久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

天皇陛下ご臨席の式典に初めて出席しました

2011-07-11 11:30:52 | Weblog
 先週水曜日、東京で「行政相談員制度50周年記念中央式典」が開催され、私は、20年ほど委員をしている行政苦情救済推進会議委員としてご招待を受け、出席していきました。
 招待状には、事前に、皇族が出席されるので、3時から始まる式典に2時15分には受付を済ませ、30分には着席しているようにと書いてあったので、遅れないようには行きましたが・・・兎に角初めて天皇陛下が出席されるというという式典に出席して、こんなに厳粛なものかとびっくりしました

 飛行機の関係で1時半前には会場の着いていたのですが、玄関の警備は物々しく、またすでにたくさんの方が来られているのにはびっくりしました。受付を済ませて、私は、外にお茶を飲みに行って、2時15分ぐらいに会場に入ったのですが、本当に2時30分には、会場のドアが閉められ、それから10分ぐらいこれからの式典についての説明と諸注意。これ以降の退室は原則厳禁で、どうしても具合が悪くなったら後ろにいる係の人に知らせること・・・と言われるのです。

 開式15分ぐらい前に壇上に上がられる議員さんたちの登場。今回総理大臣は国会審議のため欠席で、代理に福山内閣官房副長官が、その他衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、その他議員、元総務庁長官太田誠一氏や元総務大臣原口一博氏などもみえていました。
 全国の行政苦情救済推進委員の代表者も各地から来られておりましたが、今回のメインゲストは、表彰を受ける全国の行政相談員で、合計200名ぐらいの出席だったでしょうか。

 注意事項説明もすみ、じっと待つこと10分、開式2,3分前に天皇陛下のご入場です。式典はきっちり3時に始まり、きっちり30分間。最後は、行政相談委員制度50周年記念宣言で終わり、正式な式典とはこのようなものかと・・・
 それにしても天皇陛下の雰囲気は何といったらいいのか、読み上げられるお話の仕方もそうですし、拍手に送られてお帰りになる時の仕草もそれは慈愛に満ちたというのでしょうか、暖かい空気が流れているという気がしました。(何しろ身近に拝見するのは初めてでした)

 今年50周年を迎える行政相談員制度が始まったのは昭和36年で、この時代にだれもが行政についての相談が出来るような制度を作ったことは大変画期的なことだったと思います
 各地域におられる相談委員の方々に相談してもいいし、デパートなどで常設されていたり、1週間に1回など定期的にされている窓口に相談することもできます。
 しかしまだまだ相談委員制度を知らない方もたくさんいます。公のことでどこに言ったらいい分からないこと、困っていることなどがありましたら、是非声を上げてください。これまでも一人の方の声からたくさんのことが改善されてきたのですから


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