久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

映画鑑賞は私のストレス解消

2012-06-15 16:32:03 | Weblog
 経営者、行政の委員、いろいろな会の役員、主婦、いろいろやっていると充実しているし楽しいこともたくさんありますが、正直、ストレスも溜まります
 私なりのストレス解消法はいろいろ持っているつもりですが、何しろ、いつでも1,000円の映画鑑賞は、2時間は別世界にハマりこめるので、たぶんいいストレス解消になっているのでしょう

 前回3月30日に映画のことを書いてから、7本見ました。
 まず「サッチャー」。うーん本人じゃないかしらというぐらい雰囲気や見た目が似ていておもしろかったのですが、イギリスをどう変えたのか、もっと政治活動について描かれているかと期待していたのですが、サッチャーの晩年の精神的葛藤、夫が亡くなってからの夫の亡霊とのやり取りが多く、ちょっと期待外れでした

 「スーパーチューズデー」こちらはアメリカの大統領選挙の話。どうもアメリカの大統領選挙は分かりにくかったのですが、これでかなりどうなっているのかが分かりましたし、裏の駆け引き、政治ってこうやって動いているのかが、結構リアルに描かれていておもしろかったです

 「アーティスト」これは本当に今まで見たことがない映画でしたね。トーキー時代の役者を主人公にトーキーで白黒で作った映画。音楽と字幕でこれだけ引き付けられ、伝わるのかとびっくりしました。俳優の演技と音楽、構成がみごとなのでしょうね。カラーでせりふがあるのを当然と思って見ていた映画が、こういうシュチュエーションでもこれだけ人を引き付けるとは、驚きの映画でした

 「ヘルプ」これは、ちょっとマイナーな映画だったのか、すぐに1日1回になってしまい、本当は休みの日は行きたくなのですが、どうしても見たかったので、休みの日に出かけていきました。
 おもしろかったですねー。1960年代のアメリカ南部の白人家庭に雇われている黒人メイドの実態調査をして問題提起をしようとする白人女子大学生の話。
 この時代の黒人差別がよく分かりますし、少しずつ変わっていく黒人メイドたちの意識の変化もおもしろいですし、人種差別と同時に、女性問題という観点からも感じるところがいろいろあって、なかなかいい映画でした

 「わが母の記」井上靖の自伝的小説を映画化したもの。この映画は、何と言っても樹木希林の演技の素晴らしさが光っていました。樹木希林の表情、目の動きがすごい認知症になっていく老女が、子供のこと、家族のことは忘れきれない。役所広司演じる作家の母との思い出との葛藤、役所の娘を演じた宮崎あおいも上手でしたね。家族の思いって、特に親子関係って難しなーとつくづく思いながら帰ってきました。

 「幸福の教室」ジュリアーノ・ロバーツとトム・ハンクス。特にジュリアーノが好きなので見に行ったのですが、ストーリーはあまり・・・これはちょっと期待外れでした

 「ミッドナイト・イン・パリ」パリ観光と娯楽映画と思えば楽しめますかね。出だしの何分か、パリの観光映像、何度か行っているので、「あーあそこ」と楽しめましたが・・・ストーリーは主人公がひょんなことから夜中にダリ、ピカソ、ヘミングウェーの時代、1920年代にタイムスリップ。自分の小説家としての志を確認していくというストーリー。ちょっと奇抜でおもしろい映画でした

 まだまだ2,3見たい映画はあったのですが、時間とタイミングで逃してしまいました。これからも楽しみな映画がたくさん来そうです。何とか時間を見つけて行って、また報告しまーす


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