亀井郵政・金融担当相、「モラトリアム法案」めぐりテレビ局行脚で「火消し」
亀井静香郵政・金融担当相は30日、「モラトリアム法案」をめぐり、一転、テレビ局行脚で「火消し」に回った。
30日午前8時、注目の亀井大臣は、フジテレビのスタジオで出番を静かに待っていた。
亀井大臣は「(きょうも朝早くから?)そうだよ、もうとにかくね、新聞記者...、紙面じゃろくなこと書かないからね。直接ね、お話した方がいいと思って、眠いけども」と話した。
亀井大臣が早朝からテレビ生出演をはしごした大きな理由は、「閣内不一致」報道の火消し。
VTRが流れている間も、ことあるごとに何かをつぶやいていた。
亀井大臣は「選挙の前から鳩山総理とね、よく話していたんですよ。わたしはもともとね、ハトを守るタカですしね」と話し、「不一致」を否定したものの、やはり見解の違いがかいま見えた。
選挙前の7月、鳩山首相は「利子の部分だけ返済することなら、ようやくできるんです。元本返済をしばらくの間、猶予していただけるような、そんな法案」と話していた。
また29日も、元本のみの猶予について強調したが、亀井大臣は30日、「金利までといっても、なかなか難しいんじゃないのというような、選挙の前の話ですけどね。対象としては、金利も含めてやる。今、検討させてますから」と述べた。
しかし、その後の会見で、「金利まで全部やるとは言ってない」と、軌道修正する場面もあった。
一方、29日に亀井大臣との「不一致」が指摘された大塚副大臣は30日、「わたしがね...、大臣のいろんな発言があって、皆さんを混乱させてはね、あの...、いいことではないので。すべては大臣が担当閣僚としてね、しっかりご説明を」と話した。
そんな中で行われた行政刷新会議の政務3役初会合でも、話題となったのは、やはり亀井大臣の発言だった。
仙谷行政刷新相は「意思疎通をして、別に言論統制をするわけじゃないけど」と話した。
すると、古川副大臣は「あの...、大臣、発言にはくれぐれもお気をつけくださいませ。わたしがあの...、大臣と違うことを言うと」と話し、泉政務官が「どっかの大臣」とつけ加えた。
すると、仙谷行政刷新相は「ちょっと放言癖があるからね。どっかの、まあ向こうの、隣の大臣ほどじゃないから」と話した。
鳩山内閣に新たな不安が降りかかる中、小沢幹事長は、「ブレずに」選挙行脚を行った。
小沢幹事長は「民主党1党では、いまだ過半数に届いておりません。今回の補欠選挙は、非常に大きな1議席であると」と述べた。
さらに、2010年の参議院選挙では、定数が複数の選挙区では原則、複数の候補を立てるプランも。
そして30日夕方、鳩山首相は、モラトリアム法案問題について「(亀井大臣と)そごの心配はありません。これから十分にすり合わせしますし。まず大事なことは、金融担当大臣の部署で、しっかりとすり合わせをして、1つの方向にまとまるものだと、そう理解しています」と述べた。
亀井静香郵政・金融担当相は30日、「モラトリアム法案」をめぐり、一転、テレビ局行脚で「火消し」に回った。
30日午前8時、注目の亀井大臣は、フジテレビのスタジオで出番を静かに待っていた。
亀井大臣は「(きょうも朝早くから?)そうだよ、もうとにかくね、新聞記者...、紙面じゃろくなこと書かないからね。直接ね、お話した方がいいと思って、眠いけども」と話した。
亀井大臣が早朝からテレビ生出演をはしごした大きな理由は、「閣内不一致」報道の火消し。
VTRが流れている間も、ことあるごとに何かをつぶやいていた。
亀井大臣は「選挙の前から鳩山総理とね、よく話していたんですよ。わたしはもともとね、ハトを守るタカですしね」と話し、「不一致」を否定したものの、やはり見解の違いがかいま見えた。
選挙前の7月、鳩山首相は「利子の部分だけ返済することなら、ようやくできるんです。元本返済をしばらくの間、猶予していただけるような、そんな法案」と話していた。
また29日も、元本のみの猶予について強調したが、亀井大臣は30日、「金利までといっても、なかなか難しいんじゃないのというような、選挙の前の話ですけどね。対象としては、金利も含めてやる。今、検討させてますから」と述べた。
しかし、その後の会見で、「金利まで全部やるとは言ってない」と、軌道修正する場面もあった。
一方、29日に亀井大臣との「不一致」が指摘された大塚副大臣は30日、「わたしがね...、大臣のいろんな発言があって、皆さんを混乱させてはね、あの...、いいことではないので。すべては大臣が担当閣僚としてね、しっかりご説明を」と話した。
そんな中で行われた行政刷新会議の政務3役初会合でも、話題となったのは、やはり亀井大臣の発言だった。
仙谷行政刷新相は「意思疎通をして、別に言論統制をするわけじゃないけど」と話した。
すると、古川副大臣は「あの...、大臣、発言にはくれぐれもお気をつけくださいませ。わたしがあの...、大臣と違うことを言うと」と話し、泉政務官が「どっかの大臣」とつけ加えた。
すると、仙谷行政刷新相は「ちょっと放言癖があるからね。どっかの、まあ向こうの、隣の大臣ほどじゃないから」と話した。
鳩山内閣に新たな不安が降りかかる中、小沢幹事長は、「ブレずに」選挙行脚を行った。
小沢幹事長は「民主党1党では、いまだ過半数に届いておりません。今回の補欠選挙は、非常に大きな1議席であると」と述べた。
さらに、2010年の参議院選挙では、定数が複数の選挙区では原則、複数の候補を立てるプランも。
そして30日夕方、鳩山首相は、モラトリアム法案問題について「(亀井大臣と)そごの心配はありません。これから十分にすり合わせしますし。まず大事なことは、金融担当大臣の部署で、しっかりとすり合わせをして、1つの方向にまとまるものだと、そう理解しています」と述べた。