久しぶりにリードを削る。
ボナッツァを2本と、以前ボツにしたリードの削り直し。1本のボナッツァは以前オークションで購入したもので、いつもいい感じまでいくのだが、少しパリパリとした感じが残ってしまい使うまでに至っていなかった。今日は、そのあたりを何とかしようと削ってみたところ、まだ少し厚めだがパリパリした感じは少ない。もう1本のボナッツァはネットで直接購入したもので、プロファルが一番薄いもの。うーん、材質がソフトなこともあってベーっとした感じで調整が難しい。削り直しの1本はクロウは良い感じになったが、楽器につけて吹いてみるとハリが弱すぎてだめだ。
そして、今日のリード削りには秘密兵器を投入した。
妻から「はい、プレゼント」と渡されたものだ。中身は、
老眼鏡。
40才を越えたあたりから少しずつ老眼が入ってきていたが、老眼鏡をかけると老眼が進行するとどこかで聞いたのでかけるのはやめてきた。しかし、このところ新聞までの距離は遠くなり、夜はぐんと視力が落ちたように感じることが多くなってきた。
実のところ、リードを削るときも少し手元を遠ざけないとピントが合わず、そうすると細かいところが見えにくいと感じていた。老眼鏡をかけてみると、不思議な感じだ。虫眼鏡で見ているような双眼鏡を覗いているような感じだ。うーん、よく見えるし、明るく見える。これはいい。ただ、ちょっと視線をずらしたりすると離れた場所は見えにくく、その度に老眼鏡をはずさないといけない。もう少し慣れが必要のようだ。