テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

** 茉莉花茶ショコラ **

2009-03-12 22:35:27 | ショコラ
 さあ、《新作お菓子でストレス解消せよ!》の時間です。
 んもー天気がいいのにクシャミの嵐でお出かけも出来ないわ!
 という皆さま、お菓子タイムでリラックスいたしましょ。

「もふふッ♪
 きょうのォ、おやつはァ、なにィでスかァ、ネーさ?」

 これですよ、テディちゃ。
 『ネッスル』さんの《キットカット ジャスミンテイー》!
 茉莉花茶(ジャスミンティー)が好きなネーさ、
 一目で衝動買いしちゃいました。
 召し上がれ~♪

「いただきまスゥ、もぐもぐッ!
 ふむふむゥ……むッ!
 おちゃのォ、かおりィ!」

 そうですね。
 お茶の味ほのか、
 香りは静かに、でもくっきりと……。
 
「むぐむぐゥ、おいしィでスゥ♪」

 ミルクチョコではなく、
 ビターチョコかセミスイートチョコが使われていたら
 完璧だったのにぃ~、とも思いますが、
 あまり贅沢は言わないことにしましょう。

「もッとォ、できゃいィのォ、たべたいィッ!」

 ……テディちゃ、それは贅沢というよりワガママです。 
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歴史好きさんニヤリ!のコミック。

2009-03-12 12:40:32 | ブックス
 今日も花粉の嵐、目がシバシバしておりますネーさです、こんにちは。

「こんにちわゥッ! テディちゃはァ、いんどあはァでスッ♪」

 インドア派の皆さまに、本日ご紹介いたしますのは、
 ちょこっとマニアなコミックス!です。
 はい、こちらを、どうぞ~!


 
             ―― ドラッヘンの騎士 ――


 
 著者は青池保子さん、1998年1月に発行されました。
 『Ritter von den Drachen』と独語題が付されています。

「どッ、どいつゥごォ、でスかッ」

 青池さんの大傑作『エロイカより愛をこめて』と同じく、
 表題作品『ドラッヘンの騎士』は、
 ドイツを舞台とする物語なんです。
 ペーター・ガンツさんは、
 ドイツの小さな町ハンメルブルクの新任観光局長さんで――

「あッ! しょうさッ!
 このひとォ、しょうさァでスよッ、ネーさ!」

 ……違います。黒髪の強面ハンサムさんなところは、
 ええ、似ておりますけれど、別人さんです。
 もうひとりの主人公、
 金髪巻き毛の碧眼ハンサムさんは、
 ロルフ・リーベックくん――

「わァッ! はくしゃくゥ!
 はくしゃくのォ、どろぼうゥさんでスよッ、ネーさ!」

 違いますっ!
 『エロイカ』の伯爵さんは英国貴族さんですが、
 ロルフくんはドイツの御方で、
 しかも最近めきめき売り出し中の騎士さん。
 騎士道保存協会《バーデンの騎士団》に所属して、
 イベント等で馬上槍試合や剣の試合を実演し、
 武芸と伝統の保存に尽力しているんです。

 ガンツさん、
 もうすぐ行われる町のイベントへ出演しないかと
 ロルフくんに交渉しました。
 返事は……『お断りします』。

「えッ、なぜェ?
 もッたいないィでスゥ!」

 ロルフくんが拒んだ理由と、
 ヘンメルブルクの歴史が交差します。
 おかしな事件も続発して、
 観光局長ガンツさんは振り回される羽目になっちゃいました。
 イベントは、成功するのか、それとも……?

 他に、
 『女王陛下の憂鬱』
 『カルタゴ幻想(ファンタジア)』の2編が収められていますが、

「きゃわわァ~ッ!
 かぼちゃぱんつゥ!」

 総レース襟にかぼちゃパンツ、いえ失礼、
 エリザベス朝の華麗な衣装に身を包んだ紳士さんたちによる
 アクション陰謀劇が
 『女王陛下の憂鬱』です。
 英国史好きさん、
 中野京子さんの著作ファンの方々にはとっても嬉しい、
 しかし……ややマニア向けかもしれない?作品ですね。

 そして『カルタゴ幻想』は、
 インディ・ジョーンズかハムナプトラか?な冒険活劇!

「さばくのォ、あどべんちゃァ!でスねッ」

 3篇ともに、歴史好きさんの心をくすぐる快作です!
 なお、巻末に掲載されている、
 後書きを兼ねた『雑記』のページが……
 くすくすっ、ふふっと笑えますので、読み落としなきよう♪

「かぼちゃぱんつゥがァ、おもしろォ~たのしィッ♪」

 ……テディちゃには後で西洋衣裳史の御本を貸してあげましょう。
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