バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

削り比べ

2011年10月27日 | リード
先週は仕事や所用で東京に一泊、新潟に二泊と外泊が多かったため、あまり楽器も吹けずリードも作れなかった。今週も大きな行事が昨日で終わったので、しばらくは落ち着いてリードを作れそうだ。練習はあいかわらずアンサンブルの練習が立て込んでいる。

今日は、今月の初旬に組んだ硬さを測ったリード(`RDG/O)を2本削る。



1本は0.20、もう1本は0.15。数字が大きい方が柔らかい。削る感触はかなり違う。柔らかい方は削りすぎかな、と思うくらいナイフがスッ、スッとはいる。クロウするまでの時間もそうかからなかった。硬い方は比べるとその硬さがナイフに伝わってくる。クロウするまでの時間もかなりかかった。もう1本、0.24の一番柔らかいものを削りたかったが、集中力が切れたので後日にすることに。削った2本は夜にでも吹き比べてみよう。
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メトロノーム、本番、GPS

2011年10月19日 | 日記
「メトロノーム最強!」
これは、とあるトレーナーの先生のお言葉。とにかく個人で復習うときは勝手なテンポにならないようにメトロノームを使いましょうとのこと。

家で練習するときは、音階、タンギング、ロングトーンの練習には必ずメトロノームを使うようにしている。曲を練習するときは使ったり使わなかったりだが、できるだけ使うようにしたいところだ。これまで使っていたメトロノームは電子式。



細かくリズムを刻めるので便利なのだが、ピッピッと音を聴いているだけならよいのだが、点滅する光を見ているとそのうちに音と光が合っていないような錯覚におちいって気持ち悪くなってくる。先日もアンサンブルの練習のときに、電子音だと何だか追い立てられているようでいやだ、というような話があり、そういえばそうだなぁと思った。

そこで、振り子式のメトロノームを購入することに。以前から欲しいとは思っていたが、とりありず電子式があるので購入にまではいたらなかった。今回購入したのは、一般的な安いメトロノームと持ち運びのできるウィットナーのもの。





大きい方はとにかく音が大きくてよい。カチッカチッという音も電子音に比べると聴き取りやすいし、振り子式の良い点は視覚でもテンポが見えるところ。このタイミングというのが分かりやすい。ウィットナーの小型のメトロノームは、ずいぶん以前に楽器店で見たときに欲しいなぁと思っていたので、少し迷ったが購入した。音は小さいが心地よい音だ。しかも、蓋も含めて置物っぽくてかっこいい。



自分はテンポをキープするのが苦手で、しかもリズムが甘くなったりとアンサンブルでは周りに迷惑をかけることが多い。とにかく基本に戻ってどんな曲もちゃんと吹けるようになるまではメトロノームを活用しよう、と自分に言い聞かせる。

先の日曜日は、一緒に木管五重奏をしているClの方は主催されているアンサンブル発表会にニールセンで参加させてもらった。会場は60人も入れば満員の講義室のようなところで、お客さんは目の前にいる。本番は、というと自分は情けない結果に。少しは緊張するだろうと予測していたが、自分が思っていた以上に緊張してしまった。それも、吹き始めよりも曲か進むにつれて緊張度が増していったのでまいった。落ち着け、落ち着けと言い聞かせるが、息を整える間もないままに曲が終わった。終わった後、他のメンバーも緊張感が半端なかったと口々に言っていた。リベンジは来月の室内楽フェスティバルだ。今度はホールも大きくなりステージの上なので緊張感は増すかもしれないが、すぐ前にお客さんの顔が見えない分、気が楽かも…。楽であってほしい。いつまでたっても、本番での度胸は課題である。ふぅ。

今日は、久しぶりに時間が空いたのでピゾニーの丸材をGPSケーンに加工する。





とりあえず17枚。3枚はプレガウジャーのかけた時点でボツになった。プレガウジャーをかけると1.7~1.8㎜(浸水時)になるのだが、材が反っていたり曲がっていたりすると削れすぎてしまうことがある。今回のピゾニーの丸材はけっこう曲がっていたので苦労した。前回のRDGケーンは私にとってはリード・アドバイザーである老哲様に選んで送ってもらったものだけに真っ直ぐなものがほとんどで加工がしやすかった。改めて感謝です。
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リード良し!

