ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/31日 日和田から歩いた木曽御嶽 その1:登山届を出して、まずは裸足で沢を渉る。

2015-08-04 07:18:39 | 草花
木曽御嶽で昨年空前の大惨事が起きてから、このエリアを歩く場合は、登山届の提出が義務付けられたようです。
もともと小生はそういうものを提出してから歩く性質ですので、それは一向に苦になりません。

義務化されれば、今度はそれを受けたほうに責務が発生しますね。
今回登山届けを提出するポストには、届出を受けたという証文が用意されていました。

登山届届出済証(表) ↓


登山届届出済証(裏) ↓

名刺大のサイズで、綺麗にコーティングされたカードでした。

キツリフネ ↓

登山口から沢に降りるところに咲いていました。 普通のツリフネソウもありましたがピンボケしていましたので割愛します。

サワギク ↓

湿った空間ですのでこういう花もあります。

センジュガンピ ↓

岸辺のやや上部で咲いていました。

クサボタン ↓

これはもう少し後に花が咲くようで、今回はどれも蕾でした。

クガイソウ ↓

ここでもクガイソウを見ましたが、以後は見かけませんでした。

沢渡り ↓

靴と靴下を脱いで裸足でこの沢に入ります。水が冷たくて頭にジーンと来ます。

ポットホール ↓

こんな間近に甌穴(ポットホール)を見たことはありませんでした。小さいのが3つありました。

道標 ↓

沢を渉り、靴を履いて歩き始めます。道標は草に隠れるようでした。

ソバナ ↓

咲き出したソバナを一輪だけ見つけました。

タマガワホトトギス ↓

黄色いホトトギスを見つけました。これもこのときだけ見たものです。

アリドオシラン? ↓

これは何でしたでしょう? 野性ラン? タシロランはこうでしたか?
野性ランの図鑑で調べてみて、どうやら、アリドオシラン(蟻通しラン)のようでした。

倒木 ↓

今回は沢山倒木に邪魔されました。 朽ちた木の根元にはスズメバチが必ずといってよいほどいて、今回は実に沢山追いかけられました。

オオカメノキ ↓

歩き始めの標高が1500mを超えていましたので、早速出てきています。

笹の道 ↓

昨年降った雪が積もり、笹を押し倒していますが、そのために道が見えなくて、何度も道探しをしながら歩きます。今山行ではこの労力が相当な重荷になりました。

ステップ ↓

倒木を越えるのに、ステップが作られています。こういう措置が採られているということは、この道がまるきりの廃道でもなさそうです。

かなりの密生 ↓

あたりがこういう景色になってくると、亜高山帯入りした感じが強まります。
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2015-08-04 07:56:20
身近だった御嶽山が、今は全く異なる気持ちで登ることになりましたね。行方不明者の方々が早く戻れるのを願っています。白い花は何でしょう。タシロランとは異なる気がします。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2015-08-04 08:30:17
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
木曽御嶽には毎年行っていて、昨年も噴火前に行きました。

その後にあの大事故で、仰言るように、気楽な登山ではなくなってしまいました。
今回は始めに、遥拝・黙祷してから歩き出しました。

白いものは一体何でしょうかね。
もう少し根を詰めて見て擱けばよかったですね。
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御嶽山 (かなこ)
2015-08-04 10:48:08
ぶちょうほうさん今日は。
今回は御嶽山へ行かれたのですね。
TVでは不明者の捜索が再開されているようですが 噴火の兆しは無い様子にてちょとお安心しました。
あの噴火は何だったのでしょうね。
届出は必要ですね。

それにしても素敵なお花が次々と・・目が点になります。
センジュガンピを自然界で見たことがありませんがよい姿でした。

タマガワホトトギスも良い色ですね。

白いランの仲間は珍しいですね。
新種かも???。

倒木が凄く道が判り難そうでしたが大丈夫だった様ですね。

ポットホールと言うのですね。
奥道後の川にありましたが今は入れません。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2015-08-04 11:59:52
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今日も暑くなっていますね。これから一週間はこのまま行くようですが、どうか健康でお過ごしください。
小生は先ほどまで草引きをしていましたが、大汗を掻き、今はシャワーを浴びてスッキリしています。
これからお昼ご飯タイムになります。

木曽御嶽に行った日に、一遺体収容されたようで、ヘリコプターがうるさいくらいに行き来していました。

木曽御嶽の有史以来の噴火はこれで二度目でしたね。
そのほかに王滝側で大地震による土石流で、人災もありました。
つまり、結構暴れる山だったのですね。
小生は昭和45年以来毎年ここに入っていますので、おなじみの山なのですが、最高地点の剣ヶ峰にいけなくなったのが、信じられないくらいなのです。
昨秋のあの大惨事はまるで悪夢のようです。

義務付けられた入山の届出ですが、これは必要ですね。しかし、下山地点で下山届けを提出する場所がないので「、入る」と、「出る」を関連付けて管理していないからこれは片手落ちであり、後に必ず問題化することでしょうね。

小生もセンジュガンピは久しぶりで見た花でした。
黄色のホトトギスも良いですね。

あの小さい白いランはどうやらアリドオシランのようです。珍しいものに出会えました。

倒木を越える度に道を失い、難渋しました。
GPSを持たずに歩いていたら、おそらく迷子になっていたことでしょうね。

ここのポットホールは随分小さいものが3つありました。
写真のものでは底に鹿の角らしきものが沈んでいましたが、深かったので手を入れて取り上げることはしませんでした。
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日和田道 (山ちゃん)
2015-08-09 11:51:26
ぶちょうほうさん、こんにちは!
右側が開けた湿原のような所がありませんでしたか?私は、そこから登山道に合流して不明瞭な道を登りましたが、赤テープが折れていたり、倒木が多くて思った通りに進めなくて、当時はGPSを持っていませんでしたから苦労しました。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2015-08-09 12:09:01
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
右側に湿原みたいな場所があることには気付きませんでした。
道の不明瞭さは仰言る通りでしたが、時折赤テープが垂れ下がって居たりして、その分だけは安心が出来ました。
今回は倒木周りにスズメバチが必ずといってよいほど居て、小生にまつわりついてきました。
黒い長袖肌着を曝してきていましたので、これは大失敗でした。
今回もGPSが役に立ってくれましたが、道探しをする、その場ではGPSよりもやはり、現場での感性が絶対に必要のようですね。
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