金曜日の夕方から札幌を出て、ピパイロ川に向かった。
山仲間が伏美岳で尾根とニタナイ川から集中するということだったので、反対側からも! と思い企画。
ピパイロも1967m峰も、なかなか行く機会がなさそうなので、そこも魅力を感じた。
天気のおかげもあり、短いながらも素晴らしい山旅だった。
初日は、美生ダムの看板前でテントを張る。星の美しさに心を奪われる。
メンバーは3人。就職したばかりで、装備がピカピカのTちゃんといつものUくん。
軽くビールを飲んで就寝。夜中に鹿が何度も泣き叫んでいる。
3日、ピパイロ川八の沢出合いを6時に出発。
林道終点から林道跡をたどる。7時、690m辺りで本格的に入渓。
9時、840m二股。ずっと水がにごっているのでなんだろうと思っていると、答えにぶつかる。
860mくらいから、100m以上に渡って、雪にかぶさった土砂と倒木に沢が埋め尽くされている。
あとでわかったことだが、1911m峰から北に向かって伸びる支尾根の斜面が、見える限りで3箇所大きく崩落している。その多くがこの辺りまで流されている。
10時10分に、1000m二股。ここからようやく澄みきった美しい水。
すぐに滝が表れ、ずっと階段状に続いていく。どこからでも登れる滝が多い。シャワーを楽しみながら、ぐいぐい上がる。
1075m二股は、左股が本流に見える。右股は8mの滝。水が噴き出している。調べた記録に頼り、この滝を登る。少し直登に躊躇しながらも、各々二手に分かれて左岸、右岸の両方から攻める。
雪渓があり、越えると大きな一枚岩の滝が続いている。樋状が50mくらい続く滝で両手両足をつっぱたり、多少慎重さを求められるクライミングがあったり、雪渓トンネルをくぐったり、と、あきない。
天気もよく、気持ちも高度も上がっていく。
1250mを左に取ると、1350m二股までずっと一枚岩の岩盤が続く。雪渓と一枚岩を交互に歩き、その両方に導かれて進むと、やがて潅木地帯。
1850m辺りからやぶにあたった。30分やぶこぎで14時40分に稜線に出る。
出たのは、ピパイロと1911の中間くらい。
この稜線、低い所なら、ほぼどこでもやぶ漕ぎをせずに稜線に出られるのに、少し高い所に導かれてしまったおかげでハイマツ漕ぎまで堪能できた!!。
ピパイロPeakは、岩がごつごつしているとても雰囲気のよいPeak。しばらく堪能。
ごつごつ地帯を1911側に降りたスペースにテントを張る。途中から雪をかつぎ、冷やしながら登ってきたビールで乾杯。
ビールとラム酒で酔って早々に寝てしまうが、21時ごろ全員1度目が覚める。目を見張るような星の世界。
Peakの夜はいつも格別。でもこの星空は過去と比較しても一級品。流れ星がゆっくりと目に映る。
4日、4時起床。全員で朝焼けを眺める。刻々と変化する色合いに目を奪われながら、周囲の山々と雲海に見とれる。雲が日高側から尾根を越えて徐々に十勝側に降りていく。振り返ると日の出。空が茜色からオレンジ色に輝きながら変わっていく。
アタック装備で1967m峰に向けて出発。快晴。
6時20分に、1967m峰着。
ここが日高第3峰。山容も高さも申し分ない。眺めに浸る。
ピパイロから伏見岳への尾根は長い。眺めもいまいち。
荷物も重く、潅木のかぶさりや滑る道に気持ちを奪われる。標高差400m近くを一気に下り、アップダウンをくり返し、最後に250mほどを一気に上がる。
疲れた。
10時40分に、伏美岳Peak。
直後、尾根Pが次々と到着。しばらくしてニタナイ川Pが到着。
全パーティー合流を果たした。
沢は、「ここが面白い」ということはないけど、明るさと解放感がよかった。
天気のおかげもある。
感謝!
