ハッピーバレンタイン~!
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!」(←訳:虎でーす!)
聖人バレンタインさまの日である本日は、
ショコラの博物誌……ではなくて、
《愛と正義》の宇宙誌を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント ――
著者は朱川湊人さん、’09年12月に発行されました。
この御本は、TVドラマ『ウルトラマンメビウス』の設定やシリーズ背景をもとに、
新しく書き起こされた《異なる地平線のウルトラマンメビウス》なのだそうです。
「うるとらまんッ! せいぎのォみかたァ、でスねッ!」
「がるるるるーる!」(←M78星雲から来たんだ!)
ええ、そうらしゅうございますね。
そのぅ、正直に言っちゃいますと、
私、ウルトラマンさんの歴史に詳しくなくて……
円谷プロマニア、というわけでもなくて……
著者の朱川さんの名に惹かれ、この御本を手に取ったのでした。
巻末の説明文で初めて知ったのですが、
直木賞作家の朱川さん、
『ウルトラマンメビウス』の脚本作家さんのひとりでもいらしたのです!
『メビウス』全50話のうち、3話の脚本を担当された、とのこと。
「わおッ! きゃくほんかさんッ!」
「がるる~ぐる!」(←訳:多才なんだね!)
TVドラマ版とは別に、小説家さんが描き出すのは、
いったいどんな『ウルトラマン』なのでしょう……?
そこは、怪獣たちが闊歩する世界。
怪獣から地球を守るため、防衛組織『GUYS』が存在する世界。
そして……金色の瞳の、ウルトラマンメビウスがいる世界。
「もふッ! しゅやくゥ、とうじょうゥでスッ!」
「がるるー!」(←訳:ヒーロー参上!)
はい、メビウスさんはヒーロー……なのですが、
物語の主人公は、ウルトラマン一族さんではなく、
一介の、特殊能力など持っていない地球人さんです。
ハルザキ カナタさんは、防衛組織GUYSの新入り研修生さん。
つまり、防衛隊員育成のための学校に在学中の見習いさん、なんです。
学校では成績優秀なカナタさん、
抜擢されて、GUYS JAPANの最前線に研修配属されたのでしたが、
初日から、もう大変なことに!
「むッ! わきゃッたでス!
かいじゅうッ、しゅうらいィ、でスねッ!」
「がるぐるがるっ!」(←訳:宇宙人が攻めてきたのかっ!)
3次元大型スクリーンの映像が
緊急事態発生を告げます。
外宇宙から、謎の飛来物体が……?
GUYSの防衛衛星が迎撃しましたが……びくともしない?
大気圏突入時に生じる摩擦熱でも燃え尽きず、
物理の法則を無視して、
まっっすぐ、この日本へ向けて落下してくる……!
総力をあげて謎の物体の破壊を試みたGUYSは、翻弄されます。
もう打つ手は、ない!
地球に危機が迫るその瞬間、
カナタくんの前に現れたのは――
「ひゃあッ! きょじんッ!」
「がるー!」(←訳:あれはまさしくー!)
防衛組織の一員でありながら、
宇宙と宇宙人にひどく鬱屈した思いを抱えるカナタくん。
カナタくんの目線から語られるウルトラマンの、
ユーモアも人情も、もちろんアクションも盛り込まれた
新たなストーリーは……上質なエンタです!
SF好きさん、
ミステリやアクションドラマ好きな方々、
ウルトラマンファンの方々に!
とーってもおすすめ!なウェルメイド連作短編集ですよ♪
「うむッ!
からーたいまーがァ、てんめつするまえェにィ!」
「がるがるがる!」(←訳:急いで避難しよう!)
皆さま、怪獣警報発令下の避難時には、ぜひこの御本を携行されますよう!
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!」(←訳:虎でーす!)
聖人バレンタインさまの日である本日は、
ショコラの博物誌……ではなくて、
《愛と正義》の宇宙誌を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
―― ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント ――
著者は朱川湊人さん、’09年12月に発行されました。
この御本は、TVドラマ『ウルトラマンメビウス』の設定やシリーズ背景をもとに、
新しく書き起こされた《異なる地平線のウルトラマンメビウス》なのだそうです。
「うるとらまんッ! せいぎのォみかたァ、でスねッ!」
「がるるるるーる!」(←M78星雲から来たんだ!)
ええ、そうらしゅうございますね。
そのぅ、正直に言っちゃいますと、
私、ウルトラマンさんの歴史に詳しくなくて……
円谷プロマニア、というわけでもなくて……
著者の朱川さんの名に惹かれ、この御本を手に取ったのでした。
巻末の説明文で初めて知ったのですが、
直木賞作家の朱川さん、
『ウルトラマンメビウス』の脚本作家さんのひとりでもいらしたのです!
『メビウス』全50話のうち、3話の脚本を担当された、とのこと。
「わおッ! きゃくほんかさんッ!」
「がるる~ぐる!」(←訳:多才なんだね!)
TVドラマ版とは別に、小説家さんが描き出すのは、
いったいどんな『ウルトラマン』なのでしょう……?
そこは、怪獣たちが闊歩する世界。
怪獣から地球を守るため、防衛組織『GUYS』が存在する世界。
そして……金色の瞳の、ウルトラマンメビウスがいる世界。
「もふッ! しゅやくゥ、とうじょうゥでスッ!」
「がるるー!」(←訳:ヒーロー参上!)
はい、メビウスさんはヒーロー……なのですが、
物語の主人公は、ウルトラマン一族さんではなく、
一介の、特殊能力など持っていない地球人さんです。
ハルザキ カナタさんは、防衛組織GUYSの新入り研修生さん。
つまり、防衛隊員育成のための学校に在学中の見習いさん、なんです。
学校では成績優秀なカナタさん、
抜擢されて、GUYS JAPANの最前線に研修配属されたのでしたが、
初日から、もう大変なことに!
「むッ! わきゃッたでス!
かいじゅうッ、しゅうらいィ、でスねッ!」
「がるぐるがるっ!」(←訳:宇宙人が攻めてきたのかっ!)
3次元大型スクリーンの映像が
緊急事態発生を告げます。
外宇宙から、謎の飛来物体が……?
GUYSの防衛衛星が迎撃しましたが……びくともしない?
大気圏突入時に生じる摩擦熱でも燃え尽きず、
物理の法則を無視して、
まっっすぐ、この日本へ向けて落下してくる……!
総力をあげて謎の物体の破壊を試みたGUYSは、翻弄されます。
もう打つ手は、ない!
地球に危機が迫るその瞬間、
カナタくんの前に現れたのは――
「ひゃあッ! きょじんッ!」
「がるー!」(←訳:あれはまさしくー!)
防衛組織の一員でありながら、
宇宙と宇宙人にひどく鬱屈した思いを抱えるカナタくん。
カナタくんの目線から語られるウルトラマンの、
ユーモアも人情も、もちろんアクションも盛り込まれた
新たなストーリーは……上質なエンタです!
SF好きさん、
ミステリやアクションドラマ好きな方々、
ウルトラマンファンの方々に!
とーってもおすすめ!なウェルメイド連作短編集ですよ♪
「うむッ!
からーたいまーがァ、てんめつするまえェにィ!」
「がるがるがる!」(←訳:急いで避難しよう!)
皆さま、怪獣警報発令下の避難時には、ぜひこの御本を携行されますよう!