2011年10月13日 | リード
久しぶりに良いリードが出来たので、記録用に写真を撮っておくことに。材料はピゾニー、シェイパーはSH。
















少し前に削ったものだが、そのときはそれほど出来が良いとは思わなかったが、先日吹いてみると良い感じになっていた。リードを自作している友人にも吹いてみてもらうと、これは下から上までちゃんと鳴って、かなりいいよ、と言ってもらえた。

これからどんな風に変化していくか分からないが、今のこの感じをよく覚えておきたい。

しかしながら、ここで悩むのはいつも同じことで、以前書いたようにいいリードが出来たら本番用取っておくかどうするか、ということ。先日出した自分なりの結論は、リードのスタイルが固まっていない現状では、取っておいても使おうと思ったときには、合わないリードになっている可能性があるから、それならば良いリードができたらどんどん使おう、ということだったが、やはり良いリードができると取っておきたくなってしまう。

これから年末まで本番が続くから、やっぱり取っておこうか…。
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組み立てやアンサンブルなど

2011年10月10日 | 日記
先日硬度別に仕分けたケーン(RDG)を組み立てる。



来週に糸巻をして、今月後半になったら削り始める予定。やはり硬さ別に作業をしてみると、ナイフでスコアを入れるときやカラーを処理するときの感触が違う。また、同じように組み立てても硬めの方がカラー付近の幅が広く、柔らかい方が狭くなることが確認できた。あとは、削ってみて自分の好みの硬さがどのくらいなのか数値で知ることができればいい。

先日も書いたが、今秋はアンサンブルの練習が目白押しで、なかなか練習のスケジュールを合わせることができない。なかでも木管五重奏はメンバーの方がそれぞれに忙しく、月に1回か2回予定を合わせるだけでも大変だ。

この木管五重奏の私以外のメンバーの方は腕達者の方々で、求める音楽も高いところにあり、一回一回の練習が非常に濃い内容になる。自分的にはついていくのがやっとなのだが、もうここ何年もじっくりとレッスンにつくこともなかったので、そこでレッスンさせてもらっている気持ちで何とかがんばりたい。求められる音色やニュアンスが、自分のイメージしているものと違うときは迷うが、五人のイメージができるだけ寄り添うようにしたいし、またすぐに表現できるよう技術力も向上させなければ。

ところで、ほんの少しだけはまりかかっているワンピースフィギアだが、最近のフィギアはゲームの景品といえどもその出来ばえは素晴らしい。





先日入手したロロノア・ゾロ。立ち姿といい、表情といいかっこいい。
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このところのリードなど

2011年10月05日 | リード
今年から参加しているKオケで一緒に吹いている方もリードを自作されているので、ときどきリード談義になる。先日も練習帰りの駐車場で、使っているシェイパーやら、ワイヤーの太さや、ワイヤーの巻き順、水に浸す時間等々話し込んでしまった。

作り方も人それぞれで随分違いますねー、という話に落ち着くが、組み立てるときにスリットを何本入れるかについて、私は6本、その方は7本という話しの流れから、そういえばスリットを入れるパスタマシンのような機械がありますねぇ、という話題になった。そう、それ私持ってます。





リードを作り始めたころに、これがあれば随分と楽なんだろうなぁ、と思いオークションで購入したが、完全に割り切るタイプだったため、一度使ってお蔵入りとなっていた。その方は完全割るタイプということで、一度使ってみたい、という話になった。次回会うときに持っていきますよ、ということに。

それはさておき、時間をみつけてはちまちまとリードを削る。ここ数日でギース2本、RGD1本を削る。今のところはまぁまぁの出来か。



まぁまぁの出来がたくさんあればよいのだが、まぁまぁ以下の方が圧倒的に多い。こちらは中の中以下のリードたち。完全にボツにするにはもったいないが、個人練習で使うのには少し難あり。以前より個人練習用のリードのハードルを上げたので、中の中以下も増えることになった。



なかには、時間が経ってから再調整すれば使えるものも出てくるかもしれないが、おそらくこのまま使わずじまいになりそうだ。

よさげなリードで使わずにとってあるものも少しはあり、最終調整をしていないリードも多少ある。これは昨年の8月に削ったもの。



現在と材料も、シェイパーも違うし、削り方も違う。そのころ使っていたボーカルも違うし、楽器のコンデションも違うので削り方が違って当然だろう。しかもそのころ目指していた音色と現在目指している音色もたぶん少し違ってきている。

そうしてみると、「自分のリード」というスタイルが確立できていないので、よいリードが出来たら保存しておかずにどんどん使った方がよさそうだ。しかし、とっておいても、それが一年後の自分に合うリードであるかは分からない。どんどん使うためには、常に良い状態のリードをある程度作れるようにしなければならない。うーん、それが難しいから取っておくんだよね…。ジレンマだ。

そして、先日丸材から作ったGPSケーンを硬さ別に三種類に分け、3枚ずつチョイス。明日にでも組み立てる予定。

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