在宅ケアの不思議な力

お世話になっている白十字訪問看護ステーションの秋山さんから本をいただいた。
「在宅ケアの不思議な力」秋山正子著　2010.1発行　医学書院　
…人がその人らしく生き抜くのを支えるケアの話し…

また、発売記念のサイン会が開かれるそうです。池袋 ジュンク堂本店　3月20日(土)14:00～
　こちらでは、併せて相談会も開かれるそうです。

現在、こちらのスタッフによる在宅訪問看護を受けています。父の症状に合わせて、かかりつけのクリニック、他の在宅サービスと連携しながらいろいろと細かな気配りをいただいています。我々には分からなかった背景や、この先の心配など、非常に参考になり心強く、読ませていただいています。

父の誕生日

今日は父の９７回目の誕生日だ。クリニックに毎朝の報告(症状)の電話をしたところ、主治医の先生が電話口に出られて「お誕生日、おめでとうございます。よく、頑張りましたね～」


お正月明けから父の状態が不安定で一体どうなることかと思っていた。お陰様で家族を始め様々な人達からの支えを頂き、こんなに元気な誕生日を迎えられる事ができました。父に代わりましてお礼申し上げます。

在宅訪問看護サービス(8)

じつは一月の半ばにNHKの取材が入った、といっても対象は我々ではなく在宅訪問看護サービスをお願いしている白十字さんの主幹・秋山さんへの密着取材の一コマである。

NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組。若い女性ディレクターさんとカメラさんと音声さんの３人が秋山さんの仕事先に付いて回る。秋山さんはこの在宅訪問看護サービスの草分けで「市ヶ谷のマザーテレサ」と呼ばれる有名な存在らしい。ところがこの頃、父の症状は不安定な状態だったし、インフルエンザも下火になったとはいえ、外部の人達の出入りは極力遠慮てほしいし、我々にはとても気持ちの余裕が無かった。それで、申し訳無かったのだが一日だけ(1時間ほど)でお断りしてしまった。

当日、ディレクターさんは部屋の隅、カメラを担ぐ屈強な若者とマイクのついた長い棒を操る少し控えめな音声さんが秋山さんと父に交互に向かっていく。狭い部屋なので、我々にも止むなく？レンズが向いていたようだった、父も何事が起こっているのか、という表情をしていた…。

その放映が3月16日(火)22:00と決まったそうだ。もちろん編集で我が家での収録分など無いだろうが、在宅訪問看護の現状と秋山さんの活躍ぶりは是非見てみたいものだ。ちなみに明日は、剣岳付近の山岳救助の話らしい、これも是非見ようと思っている。