中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

やっぱり理解不能な部分がいっぱい!

2007-01-19 | おもしろ記事
田舎町には電動自転車という大変危険な乗り物が溢れています。

ほとんど見掛けは50ccのスクーターと同じですが、電池+モーターで走りますので音がしなくて、その上歩道を走るし、更にこいつは50km/h位までスピードが出るという代物なのです。

最大の問題点は、こいつら「違法な乗り物」「道を走ってはいけない」と田舎町の法律に定められている代物でありながら、町中に溢れている、と言う点にあります。
電動自転車というカテゴリーは法律で定められており、ナンバーを取得する必要があります。町によっては法律で走って良いことになっているのですが、この田舎町は「危険だからダメ!」と全く認可していません。

でも町中に溢れているし、そこら中で売っているし、町一番の最高級ホテルのクリスマスパーティの賞品にもなっていたし。。。

こんなに走っているから、便利だから私も買おう!と思ったらどこででもすぐに買えてしまいますし、政府は禁止していますので本当なら必要なはずのナンバープレートも申請しても受け付けてくれませんので必要ありません、その場で乗って家に帰れてしまいます。

でも取締にあってしまったら、ちょっと面倒です。
無条件没収か、と思われるかもしれませんが、これがまた面白いですね。
自分で買ったという証明、つまり領収書があれば没収はされないんですね。
一応不法ではあるが個人の財産ですので、没収しようとすると相当な面倒が発生することは容易に想像できます。



でも違法なんです。その上政府は「解禁する予定はない。仮に解禁する事があっても購入済みの電動自転車にナンバープレートを発給するつもりは一切無い。」と明言しています。


矛盾だらけだと思いませんか?


今朝の新聞に「低速、低効率の電動自転車が認可されるというデマに踊らされて販売絶好調」という記事が出ていました。

こういう状態が日常であるこの国。 やっぱり不可解です。