久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ちょっと怖いこの頃の風潮

2012-07-04 15:43:14 | Weblog
 今朝、通勤の用意をしながら聞いていたラジオから、原子力反対のデモの様子が流れてきました。確か東京で、何千人かのデモがあったとか。デモの音と参加した人のコメントでした。
 デモに参加している人ですので、原子力はいらない、遠方から来たが原子力発電の近くに住んでいるので怖い、子供のために・・・などなど勿論反対意見ばかりです。
 夜の報道番組でもこのデモについてのコメントですが、「これだけの人が集まっているのですから・・・・」そうでしょうか

 私は、先のラジオでの様子や参加者のコメントも、街頭での反対のインタビューも、なぜか、皆、深く考えず、ファッションのような今流行りののりで反対しているような気がするのです
 影響力の大きいタレントや作家の人が、自分は極力電気を使わず、質素な生活をしながら反対を唱えているのでしょうか。またこの人たちが、真剣に日本のエネルギー事情を勉強し、日本の将来を考え、電力が足らない事態になるとどんなに困ったことになるのか、熟慮した上で発言しているのでしょうか。そう考えると本当にこれが、マスコミが言うように、民意なのか疑問でたまりませんネットやメール情報でファッションのように集まってデモに参加している人の意見なんて私は信用できません。

 私が見ている日曜の報道番組など、原子力反対のコメンテーターしか出さないのか、コメンテータ-が一部の今の風潮に流されて反対としか言わないのか。あまりにも明確な理由なく雰囲気でコメントしているのに腹が立ちます。
 その人たちだって、私たちも皆、福島の事故が起きるまでは、何も意識せず、考えず、原子力の電気を使っていたではありませんか。それなのに、手のひらを返したように、今の風潮に乗って、反対のコメント。

 もっとしっかり考えて発言しましょうよ。九州は、7月から9月上旬まで計画停電の計画期間になっています。たぶん大丈夫だろうと言われていますが、本当になったら、恐ろしいほど不便で、特に仕事はどうするのかと考えると大変なことになります。
 このままずっと節電、節電で(勿論無駄な電気を使わないようにするにはいい機会ですが)仕事の効率は落ちる、経済成長は下がる、それでいいのですか。
 資源のない日本では、やっとここまで技術を積み上げてきた原子力発電を何とか安全に使い続け、一方では再生可能エネルギーの開発にも力を入れていく、それで賄えるようになったら原子力はやめる、ではダメなのですか。
 
 もっといろいろな角度から情報を取り入れ(ある一方からの偏った情報だけではなく)、考え、議論し、そして発言、行動しましょうよ


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