写真は、中川良平先生編曲による『マイ・メロディー・ブック』というバスーン二重奏曲集。他の楽器版もあるようだ。
左側の黄色い表紙が初版のもので、こちらはすでに出版社が存在していないため、入手不可能である。そのため、他から新しく出版されたものが右の白い『マイ・ニュー・メロディー・ブック』だ。イエローブック(左)は109曲、ホワイトブック(右)は165曲と、収録数がすごい。どれも短い曲ばかりだが、さすがの編曲で十分に楽しめる。メロディーもさることながら、伴奏パートにまわるととその楽しさたるや尋常ではない。無理な音域は出てこないし、超絶技巧も出てこないので、初心者でも楽しめる曲が多数ある。また、イエローブックとホワイトブックでは同じ収録曲でも編曲が異なる。
ときどき同じオケのある方とこの二重奏を楽しむのだが、1曲目から1番パートと2番パートを交代しながら順番に演奏していく、マラソンデュエットである。バテるまで吹き続ける。二人とも若くはないので、ひーひー言いながらやるのだが、109曲吹くには途中休憩をいれて3時間以上かかる。ちなみにホワイトブックの方はまだ演奏したことがない。ホワイトブックは手書きの譜面そのままなので、視力が落ちてきた二人には読みにくいのだ。
これをやっていると楽しい以外にも良いことがある。お互いに合わせることが自然とできるようになる。音を出すタイミングやアインザッツの出し方や、息のスピード、音量、アタックなど、お互いがよく分かってきてアンサンブルがよくなる。これをやっていると、オケで一緒に吹くときも気持ちよく合わせることができるようになる。
二人とも使っている楽器もリードもボーカルも音の好みも違うのだが、一緒に吹くと音も合うし気持ちよく吹ける。たぶんこの二重奏曲集の功績も大きいと思う。同じパートでお互いに信頼しあって演奏できる奏者に出合えることはそうそうないことだと思うし、市民オケなどで同じメンバーで長くやっていく上では、信頼関係を築くというのは大事なことと思う。
とはいってもこのごろは、お互いの仕事も忙しくなかなかデュエットする機会がない。モーツァルトのバスーンとチェロの二重奏曲やドゥビエンヌの二重奏曲なども、練習して録音してみよう、などと計画しているのだがなかなか実現しない。
他のメンバー2人ともこの曲集を一緒にやって、「二人の音が合う・二人で一緒に吹いている」という感じをつかめれば良いのだが、やはりこれもなかなか都合も合わないので実現していない。
左側の黄色い表紙が初版のもので、こちらはすでに出版社が存在していないため、入手不可能である。そのため、他から新しく出版されたものが右の白い『マイ・ニュー・メロディー・ブック』だ。イエローブック(左)は109曲、ホワイトブック(右)は165曲と、収録数がすごい。どれも短い曲ばかりだが、さすがの編曲で十分に楽しめる。メロディーもさることながら、伴奏パートにまわるととその楽しさたるや尋常ではない。無理な音域は出てこないし、超絶技巧も出てこないので、初心者でも楽しめる曲が多数ある。また、イエローブックとホワイトブックでは同じ収録曲でも編曲が異なる。
ときどき同じオケのある方とこの二重奏を楽しむのだが、1曲目から1番パートと2番パートを交代しながら順番に演奏していく、マラソンデュエットである。バテるまで吹き続ける。二人とも若くはないので、ひーひー言いながらやるのだが、109曲吹くには途中休憩をいれて3時間以上かかる。ちなみにホワイトブックの方はまだ演奏したことがない。ホワイトブックは手書きの譜面そのままなので、視力が落ちてきた二人には読みにくいのだ。
これをやっていると楽しい以外にも良いことがある。お互いに合わせることが自然とできるようになる。音を出すタイミングやアインザッツの出し方や、息のスピード、音量、アタックなど、お互いがよく分かってきてアンサンブルがよくなる。これをやっていると、オケで一緒に吹くときも気持ちよく合わせることができるようになる。
二人とも使っている楽器もリードもボーカルも音の好みも違うのだが、一緒に吹くと音も合うし気持ちよく吹ける。たぶんこの二重奏曲集の功績も大きいと思う。同じパートでお互いに信頼しあって演奏できる奏者に出合えることはそうそうないことだと思うし、市民オケなどで同じメンバーで長くやっていく上では、信頼関係を築くというのは大事なことと思う。
とはいってもこのごろは、お互いの仕事も忙しくなかなかデュエットする機会がない。モーツァルトのバスーンとチェロの二重奏曲やドゥビエンヌの二重奏曲なども、練習して録音してみよう、などと計画しているのだがなかなか実現しない。
他のメンバー2人ともこの曲集を一緒にやって、「二人の音が合う・二人で一緒に吹いている」という感じをつかめれば良いのだが、やはりこれもなかなか都合も合わないので実現していない。