みんなの党、公明党に手柄を横取りされた情けない民主党(日刊ゲンダイ)より
議員歳費「日割り」法案
国会議員の歳費削減がにわかに注目法案に浮上してきた。
みんなの党に続き、きのう(22日)公明党も議員歳費を「日割り」で支給する法改正案を提出する方針を決定したのだ。
でも、この法案は、もともとは民主党の方が積極的だったはず。
国会議員には、毎月130万円の歳費と100万円の文書交通費の合計230万円の報酬が支給されている。
月割りで支払われるため、実働1日でも満額支給だ。
11日の参院選で初当選した議員たちは、任期スタートが26日からだが、わずか6日間で報酬は1カ月分丸々もらえる。
参院選で消費税増税が争点になったことから、「消費税率を上げなきゃいけないくらい国の財政が厳しいなら、まずは国会議員が歳費を減らすべき」との世論が高まった。
そこに、みんなの党と公明党がいち早く敏感に反応したわけだ。
公明党の山口那津男代表は「議員歳費は、働いた分に応じて税金を使うのが基本」と強調した。
実はこの論議、昨年8月30日に行われた衆院選後にもあった。
任期がたった2日なのに230万円の報酬はおかしいという声が高まり、その時は、民主党の1年生議員が真っ先に改革を訴えていたのだ。
そのひとり、杉本和巳議員がこう言う。
「当選後、9月16日に最初の歳費が支給されました。
働いていないのに満額支給はおかしいと思い、直後にテレビ番組に出演した時も、法改正が必要だと主張しました。
当時、新人議員は10人以上賛同していました。
その後、小沢幹事長時代に与党3党で『日割り』導入に同意しています」
しかし、菅体制に代わりモタモタしているうちに、野党に出し抜かれてしまった。
「せっかくの法案を他党に取られるのは情けない」(杉本議員)
民主党は参院選のマニフェストに「国会議員の歳費を日割りにするとともに、国会議員の経費を2割削減します」と書いていたが、仙谷官房長官は、議員の歳費削減に否定的。
だから世論が離れていくのに、全く分かっていない。
議員歳費「日割り」法案
国会議員の歳費削減がにわかに注目法案に浮上してきた。
みんなの党に続き、きのう(22日)公明党も議員歳費を「日割り」で支給する法改正案を提出する方針を決定したのだ。
でも、この法案は、もともとは民主党の方が積極的だったはず。
国会議員には、毎月130万円の歳費と100万円の文書交通費の合計230万円の報酬が支給されている。
月割りで支払われるため、実働1日でも満額支給だ。
11日の参院選で初当選した議員たちは、任期スタートが26日からだが、わずか6日間で報酬は1カ月分丸々もらえる。
参院選で消費税増税が争点になったことから、「消費税率を上げなきゃいけないくらい国の財政が厳しいなら、まずは国会議員が歳費を減らすべき」との世論が高まった。
そこに、みんなの党と公明党がいち早く敏感に反応したわけだ。
公明党の山口那津男代表は「議員歳費は、働いた分に応じて税金を使うのが基本」と強調した。
実はこの論議、昨年8月30日に行われた衆院選後にもあった。
任期がたった2日なのに230万円の報酬はおかしいという声が高まり、その時は、民主党の1年生議員が真っ先に改革を訴えていたのだ。
そのひとり、杉本和巳議員がこう言う。
「当選後、9月16日に最初の歳費が支給されました。
働いていないのに満額支給はおかしいと思い、直後にテレビ番組に出演した時も、法改正が必要だと主張しました。
当時、新人議員は10人以上賛同していました。
その後、小沢幹事長時代に与党3党で『日割り』導入に同意しています」
しかし、菅体制に代わりモタモタしているうちに、野党に出し抜かれてしまった。
「せっかくの法案を他党に取られるのは情けない」(杉本議員)
民主党は参院選のマニフェストに「国会議員の歳費を日割りにするとともに、国会議員の経費を2割削減します」と書いていたが、仙谷官房長官は、議員の歳費削減に否定的。
だから世論が離れていくのに、全く分かっていない。