久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

女性の活躍をもっと加速するために・・・

2017-08-22 09:10:25 | Weblog
 「女性の大活躍推進福岡県会議」がスタートして早4年、安倍総理が「女性の活躍は経済再生の大きな柱」と言われてからも4年。確かに私の知っているこれまでの30年の流れより動きは早い気はしますが・・・
 しかし、他に問題が起こってくると、また優先課題が出てくると、新聞等に「女性活躍」の文字はほとんど見なくなるのが現状です。
 勿論、この4年で、女性の問題だけではく、働き方改革や同一労働同一賃金などの課題も提起され、女性だけの問題ではなく、女性という言葉があまり使われなくなったこともあるのかもしれませんが。

 それでも日経新聞は、Wのページを毎日持っており、西日本新聞も土曜夕刊の1ページは女性のテーマで続いています。

 女性管理職も増えてきました。特に行政職で係長クラスの女性が育ってきていることを聞くと、半分まではまだまだ時間はかかりそうですが、あと5年もすれば3割近くにはなるのではないでしょうか。勿論、地域によって違いはありますが・・・

 私はこの機運をバックに、まずは、決定権のあるポジションに女性を増やしていくことはやり続けなくてはいけないと考えています。企業、行政の管理職しかり、地域活動、自治会などでももっと女性会長が増えていいでしょうし、そして何とも遅れているのは、政治。
 議員さんに育児休業が適用されないのも、今回提起されて初めて知ったような状況です。
 政治の世界は特殊。選挙に必要な地盤、看板、カバン、そのどれもこれまでの普通の女性たちには縁のない世界。もっと日本の政治の世界を変えていかないと女性議員は増えないでしょう。
 とここまでは8月10日に書いてストップ。何とも時間がない。


   ここからは、8月21日、22日に書いています。

 8月3日、熊本で開催された「熊本県女性の社会参画加速化会議」に女性の活躍推進福岡県会議の共同代表としてアドバイザーの要請を受け、参加してきました。
 この熊本会議は平成26年に発足し、毎年会議は進めてきていますが、なかなか名のとおり加速していかないと、今回は、少し早くスタートした福岡の話を聞きたいと頼まれたものです。
 当日は知事も出席され、経済同友会の会長さんが司会、今後女性活躍を加速化させるにはどうしていくか議論されました。
 私は、福岡会議の特徴、やり方、苦労談、工夫したことなどを話し、議論が進むお手伝いをしてきました。

 
 そして、先週金曜日、18日は、鳥取県に呼ばれて「女性活躍サミットinとっとり」にパネリストとして発言をしてきました。
 このパネルには、平井鳥取県知事、女性の大活躍推進三重県会議共同代表、岡本内閣府官房審議官、吉田とっとり女性活躍ナットワークメンバーの方、そして私というメンバーでした。

 ファンケル副会長の宮島氏の基調講演の後、何とも1時間半という短い時間の中でのパネル。時間との勝負でした。
 しかし、それぞれの地域、立場から推進と課題、ざっくりとですが、これまでやってきた工夫など、皆さんだらだらと話されることはなく、ぎゅっと集約して話されていました。私も準備したことを半分ぐらいにまとめて何とか、福岡県会議の話、私が考えていることを発言しました。

 ちょっと消化不良な感はありましたが、やることに意義があり。聞いていただき、いっしょに考えていただくきっかけ、ヒントになればいいのではないでしょうか。
 女性の活躍は、地域によっても、また企業や家庭など、それぞれ段階があり、違った課題があります。しかし、少子化で労働力が足りなくなる中、仕事だけではなく、女性の力をもっと発揮する場面はたくさんあるはずです。それが、環境もまだ整っていないし、女性の側もその責任をあまり感じていない人もいます。それが何とも残念です。
 
 私としては、今回の鳥取でのパネルでは、また「女性の活躍の活動」によって、たくさんの新しい知合いが出来、5時間以上かけて行った甲斐があったというものです。


 さて、実は、この後、思わぬサプライズがあり、大変充実して、幸せな気持ちで鳥取から土曜日帰ってきたのですが、そのことについては次にゆっくり書くことにします。


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