バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

丸材加工

2016年06月07日 | GPS
久しぶりに丸材(ピゾニー)を加工する。

ガウジングマシンの刃を研ぎに出す前に、自分用のリードのケーンを少し作っておくことにした。まずは、丸材を一晩水に浸しておく。バケツにつっこんで、フタをする。




前回、失敗が多かった理由の一つは、材があまりよくなかったことがある。表面を見るとよさそうでも、割ってプレガウジャーをかけてみると、色の違いがよく分かる。



色の濃い方はだめなもの。今回は、十本のうち二本がこんな材だった。まずは、その丸材二本分8枚を捨てる。そして、ガウジングマシンにかける。先日、刃研ぎに出すつもりで、刃を一回はずしてしまっていたので、付けなおして調整する。なかなか、うまい具合にできず、ここでも何枚か捨てることに。理想としては、水に浸した状態で1.35~1.4㎜、乾燥した状態で1.30~1.35。



次は、プロファイル。こちらも刃を研ぎに出してあったので、付けなおして調整することに。今までプロファイラーの設定は最初に設定してからいじってなかったのだが、少し変更することにした。ほんの少し薄くなるようにする。カラーの削りだし中央厚さを1.1㎜、先端部分(折線付近中央)を0.6㎜に。今までは、削りだし1.2㎜、先端部0.8㎜。



もう一つ、これまで違う方法を試してみる。これまでは、プロファイルをしてからシェイパーをかけていたが、今回はシェイパーをかけてからプロファイルをした。今まではなかなかシェイパーが定まらなかったので、シェイパーをあとにしたほうが都合がよかった。このところSHシェイパーでほぼ固定しているので、シェイパーをさきにしてみることにした。




たぶん、この方が削る面積が少なくて楽だろうな、と思ってはいたのだが、やはり楽だった。1、2枚だと変わりないが、枚数が多くなってくると違いが出てくる。リーガーのシェイパーのようにホールドタイプのものでは、これができない。



プロファイル完了。10本の丸材から結果27枚のGPSケーンができた。また時間があるときに組み立て予定。

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今後の予定

2016年06月03日 | 日記
 静岡バスーンアンサンブル演奏会2016は無事開催することができました。ご来場いただきました皆様には深く御礼申し上げます。

 演奏会は、リハでみんながんばりすぎてへろへろだったり、個人的にはあちこちポカをやったりとあったが、聴きに来てくださった方々から、いい演奏会だった、楽しい演奏会だった、バスーンがこんなに音色豊かだと思わなかった、心地よかった、等ご好評をいただいたので、成功だったようだ。ちなみに、リード希望者は無しでした。

 来年は、2017年6月4日(日)午後に浜松のホールで開催決定。また楽譜探しから始めて、演奏会に向かって準備、練習していきたい。

 今月は、あと二つ本番がある。6月18日(土)は清水・興津のカフェ茶楽さんで「クラシックカフェ」と題したみにコンサートに木管五重奏で出演予定。28日(日)は、所属している掛川市民オーケストラの定期演奏会。曲目は、ロザムンデ序曲・ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第五番「皇帝」・シベリウス/交響曲第二番。

 リード作製も、ある程度方向性が決まってきた。自分用のリードは、これまで通りピゾニーまたはマダムギースで作るつもりなので、まずは、丸材の加工から始めることに。刃を研がないといけないので、そこから開始。前回の加工があまり上手くいかなかったので、今回は何とか使えるケーンの割合が多くなるようにしたい。
 
 自分用以外のリードは、とりあえず三種類性格の違うリードを作っていくことを当面の目標とした。
一つ目は、メディール。ブレード長27㎜。比較的軽めに柔らかく、明るい音色のものを。
二つ目は、ダンツィ。ブレード長26.5㎜。少し重めで、ハリのある明るい音色で。
三つ目は、リーガー。ブレード長28㎜。重めで、柔らかくダークな音色で。

 こんな感じで、性格の違うリードを作り分けられるようになりたい。

リーガーに関しては、チューブ部分の長さやガウジングの厚さも指定してオーダーができることを知り、さっそくオーダーしてみた。28㎜チューブで、ガウジングを標準の1.25㎜から1.3㎜へ変更してもらった。現在作業中、ということなので、しばらく待つことに。 
    
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