山仲間が伏美岳で尾根とニタナイ川から集中するということだったので、反対側からも! と思い企画。
ピパイロも1967m峰も、なかなか行く機会がなさそうなので、そこも魅力を感じた。
天気のおかげもあり、短いながらも素晴らしい山旅だった。
初日は、美生ダムの看板前でテントを張る。星の美しさに心を奪われる。
メンバーは3人。就職したばかりで、装備がピカピカのTちゃんといつものUくん。
軽くビールを飲んで就寝。夜中に鹿が何度も泣き叫んでいる。
3日、ピパイロ川八の沢出合いを6時に出発。
林道終点から林道跡をたどる。7時、690m辺りで本格的に入渓。
9時、840m二股。ずっと水がにごっているのでなんだろうと思っていると、答えにぶつかる。
860mくらいから、100m以上に渡って、雪にかぶさった土砂と倒木に沢が埋め尽くされている。
あとでわかったことだが、1911m峰から北に向かって伸びる支尾根の斜面が、見える限りで3箇所大きく崩落している。その多くがこの辺りまで流されている。
10時10分に、1000m二股。ここからようやく澄みきった美しい水。
すぐに滝が表れ、ずっと階段状に続いていく。どこからでも登れる滝が多い。シャワーを楽しみながら、ぐいぐい上がる。
1075m二股は、左股が本流に見える。右股は8mの滝。水が噴き出している。調べた記録に頼り、この滝を登る。少し直登に躊躇しながらも、各々二手に分かれて左岸、右岸の両方から攻める。
雪渓があり、越えると大きな一枚岩の滝が続いている。樋状が50mくらい続く滝で両手両足をつっぱたり、多少慎重さを求められるクライミングがあったり、雪渓トンネルをくぐったり、と、あきない。
天気もよく、気持ちも高度も上がっていく。
1250mを左に取ると、1350m二股までずっと一枚岩の岩盤が続く。雪渓と一枚岩を交互に歩き、その両方に導かれて進むと、やがて潅木地帯。
1850m辺りからやぶにあたった。30分やぶこぎで14時40分に稜線に出る。
出たのは、ピパイロと1911の中間くらい。
この稜線、低い所なら、ほぼどこでもやぶ漕ぎをせずに稜線に出られるのに、少し高い所に導かれてしまったおかげでハイマツ漕ぎまで堪能できた!!。
ピパイロPeakは、岩がごつごつしているとても雰囲気のよいPeak。しばらく堪能。
ごつごつ地帯を1911側に降りたスペースにテントを張る。途中から雪をかつぎ、冷やしながら登ってきたビールで乾杯。
ビールとラム酒で酔って早々に寝てしまうが、21時ごろ全員1度目が覚める。目を見張るような星の世界。
Peakの夜はいつも格別。でもこの星空は過去と比較しても一級品。流れ星がゆっくりと目に映る。
4日、4時起床。全員で朝焼けを眺める。刻々と変化する色合いに目を奪われながら、周囲の山々と雲海に見とれる。雲が日高側から尾根を越えて徐々に十勝側に降りていく。振り返ると日の出。空が茜色からオレンジ色に輝きながら変わっていく。
アタック装備で1967m峰に向けて出発。快晴。
6時20分に、1967m峰着。
ここが日高第3峰。山容も高さも申し分ない。眺めに浸る。
ピパイロから伏見岳への尾根は長い。眺めもいまいち。
荷物も重く、潅木のかぶさりや滑る道に気持ちを奪われる。標高差400m近くを一気に下り、アップダウンをくり返し、最後に250mほどを一気に上がる。
疲れた。
10時40分に、伏美岳Peak。
直後、尾根Pが次々と到着。しばらくしてニタナイ川Pが到着。
全パーティー合流を果たした。
沢は、「ここが面白い」ということはないけど、明るさと解放感がよかった。
天気のおかげもある。
感謝!
いい写真ですねー
1967、いい山ですよね。
水場、テン場にありましたか~?