バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

練習再開

2010年10月29日 | 日記
何かと忙しく、日曜日から5日間楽器を吹くことができなかった。これだけ間が空いたのは久しぶりだ。間が空いて一番困るのは、リードの調子が良いのか悪いのか分からなくなってしまうことだ。毎日吹いていると、リードの具合、ほんの少しの変化がよく分かるのだが、間が空くとその感覚がなくなってしまう。なので、一週間とか二週間に一度しか楽器を吹かなかったころは、どんなリードでも一応吹けてしまうし、よく鳴っていると勘違いしてしまうことが多かった。

今日、前回の演奏家のリハの録音を聴いて、自分の音にがっかりした。ステージで自分が聴いている音と、客席で録音した音がこんなに違うものかと思う。反省だ。それはそれとして、録音で自分の音が細く聴こえ、ベートーヴェンのときはもっとがっちりした音でもよいのかもしれないと思った。そこで、今日はccのボーカルを引っ張り出して、vcdeと改めて吹き比べてみた。録音して聴いてみても、音の太さでいえばccの方がよいし、音色も低音から高音まで安定している。それに比べるとvcdeは音が柔らかくなめらかな感じだ。うーん、次のハイドンはvcdeの方がよさそうだが、来年の定期に決まったベートーヴェンの8番とブラ1はccで吹こうか、と少し迷いはじめた。

このごろブログに載せる写真がないので、こんなものを写してみた。



BGのフルートのリップレートクリーナー。キーを磨くのに便利だと釼持さんに教えていただいた。ボーカルを磨くのにも丁度良い。
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次回演奏会

2010年10月26日 | 日記
演奏会の翌日、楽器を磨く。ふだん楽器を抱えたままリードを調整していると、削りかすが細かい部分に溜まっていたりするので、ほぐした小筆などでほこりと一緒に取り除く。

一日練習を休んで、練習を再開しようと思ったが、たまっていた仕事や急な用事が入ったりして二日連続の練習休みとなってしまった。ほぼ毎日楽器を吹いていたので、二日吹かないだけで、楽器を吹いていたのが遠い昔のことのように思える。

次の演奏会はエキストラで参加する11月13日の演奏会。ハイドンの交響曲第85番「王妃」に1stで出演させていただく。ハイドンはふだんあまり演奏する機会がないので楽しみだ。今まで知らなかった曲だが、明るくてとても良い曲だ。

今回参加する室内オケは編成も小さいので、大きな音が出るリードは必要ない。とにかく音程がシビアなので音程が取りやすく、柔らかい音で吹けるリードを選びたい。
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本番終了

2010年10月24日 | 日記
本番終了。カルメンは自分が課題としていたことがクリアできたのでよしとする。運命は…、運命なのかこれも。トラウマを克服するためにのぞんだが、克服できずにおわる。リハで上手くいったので、本番は緊張はしていたが失敗するとは思っていなかっただけにショックは大きい。やはり意識しすぎたのが原因か。

しかし、個人練習はやれるだけやったつもりなので、失敗があってもそれが実力と納得できる。なので、よしとして、気持ちを切り換え次の演奏会の練習に集中しよう。
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本番候補リード絞り込み

2010年10月21日 | リード
本番候補のリードを10本から5本に絞る。



残った5本。



こちらは、今回はずした5本。



悪くはないので他の曲のときに使おう。このうちの1本はかなり良い。今回の10本の中でも一番の出来かも。音もクリアだし音程もとりやすい。これは12月のヴァンハルのデュオコンチェルトのためにとっておくことに。

今日は個人練習の最終日になるので、一通り吹いて流れを確認し、ソロなどの目立つ箇所は取り出して復習う。運命はこれまでに何回か演奏しているが、大学生のときにソロ(2楽章クラのあとの、E♭-A♭-C…のところ)で、ミ♭からラ♭へいったときラ♭の音がひっくり返ってしまい、それが今でもトラウマになっている。なので、そこを何回も繰り返し復習っておく。失敗しそう、と思っていると本当に失敗するので、大丈夫ばっちり、と暗示をかけて本番のぞもう。
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本番用リードの調整

2010年10月20日 | リード
本番候補のリード10本は、それぞれに少しずつ変化してきた。2時間ほど練習で使ったものはそれなりに重く、軽く音出しをしただけのものは変化が少ない。重くなったリードは慎重に削って調整し直し、変化が少なかったものは少し音出しをしておく。明日、もう一度全部吹いてみて本番候補を3本ほどに絞っておきたい。

今までに経験したリード選びの失敗はいくつか原因がある。良いリードだと思い本番まで大事に取っておき、前日のリハあるいは当日のリハで使ったときに重くなっていて、あわてて調整し直して鳴らなくしてしまうパターンが一つ。もう一つは、新しい響きの状態で取っておけたのだが、リハでは調子よく、本番中に急激な変化が始まりリードのハリが弱くなり響きが弱くなってしまったパターン。だいたい、この二つのパターンが多い。どんなリードでも器用に吹いてしまう人もいるが、残念ながら私はそうではない。

対応策としては、使えそうなリードを複数本用意しておくことと、新しいリードの使い始めの急激な変化が落ち着くところまで吹き込んでおくこと。以前は、リハと本番でリードを替えていたが、これは失敗する確率が高いので今はリハと本番は同じリードを使うようにしている。

今回まだ決めかねているのは、演奏会の前半と後半でリードを替えるかどうか。前半は天国と地獄、カルメン1・2組曲の2nd、後半は運命の1st。同じリードで吹くことの利点は、リードの状態が常に把握できることと、リードのへたりと口のくたびれが同じになること。口が疲れたところで、ハリのある新しいリードでは最後までもつか分からない

できれば、前半は低音がよく響きクリアな音のするリード、後半はpp~mfがきれいに鳴り、柔らかな響きのリードを使いたい(10本の中にそんなリードがあるかは定かでないが)。休憩でリードを替えるのは、不安なので、カルメンの途中でリードを替えて様子をみるようにしてみようか…。うーん、神経質すぎるといえば神経質すぎる。分かっているけれど性分なのでしかたがない。

今日は昼食前に、先週組み立てたケーンの糸巻をする。



今回はどれもブレード部分までに割れがいってしまった。たぶん深くはないので大丈夫だと思うが何が原因だったのか。カラー部分の処理をもう少しちゃんとやったほうがよかったのかもしれない。次回は気をつけよう。

おまけの写真。バリケンの中でひっくり返り新聞にくるまり寝ている我が家の愛犬。


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