ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

京都<食べる編>

2008年05月24日 | 京都

旅の一番の楽しみは、土地の食べ物を食べること。2泊3日では食べたりな~い!と頭を悩ませながら、プランニングの時から楽しみで仕方なかった。

昼前に京都駅に着き、宿へ向かう途中、麩嘉(ふうか)の麩饅頭で一息。もっちり弾力のあるお餅+上品な甘さの漉し餡。作りたてをその場で食べるから美味しさもまた格別。

 

ランチはかもがわカフェにて。天井の高いゆったりとした落ち着く空間。えしぇ蔵は日替わりランチセット、私はスープセットをオーダー。たっぷりのお豆のポタージュもパンも美味しい。一見普通に見える日替わりのチキンソテーも、「おっ!?」と思わせる味だった。ランチは中国茶つき。

 

ランチを食べたばかりなのに、近所のベーカリー hohoemi でパンを買い、鴨川の河川敷で大文字を見ながらぱくり。しっとり、もっちりで、「何この生地?めちゃくちゃ美味しい~」と一騒ぎ。自転車に乗って、毎日通えたら幸せだろうな~。

 

ショッピングの合間に寺町のスマート珈琲でひとやすみ。濃い目の珈琲は途中からクリームをいれて二度美味しい。レトロモダンなカップもいいなぁ。

 
  カップ&ソーサーはノリタケ

1日目の夜は五条の枝魯枝魯(ぎろぎろ)ひとしなへ。去年は予約がとれずに諦め、今回はかろうじて6時からの2時間はOKということで、噂のくずし懐石を体験。

くずし懐石とは和食の枠にとらわれない食材や調理法を取り入れた懐石。”くずし”だからといってあまり奇抜なのはちょっと。。と恐る恐る。でもそんな不安は杞憂に終わり、和食の基本はしっかり抑えながら、五感を刺激するクリエイティブな料理に感動の連続だった。
  
鱧(はも)の湯引き。空豆のソースに炙ったカラスミ。白瓜の生姜と胡麻和え。
  
鯛の器を開けると。。鯛の白子の天ぷらとと鯛の子の炊いたもの。トッピングは茗荷のナムル。ヤングコーンとウスイエンドウの酢の物。ナマブシ入りの出し巻き。道明寺粉のちまきの中には筍と鴨ロース。水菜とじゃがいものサラダに未来コーン。

  
ほうぼうのお造りは醤油ではなく大根葉の漬物と一緒にいただく。ランプフィッシュのキャビアは初めて! 汁物は、ほうぼうの出汁に、マグロの切り身、アスパラ、海老しんじょ、葉わさび、白木耳、そしてレンコンチップ。

   
左)鯉の唐揚げ、丸ナスの素揚げを、アサリの出汁ソースで。
右)鴨ロース、筍の素揚げ(バルサミコソース)、南瓜と白菜のサラダ、赤万願寺唐辛子のロースト。口直しに、ビワと緑茶のジュレ。

さらに、蛸・レンコン・あられ入りのご飯になめこ入りの赤だし、稚鮎の南蛮漬け、じゃばらキュウリ、大根皮の古漬けが出た後、デザート。

 
すべて味、食感が異なる小さなキューブのデザート5品。
ヨモギの杏仁豆腐(+オリーブオイル)、豆乳パンナコッタ(メロンソース)、小豆とチョコムース、百合根のアイス(ハチミツレモンソース)、トマトのシャーベット。

何度もスタッフに聞き返しながら、メモをとりまくり。メニューは月変わりのコースのみ。初体験の素材、旬の京野菜など、楽しみいっぱいで3850円なんて!次は1階のカウンターで板前さんのパフォーマンスを見ながら食べたいな(若くて個性的な(イケメンあり)スタッフ多し。

というわけで、ここまでが1日目。


 

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