「メトロノーム最強!」
これは、とあるトレーナーの先生のお言葉。とにかく個人で復習うときは勝手なテンポにならないようにメトロノームを使いましょうとのこと。
家で練習するときは、音階、タンギング、ロングトーンの練習には必ずメトロノームを使うようにしている。曲を練習するときは使ったり使わなかったりだが、できるだけ使うようにしたいところだ。これまで使っていたメトロノームは電子式。
細かくリズムを刻めるので便利なのだが、ピッピッと音を聴いているだけならよいのだが、点滅する光を見ているとそのうちに音と光が合っていないような錯覚におちいって気持ち悪くなってくる。先日もアンサンブルの練習のときに、電子音だと何だか追い立てられているようでいやだ、というような話があり、そういえばそうだなぁと思った。
そこで、振り子式のメトロノームを購入することに。以前から欲しいとは思っていたが、とりありず電子式があるので購入にまではいたらなかった。今回購入したのは、一般的な安いメトロノームと持ち運びのできるウィットナーのもの。
大きい方はとにかく音が大きくてよい。カチッカチッという音も電子音に比べると聴き取りやすいし、振り子式の良い点は視覚でもテンポが見えるところ。このタイミングというのが分かりやすい。ウィットナーの小型のメトロノームは、ずいぶん以前に楽器店で見たときに欲しいなぁと思っていたので、少し迷ったが購入した。音は小さいが心地よい音だ。しかも、蓋も含めて置物っぽくてかっこいい。
自分はテンポをキープするのが苦手で、しかもリズムが甘くなったりとアンサンブルでは周りに迷惑をかけることが多い。とにかく基本に戻ってどんな曲もちゃんと吹けるようになるまではメトロノームを活用しよう、と自分に言い聞かせる。
先の日曜日は、一緒に木管五重奏をしているClの方は主催されているアンサンブル発表会にニールセンで参加させてもらった。会場は60人も入れば満員の講義室のようなところで、お客さんは目の前にいる。本番は、というと自分は情けない結果に。少しは緊張するだろうと予測していたが、自分が思っていた以上に緊張してしまった。それも、吹き始めよりも曲か進むにつれて緊張度が増していったのでまいった。落ち着け、落ち着けと言い聞かせるが、息を整える間もないままに曲が終わった。終わった後、他のメンバーも緊張感が半端なかったと口々に言っていた。リベンジは来月の室内楽フェスティバルだ。今度はホールも大きくなりステージの上なので緊張感は増すかもしれないが、すぐ前にお客さんの顔が見えない分、気が楽かも…。楽であってほしい。いつまでたっても、本番での度胸は課題である。ふぅ。
今日は、久しぶりに時間が空いたのでピゾニーの丸材をGPSケーンに加工する。
とりあえず17枚。3枚はプレガウジャーのかけた時点でボツになった。プレガウジャーをかけると1.7~1.8㎜(浸水時)になるのだが、材が反っていたり曲がっていたりすると削れすぎてしまうことがある。今回のピゾニーの丸材はけっこう曲がっていたので苦労した。前回のRDGケーンは私にとってはリード・アドバイザーである老哲様に選んで送ってもらったものだけに真っ直ぐなものがほとんどで加工がしやすかった。改めて感謝です。