ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/23日 鞍掛山と無名の763m峰 その3:鞍掛山山頂を往復して東海自然歩道を北東に進む。

2013-06-28 06:45:51 | 草花
今回山に入って暫く歩いてから、昼食を持っていないことに気づき、慌てました。
本来なら、アプローチの段階でコンビニに立ち寄り、弁当を購入してくるつもりでしたが、カーナビが想定外の道を案内し続けてくれていたので、そちらにばかり気を取られて、弁当購入が欠落してしまったのでした。

いつも非常食を持ち歩いているので、仕方がないからそれで済ますことにしました。
これは大変心細いことでしたが、今回の行程は距離が短かったので、非常食だけで歩きとおせると判断し、山歩きは計画通りにこなそうと、あくまでも強気で押すことにしました。

クロモジの実 ↓

この部分の東海自然歩道は稜線歩きとなっていますが、やや痩せた稜線の両脇には木が生えていて、恐怖感は感じないで歩いていけます。
クロモジの実がやや大きめに可愛らしくついています。



ギンリョウソウ ↓

時季的な要因でしょうかそれとも雨が少なくて乾燥しているからなのでしょうか、出合ったギンリョウソウはみな痩せこけているように感じました。



ヤマクルマバナ ↓

稜線から離れて、以前水場のあったところまで下りることにしました。以前は道がつけられていましたが、今はその痕跡さえもなくなり、草を押しのけて、倒木を跨いで進んで行きます。
到着した水場は荒れ果てていて、以前の面影が残っていませんでした。
そんな場所でひっそりと咲いていた花がこれでした。



コクサギ ↓

花の時期は過ぎていますが、葉の匂いは特有で、生ゴムのようなにおいが有ります。
それ以外には見当たらないようでしたので、また斜面を登り返して稜線に復帰します。



コアジサイ ↓

ところどころでこの花が出てきますが、開花が遅くて、ほとんどが蕾でした。
これは一番花の進んで姿でしたね。



コナスビ ↓

小さな花が出て来ました。家の近くの公園でも見る草ですが、標高800mを超す場所でも咲くのですね。



鞍掛山山頂 ↓

木の階段で小さな突起を3山ほど越えてから、頂上直下の段を登ると木立の中にある山頂に着きます。別段新しい発見はありませんでしたが、あたりを見回します。
眺望が全く聞かないのが残念なところですね。


鞍掛山山頂 ↓

山頂から40-50m離れた所に休憩施設があります。不時の荒天のときは役に立ちそうです。
これから来た道をびわくぼ峠まで戻ることにします。


ヤブレガサ ↓

ヤブレガサとモミジガサの区別も実は大変難しいものがありますね。中間的なものが実に多く出てきて迷うことがしばしばあります。こちらはヤブレガサで良さそうです。



びわくぼ峠着 ↓

再びびわくぼ峠に戻って来ました。今度は東海自然歩道をそのまま真っ直ぐ北東方向に進みます。




鞍掛山 ↓

東海自然歩道は障子岩を回りこむように付けられていますが、この障子岩は落差50-80mほどの大岩壁で、それがまるで屏風のように250-300くらい続いています。今回は一度しか見られませんでしたが、この大岩壁にウチョウランやヤマユリ(=三河ではホウライジユリと呼ぶ)が着くのです。
東海自然歩道からちょっと離れて、この障子岩の一番端で、一番高いところまで行ってみることにしました。その絶巓からの眺めはそれらしいものがありましたが、特筆すべきは眼前の鞍掛山の眺めですね。
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6/23日 鞍掛山と無名の763m... | トップ | 6/23日 鞍掛山と無名の763m... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2013-06-28 07:37:39
お弁当の買い忘れは大変でしたね。
非常食だけではお腹が持たなかったのではないでしょうか。
ギンリョウソウは気候や場所によって、形が色々ですね。
私が今年見たものは、ずいぶん、ずんぐりむっくり形でした。
やはり背丈のあるほうがスマートですね。
返信する
あらま~ (まよこ)
2013-06-28 09:18:26
ぶちょうほうさんおはようございます。
今日はシニアカレッジの日なので おはようのご挨拶が出来ました。

