テントウムシくん。

  

「ぐるぐるぐるがるる!」(←訳:今こそ、テントウムシくん!)

  

「きみのォ、でばんッ!!」

 あの日から、今日で二ヶ月になりました。
 どうか日本の津々浦々に、
 そしてまた世界中に、
 一日でも早く
 幸福がやって来ますように。