私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

吉備って知っている  62 

2008-12-06 11:15:04 | Weblog
ついいい気なもんだと浮かれて書いたのですが今日は「がた落ち」でした。もうこれ以上は、よしにして次のテーマに移ります。
 さて、栄西、雪舟、寂室と吉備の生んだ偉人を取り上げてきたのですが、吉備と言うと、どうしても取り上げなければならない人に「吉備真備」おります。
 
 つい最近の新聞に【検定】腕試しという記事を見つけました。その歴史能力を試す欄にこんな設問がありました。
 
 「吉備真備は716年、22歳の時に唐に渡り、留学生として学業をうけた。儒教と史書を学び、阿倍仲麻呂と共に名をあげました。735年帰朝後は、大学を管轄する役所の次官となり、天皇は真備の儒教などの講義を受けられ、大変いつくしみが厚く、「吉備朝臣」の氏姓を賜り、昇進を重ね、右大臣・正二位になった」

 という文と共に、 
 ①唐の都はどこか
 ②日本に儒教を伝えたのはどこの国の人か
 ③真備を大変いつくしんだ天皇は誰か、
などいくつかの設問がしてありました。

 ここにも見られるように、日本の歴史を語る上で、また、奈良の時代を考える上で、どうしても欠かせることのできない人なのです、「吉備真備」は。また、吉備を語る時はどうしても避けて通ることができない人なのです。