お弁当の忘れとは一大事。
でも非常食があって良かったです。

遠出して道中で食事とかガソリンを入れる積りで出ても 全然その道で見つからなかったことが過去にあり困った経験があります。
山の中は尚更無いですね。

ギンリョウソウもお弁当忘れたのかもしれませんね。
それとも今風のスタイルだったりして・・。

よく整備されていて歩くのに心配ない山道ですね。
木々の下は涼しそうですし植物の種類も豊富で目も楽しませてくれそう お腹の足しになるものがなかったのが残念。

今回は風邪後の断食山登りのようですね。


返信する
ナビの道? (コリン)
2013-06-28 18:01:35
ナビで案内された道は、ひょっとしたら与良木峠かな?それとも田内の旧国道かな?
ルートからでは、清崎のサークルKの目の前を通るはずですが?
ナビがどこを案内したのか興味があります。
塩津温泉登山口の前に何処かに寄ってきたのでしょうか?
それにしても昼食なしで良く山中を彷徨ったものですね。エネルギー切れにご注意下さい。
返信する
多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2013-06-28 18:05:39
多摩NTの住人様 こんにちは コメントをありがとうございます。
弁当の購入忘れは最悪のことでした。いつも非常食は携行していますのでそれで何とかはなりましたが・・・・・。
それでも暗くなるまで歩きましたので腹は空きました。
ギンリョウソウはもう遅いのでしょうか、どの株も皆イキが良いとはいえませんでした。
ずんぐりむっくりのものは未だ出初めだったのでしょかね。
今年はギンリョウソウのスッキリした姿に出会えていません。
返信する
まよこ様へ (ぶちょうほう)
2013-06-28 19:24:57
まよこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
今日は午後から運転免許の高齢者講習を受けて来ました。
随分時間が掛かるものですね。
そして、5800円取られましたが、それだけのことはあったと思いました。

まよこ様には折角朝早くに来ていただいたのに、こちらからのお返事が遅れてしまいましたね。

この山行では始めに大きなチョンボを抱えてしまいました。
山に入る前でしたら引き返して買い揃えることも出来たでしょうが、ひと山登った後にやっと気づくという迂闊さでした。
非常食だけではスタミナ切れするのは当然ですよね。
食料とその上に水までも忘れたら山登りを断念するしかありませんね。

ギンリョウソウが痩せこけていたのは他所で見たものも含めて全体的にそんな感じがしていました。雨が少ない所為なのか、花のさかりを過ぎていた所為なのでしょうね。
あるいはまよこ様の言われるように食べ忘れでしょうかね。

ここの稜線歩きは整備が行き届いていて、しかも樹陰をずっと歩いていられます。
夏でも焼け付くような暑さからは逃れられる道でしょうね。

確かに今回だけはご飯代わりに、食べることの出来るものが何かないかと探しながら歩きましたね。

病み上がりの登山としてはかなりハードな試運転となりました。
返信する
コリン様へ (ぶちょうほう)
2013-06-28 19:40:52
コリン様 こんにちは コメントをありがとうございます。
豊田市内から勘八峡を抜け足助の追分を通り、阿蔵、豊邦、作手守義、三橋、大輪、田峰、清崎と走りました。
清崎のところで工事をしていて、少し戸惑いました。

カーナビの案内に気を取られていて、途中で買い物をすることが抜け落ちてしまいました。
非常食の乾パンと氷砂糖だけで凌いだのですから、随分腹ペコ熊になりました。
幸いなことに水には不自由しなくて済んだのでそのことは相当助け舟となりました。
返信する
忘れ物 (山ちゃん)
2013-07-01 15:09:17
ぶちょうほうさん、こんにちは!
実家の方では、弁当を忘れても傘を忘れるなと云われていますが、山中では弁当は欠かせませんね。
ひもじい思いをしながらの山行お察しいたします。
返信する
山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2013-07-01 16:53:20
山ちゃん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
弁当を忘れるなんて大失敗ですね。なまじ非常食を持ち歩いているので、こんなときでもまだ強気の虫が健在で、先を目指してしまいました。
いっその事途中で切り上げて、温泉にでも浸かって家に引き返したほうが良かったかもしれませんね。
山ちゃん様はこんな経験はありませんでしたか。
返信する

コメントを投稿