ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/20日 秋の山を歩く 雨生山4分の4(最終記事):山頂から真っ直ぐ下り、山裾を歩いて車の場所に戻る。

2016-10-28 07:00:32 | 草花
雨生山のシリーズはこれでおしまいになります。秋花の進み具合の下見でしたので、その目的を満たすための、エッセンスのような歩き方をして来ましたが、それでもこの山の魅力を、余すところなく(少な目ではありますが・・・)辿ってきたかもしれません。
実際にこの山の植生と来たら、思いもかけないものが少量・多種類で目の前に現れるのですから。

ミシマサイコ ↓

これもかつては薬草として重用されていたと聞きます。その所為で数は激減して今では、絶滅危惧種入りとなってしまいました。



浜名湖 ↓

この稜線は愛知県と静岡県の県境になっていて、静岡県側に目をやると浜名湖が見えています。



本宮山からここまで ↓

本宮山からここまでの景色を見ます。この山を下りてから、山麓まで車で近づき、あの山を歩くことに決めています。


ズミ ↓

稜線上のズミの実を採って同行の女性に勧めると、噛んだ後「酸っぱい、渋い」と言っていましたね。


センブリ ↓

ここで今年初めてのセンブリ開花株を見つけました。



リンドウ ↓

花開きつつあるリンドウの花びらがちぎれたような一輪でしたが、小生の中では今年の初花なんです。



雨生山山頂 ↓

雨生山の山頂には同行の女性と話しながら歩いていたので、アッサリと着いてしまいました。



もう一度浜名湖 ↓

これから新城側に下りて行きますので、浜名湖はこれで見納めとなります。



同行者 ↓

同行者とこれから下りて行く道についてのことを確認しています。


ネズミサシ ↓

比較的急な斜面は笹に覆われていて、うっかりすると道を失いそうです。足元に気をつけながら下って行きます。 触るとチクチク痛い、針のような葉を持つネズミサシが所々にあります。



東名高速道と吉祥山 ↓

斜面下りの中腹あたりから、東名高速道路と吉祥山が見えています。道の向こうが名古屋方面で、こちら側は、山体に飲み込まれると東名宇利トンネルになります。


ヤマラッキョウとお別れ ↓

今回は蕾ばかりを見てきましたが、これが最後の姿となります。今度来た時はきっと花で対面できそうです。



アキノキリンソウ ↓

今度は新しくて良い色の花が咲いていました。


イヌツゲの実 ↓

イヌツゲの実を見ました、これも噛みつぶしてみましたが、味は無いに等しいものでした。



ウズラ飼育の建物 ↓

ここまで下りてくるともう残りは30メートルほどでしょうか。固まった建物はウズラの飼育をしているところで、ときどき鳴き声も聞こえました。


コウヤボウキ ↓

同行の女性が下山口のほんの少し手前で、コウヤボウキのきれいな花を見つけてくれました。



チャの木 ↓

山を下りて一般道を歩いています。この付近でも新城茶を産するようで、茶畑があります。


アキノノゲシ ↓

一般道脇で、アキノノゲシを見ましたが、土埃をかぶっているように感じました。


ウツギ ↓

川岸で、ウツギの実になった姿を見つけました。花については今まで気が付かなかったかもしれません。



まずは一万歩 ↓

車に戻り、女性とお別れします。小生はこれから車で本宮山のふもとの登山口まで走ります。
午後は本宮山を歩くことにしています。    (本宮山シリーズに続く)
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2016-10-28 08:06:04
リンドウはなかなか見られない花になりました。アキノキリンソウも何年か前には見ましたが、いつの間にか消えてしまったようです。コウヤボウキが咲くと晩秋のイメージですね。
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多摩ニュータウンの住人様 (ぶちょうほう)
2016-10-28 09:21:41
多摩ニュータウンの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
リンドウの花は仰言る通り、そう簡単には花が見られなくなりましたね。
アキノキリンソウについては三河ではまだ数を減らしていることを実感はしていません。
コウヤボウキはこの山ではナガバノコウヤボウキという種類もありますが、今回はそれを見ることはありませんでした。
晩秋のイメージが漂い始めていますね。
11月7日は暦の冬入りの、もう「立冬」ですね。
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雨生山 (keitann)
2016-10-28 10:28:35
ぶちょうほう様、こんにちは。

恵那山の次は雨生山に秋のお花の下見登山をされましたか。
確か蛇紋岩地の山で、珍しい植生が見られる山でしたね。記事を通して遠方に住む私にとっても身近に感じさせていただいてます。
昨日は私も香川の里山にセンブリを見に行きましたが、今年はセンブリは絶好調ですね、キッコウハグマも思いがけず咲いていました。
ヤブコウジの赤い果実、アキノキリンソウ、カマツカの赤い実なども同じように見てきました。
コウヤボウキだけは昨日は見かけませんでしたが、実家方面の里山ではもう咲いていることでしょう。
ヤマラッキョウ、リュウノウギク、シマカンギクなどが終われば今年の花もそろそろ見納めとなりますので、高知詣でが始まります(^_^;
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雨生山。 (かなこ)
2016-10-28 10:52:37
ぶちょうhぽうささん今日は。
10月末になってもこんなに沢山おお花に出会え楽しい山登りでしたね。

