バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

本番に向けて

2009年06月25日 | 日記


写真は、昨日選定した本番用のリード。左側の5本が三次予選を通過したもので、右側の4本は何回か練習で使用したもので予備のリードとなる。一番左端のリードが本命で、明日の練習で使ってみて具合がよければ本番でも使おうと思う。ただ、明日使った後どのように変化するかが問題になる。結局のところ当日本番前の様子で決めることになる。やはり当日のゲネプロに出られないのが痛い。

今日は、個人練習最終日となるので、気になるところを練習した。指揮者の指示を確認し、スコアを再度確認し、ブレスの位置を確認するなど、本番で舞い上がってしまうと頭からすっとんでしまうことがらをチェックした。

あと、いつも本番で気になるのは譜面台の高さ。家で練習するときは低めにしているのだが、本番では楽譜の先に指揮者が見えるようにするので、少し高めになる。その高さに慣れておかないと、指揮者を見ながら吹いていて、楽譜に視線を戻したとき、吹いている場所を見失ってしまうことがある。なので、今日は譜面台を高めにして練習した。やはりいつも見ている位置に音符がないと、さっと視線が吹いている場所に戻らない。その箇所より無意識に下の方を探してしまう。

アンサンブルなどは、譜面台を低くしてお互いがよく見えるようにした方が合わせやすいのだが、オケだと楽譜を見ていても常に指揮者が視界に入っているようにしたい。

今回の演奏会に向けては、久しぶりに気合を入れて練習をしてきた。年が明けてからはほぼ毎日楽器を吹いてきたし、時間があるときはリード作りと調整にその時間を使ってきた。ベートーヴェンの7番なので特に難し箇所や大目立ちのソロがあるわけではないが、良い演奏をしたいと心から願っている。

あとは、本番でのメンタル面だ。やるべきことはやってきたのだから、吹けると信じて、楽しんで吹きたい。音楽に浸りたい。緊張して上がってしまうと、その音楽の中から放り出されてしまったような感じがする。それだけは避けたい。あぁ、こうやってマイナスのことを考えるからいかんのだ。上手く演奏しているところをイメージしよう。そして、本番は楽しむのだ。
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ケースと3次予選

2009年06月24日 | リード
今日も一つリードケースを作った。以前、楽器店でリードを買ったときに入れてくれたプラスチックケースを利用した。手頃な大きさなので、中に脱脂綿を敷いてリードの保存用にしていた。最初、5本用にしようとしたが、わずかに箱のサイズが小さく5本用にすると端に入れたリードの角がケースに当たってしまうので、4本用とした。これならば、今までのように脱脂綿を敷いてそのまま使った方が良さそうだ。






ちなみに、中のリードは以前にアルファケーンから作ったもので、手元に6本あったが再調整したところ、2本は使えない感じなのでボツにして、4本となった。そのうちの2本は27㎜で作ったもので、26㎜で作ったものよりも良い。このケーンは少し固めで張りがある。26㎜で作るのは難しいのかもしれない。プッペが2、3本残っているので、今度27㎜で作ってみよう。

夜は、先日二次予選を通過したリード10本の3次予選を行なった。何本残すかは決めずに、現時点で本番に使える、と思えるものを選んだ。結果、5本が残り、中の1本が本番候補となった。今度の練習で使ってみる予定。

他にも、オケの練習用で使っていたものから3本、個人練習用から1本を予備リードとして選んでおいた。こちらは、何回か練習に使っているので、新しいものよりも音がこなれて落ち着いている。その分、響きが少ないような感じもするが、もう急激な変化をすることもないだろうから、緊急用にはなるだろう。

心配していた口内炎は、昨日あたりから痛みもなくなったので、もう大丈夫だろう。
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シェイパーとカセットケース

2009年06月23日 | リード
新しいシェイパーを使ってみた。



結果、現在使っているFox2のシェイパーと大きな違いがない。もう少しだけ全体的に幅を狭くしてもらい、特にカラーのあたりは思いきって細くしてもらうようにお願いすることにしよう。現在はカラーのあたりはプロファイルドの状態で9㎜ちょっとなのだが、ここを9㎜切るくらい、8.8㎜くらいにしていただこうと思う。

