中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

日本は大丈夫なのかと心配になる時

2007-01-09 | 一般
お正月に日本でスキーに行きましたが、何とも不思議な光景を何度も何度も目にしました。

今のスキー場は昔と違ってリフトに輸送力がたっぷりとあるようです。が、そうは言っても人はリフトに乗りたいと並んでいます。

私がスキーばっかりしていた頃、リフトは輸送力が無く、スキー場へ行っても滑っている時間とリフトに並んでいる時間とどちらが長いか、というレベルであったために、少しでも早く乗ろうとリフトの座席に空きがあれば、誰かが必ず乗っていたような気がしています。

隣に座るのが知らない人、なんて言うのはごくごく当然の状況で、だからこそゲレンデで知り合って結婚しました、なんていう友人もいました。

でも今回スキー場で見たのは、3人乗りや4人乗りのリフトに1人ずつ乗っている光景でした。人が並んでいないのではなくて、知らない人が一人だから自分も乗らない、という光景です。

私の前の人が一人だから「じゃあ一緒に乗っちゃおう!」と私が一人で乗ろうとしている人と同じリフトに乗るとなんだか迷惑そうな顔をするんです。

逆に私が一人でも仕方ないなと乗ろうとしていると、ごくわずかな人達が「一緒に乗って良いですか?」と声をかけてくるので、ほとんどの人は、私も一人で乗ります、という態度がはっきりとしているようなのです。


もしかしたら知らない人とリフトに乗るとサーカスにでも売られてしまうとでも教えられているのでしょうか?

見知らぬ人とのつきあい方が判らなくなっているのと同時に、知らない人を全く信用しないというのが普通になっているんでしょうね。


これで良いんでしょうか??