もうコウヤボウキが咲いているのですね。
主人と今日晴れたなら野外活動センターでも行ってみようと話し合ったのですが生憎の雨日になりました。
あそこならコウヤボウキも咲いているでしょう。
近くの場所は遅いです。

アキノキリンソウは山道に入れば咲いていると思いますが昔田舎では裏の県道沿いに一杯咲いていましたけどね。
ヤマラッキョはチョット早かったのですね。

道案内ご苦労様でした。

明日はシニアのバザーにて今回は早出になりますのでお休みします。
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keitann様へ (ぶちょうほう)
2016-10-28 10:56:55
keitann様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
仰言る通りに蛇紋岩地で、いつもながらのことです。
今回は遠くの方がムラサキセンブリを見に来るとのことで空振りの無きように予めに下見をやっておいたものです。
残念ながら花には早くて、このことを連絡できるだけでも下見の価値があったというところでしょうか。
ここではムラサキセンブリが多くて、普通のセンブリの数はそれほどのことはありません。
季節は違いますが、マツバニンジンなども見られるのです。
コウヤボウキでは多摩ニュータウンの住人様にもお知らせしたことですがナガバノコウヤボウキも出て来ます。
キッコウハグマはこの雨生山では見ませんが、東隣の金山に行きますと群生している場所もあります。

高知と言いますと何といってもヤッコソウですね。
三河からでは離れすぎていますので、わざわざそのためだけでは出かけられないのが残念です。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-10-28 11:07:05
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
こうして振り返ると、花がたくさん出てきたような気がします。
これからあと、もうひと頑張りして、ヤマラッキョウ、リンドウ、ウメバチソウ、ムラサキセンブリ、センブリの花をきっちりと咲いた姿で撮っておきたいものです。

コウヤボキとオケラは大体時季が同じだと思っていましたが、オケラの方が早かったでしょうか。
野外活動センターにご夫婦で行かれるのはいつになるのでしょうね。あいにくの雨でしたね。

アキノキリンソウは中京圏では普通に見ることのできる花のような気がしますが、それでも山地限定でしたかね。

ヤマラッキョウの花は少しだけ早かったですが、もうあれから一週間経っていますので、今は花盛りのことでしょうね。

今回は同行者があったので時間の経つのが随分早いと思いました。

明日はご苦労様です。お休みの件は承知しました。
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下山路 (こりん)
2016-10-28 19:07:13
こんばんは
山頂からの下山路は、ぶちょうほうさんお得意の薮ルートですか?
女性もそこを下りたのですね。
サルトリイバラにいじめられませんでしたか。
雨生山には、ぶちょうほうさん、私、ぴーちゃんと数日おいて
花を見に行きましたね。
京都の山ちゃんはそろそろ来るのでしょうか?
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2016-10-28 20:37:39
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
山頂から真下に下りて行くようなあの道は小生の地図には載っていて、この山に来るようになった20年ほど前にはきちんと笹刈りもされていた道なんです。
同行の女性もためらいなくこの道を選びましたね。
曲がりなりにも道でしたので、サルトリイバラにつかまることはなく下れました。

ぴーちゃんもこちらに来られましたか。
昨年は10/24日に山ちゃん様と一緒に歩いたのが、懐かしいですね。

今年は山ちゃん様は猿投山を主目的として来るそうで、ここのムラサキセンブリはかすめる程度の訪問になるようで、周りに迷惑を掛けないように一人で動きたそうですので、小生も、彼の自由裁量に委ねることにしました。
10月末に来たいと言っていましたので、おそらくこの日曜日プラスマイナス一日となるのではないでしょうか。
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ミシマサイコ (山ちゃん)
2016-10-30 22:56:17
ぶちょうほうさん、今晩は!
今年もミシマサイコがちゃんと咲いていたのですね。昨日は2輪の花しか咲いていませんでしたが、遅かったのでしょうね?リンドウは至る所できれいに咲いていました。
麓の田圃の土手に、ワレモコウやツリガネニンジン、オミナエシ、ヤマラッキョウが沢山咲いていました。ナンバンギセルも豊作のようで元気なのが何株もありましたよ。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2016-10-31 10:34:30
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
山ちゃん様 この日は小生もこの場所に来ていましたが、時間がずれたようですね。
小生がここの山麓に着いたのは09:33分で、下山してここを離れたのは15:12分のことでしたから、きっと滞在中に時間が重なっていたことでしょうね。
車は桜の園からは離れた場所に置いているのでお互いに気づくこともなかったでしょうね。

別の場所に車を置いたために、あの場所でべったりとたくさん咲いていたナンバンギセルを今回は見ませんでした。
ともかく、京都から遥々と来ていただいて、所期の成果を果たされて帰途につかれたとのことで、愛知県の責任を果たした思いであります。

ところで猿投山は如何でしたか?
お猿さんのコレクションももう在庫が相当たまったのではないでしょうか。
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