チューブの幅は、同じシェイパーを使っても、材質によって細くなったり太くなったりするのだが、太くなりすぎると調整が難しいような気がして、現在よりも細いものを作ってみたいのだ。このチューブの部分は組み立ててから削るというわけにもいかず、シェイパーの段階で細くしておかねばならないので、今までどうすることもできなかった。次回の練習のときに早速お願いすることにしよう。

ふ、と思いついてカセットテープのケースで5本用リードケースを作ってみた。







カセットテープのケースも、厚さが厚いものと薄いものがあり、薄いものではふたが閉じなくなってしまうので、厚いもので作った。最初の問題は、カセットのリールの穴に差し込まれる突起の部分をどうするか。写真ではよく分からないと思うが、突起をペンチで折り、残りをヤスリで削ってリードにあたらないようにした。

もう一つは、空気穴をどうするか。プラスチックなので加工が難しい。ドリルだと割れてしまいそうなので、ふたになる箇所の一部をナイフとヤスリで削り隙間を確保。これだだけだと、使ってすぐにフタを閉じるとこの時期はかびるのは必至。あくまでリードの保存用として使うことにする。ちなみに製作所要時間は、20分くらい。
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今日の一本

2009年06月22日 | リード
今日、夕方時間があったので1本削った。材質が固すぎず、柔らかすぎない、なんというか軽い感じの材質だったのでクロウするまでにかかった時間は少なかった。削り方は、このごろ試しているやりかたで、最初からざっくり思い切って削っていく方法でやってみた。



夜、音出ししてみたところ、軽めの響きでいい感じだ。ちょっとまだ厚いところが残っているようで少しパリパリいう感じもするが、吹きながら調整していこうと思う。

さて、先日いただいたシェイパーは、演奏会が終わったら使ってみようと思ったが、明日時間がとれそうなので、使ってみることにした。とりあえず、お試し、ということでケーンは2枚水に浸してある。楽しみだ。

本番まであと1週間をきり、リードの調整もしていかねばならない。このごろのように湿度が高い日にリードをいじるのは不安だが、そうもいっていられない。なにしろお尻に火がついている。先日のオケの練習での失敗の原因は、音出し不足とそれによる心の動揺が主であるが、リードの選択を誤ったのではないかとも、今日ふと思った。

そのときに使ったリードは、新しいリードで張りのある響きがするリードだった。低音から中音域までは楽に音も出るのだが、3オクターブ目からはちょっと音がパリパリしすぎるというか、ちょっと細くなるというか、おそらくまだサイドに厚い箇所が残っているような感じだった。十分に調整したつもりでいたが、まだ不十分だったようだ。

なので、先日本番用のリードの調整をしたが、まだどれも厚いというか、全体が厚いというよりも、厚い箇所が残っているように思う。音の「響き」ではなく「張り」がありすぎると、口が疲れてきたり緊張して息の圧力が下がってきたときに、コントロールができなくなってしまうのかもしれない。そのあたりを考えて調整していこうと思う。

そうそう、口内炎はまだヒリヒリするのだが、何となく治りはじめているような気がする。今日薬局で、パッチ状の貼るタイプの薬を買ってきたので、ねるときに貼ってみよう。
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シェイパー

2009年06月21日 | リード


写真は、特注のシェイパー。特注といっても、お店で注文したものではない。同じオケの奏者の方に作っていただいたものだ。仕事の関係で金属加工はお手の物らしい。以前も、メーキングマシンに調整用のマイクロメーターをつけていただいた。



今回も、いつもリードを提供してもらっているから、ということで無料で作ってもらってしまった。感謝。

シェイパーの型は、以前自分で作ったリード。いつもはサイドをヤスリで削って自分の形にしているが、このシェイパーがあればその必要がなくなるし、いつも同じ形にできる。ヤスリだといつも同じ形にするのは難しい。

わずかに幅を広くしてあるということなので、一度このシェイパーで作ってみて、再度調整していただこうと思っている。演奏会が終わったら早速作ってみよう。
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