バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

入れ替え戦

2009年04月30日 | 日記

昨日からリードの入れ替え戦を始めた。写真は、手前から本番用、オケ・トゥッティ練習用、個人練習用としている。

本番用は出来の良いものを取っておき、本番前2週間ほどから使用を始め調整していく。オケ練習用は、本番用からははずれたものの中でもまぁまぁ出来の良いもの。個人練習用は、それらからはずれたもので、ボツにするには惜しいもの。

個人練習用が一番量が多いのだが、問題は、もうちょっといいリードで練習しないといくらなんでも上達しないだろう、ということ。先日もそう思い、個人練習用の中からボツリードをはずした。それでもぎりぎりボツにするかどうか迷うものがある。大抵は削り過ぎている。

そこで、ボツにするリードを人様に差し上げるというのも失礼なことだとは思うが、私より軽い(抵抗のない)リードを吹いている方にもらってもらうことにした。もちろん使えない場合は即ごみ箱行きにしてください、ということで。

オケ練習用も2ヶ月後の本番に向けて、状態の良いものを増やしたいところ。そこで削りためておいたリードの中から数本取り出して調整してみる。良さそうなものを4本追加したが、狭い室内で吹くのと練習場で吹くのでは違うため、一度オケ練で使ってみる必要がある。できれば本番指揮者の練習のときではなく、トレーナーの方の指導のときに試すことができればよいのだが(ごめんなさい)。

本番用のリードは、今年1月に室内楽の演奏会のときに選抜したもので、状態も変わっているだろうから、今度時間のあるときに選択・調整をしようと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワイヤーでの調整

2009年04月29日 | リード調整

今日は朝出かける前にノーランテールを2本、戻ってきてからいつものを2本削った。写真は、いつものうちの1本。どれもまだ音だししていない。夜に音出しして調整しよう。

ところで、以前ワイヤーでの調整は最後の最後と書いたが、そのワイヤーでの調整方法。これも田中先生が書かれたものを紹介。

ブレードに近いものを「1番」ワイヤー、真ん中を「2番」ワイヤーとする。
押さえる力が一定の場合。

1番   2番        開き         抵抗
   上下             減           減
上下+左右     大減       大減
上下+上下     同(不変)    減
   左右            増            増
左右+左右      同           増
左右+上下     大増       大増

必ずマンドレルを入れた状態で行なうこと、との注意書きあり。

ワイヤーでの調整は、削りで調整できない場合の最後の方法としている理由の一つは、やってみると分かるのだが、一度ワイヤーで調整すると、ワイヤーで調整する前のバランスに戻そうとしても同じ状態に戻ってくれないことが多いからだと思う。

ただ、楽器を始めたばかりで、なおかつ市販のリードを使っている場合は、このワイヤーでの調整が一番手っとり早いのは事実。

私が、リードをワイヤーで調整する、ということを知ったのは楽器を始めてしばらくしてからのこと。それまでは厚いリードを大きい開きのままで吹いていて、バスーンとはこんなに音の出しにくいものなのかと思っていた。そんなある日、ふと1番ワイヤーを上下につぶして吹いたところとたんに吹きやすくなって、リードとは調整するものと知ったことは以前にも書いたところである。

今日削った4本を試奏。ノーランテールは2番のシェイパーのものは材料が柔らかすぎてベーベーになる。たぶんもうこれは調整しようがない。カラーを落とさずに残しておけば、と思う1本。やはり今度2~3本だけでもカラーを落とさないものを作ってみよう。1番のシェイパーの方は、これはいい感じに仕上がっている。ちょっと先端をいじって調整終わり。

いつもの2本は、重めだが感じは良い。ちょっと響きがおとなしいか。これはこのままいじらないで取っておいて使うときに吹きながら調整することにする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボーカルとリード

2009年04月28日 | リード

田中先生は、「ボーカルに合わせてリードを作る」とおっしゃっていたが、具体的にどうする、という話はついに聞くことができなかった。どういうことなのか、とずっと考えている。

そのヒントとなるかどうか、
「同じ種類のボーカルの2番に合わせて作ったリードは、1番につけて吹くと重く感じる。
1番に合わせて作ったリードは、2番につけて吹くと軽く感じる」
リード調整の講習会のときに教わった。その詳細は、ホームページの著作物の中の「ボーカルの全知識」に書かれている。

これから推測するに、それぞれの長さのピッチ(例えば1番=442㎐、2番=440㎐)に合わせるが、抵抗感(吹奏感)は同じになるようにリードを調整する、ということなのだろうか。

そうだとすると、いつも1番のボーカルを使っているとして、2番のボーカルを使う場合、1番のリードでは軽く感じるのだから、いつもより少し重くなるようにリードを作るということになる。

これができるようになるには、自分がベストで吹ける抵抗感を知っていなければならないし、奏法が安定していないとだめだろう。うーん、すると当然ながら、奏法が確立していつも安定して吹けないと、安定したリード作りはできないということになる。リードを作ってばかりじゃあ、だめだということだ。もっと練習しなければ。

ところで、写真は昨日糸を巻いたノーランテールのリード。Fox1でシェイプし直したもの。我慢できずに今日1本削ってみた。削ったといっても、先を切り落として先端の方をヤスリとナイフで少し削った程度。作業時間は10分もかかっていない。いい感じでクロウしているので、夜にでも試奏してみよう。

試奏した結果。何となくはいいのだが、ちょっと重い感じがしたので、0.5㎜切って26㎜にして調整し直す。ちょっとビービーいう感じなのでサイドを削って響きを調整。うーんおとなしくなりすぎたか。とりあえずここでやめておく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏にかけて

2009年04月27日 | 日記

写真は、先週組み立てたノーランテールのケーンで作ったリード。Fox1と2でシェイパーしたものが5本ずつあり、糸を巻いて塗料を塗布して乾かしてある。明日の朝にでもボンドで糸を固めるつもり。

これからの季節、今考えているのはリードのサイズ。リードを作り始めてから3度目の梅雨の季節を一ヶ月先控えているが、過去2年、梅雨の時期にまともなリードができたことがない。

10~5月の間はブレード26㎜のリードで良いのだが、6~9月の間をどうするか。冬場よりピッチが上がるので、26.5~27㎜で作ろうと思うのだがこれが難しい。0.5~1㎜長さが変わると全体の削る量が変わる。先端の幅も然り。14.5㎜でとるか15㎜でとるか迷うのだ。冬場は14.5㎜でいい感じになるのだが。ほんの0.5㎜の差が音色や音量、吹奏感に大きな差を生む。といっても吹いている自分の話。周りの人はその違いに気がつくことはない。うーん、それなら音程重視で調整してみるかな、今年は。

と、迷いが大きくなる時期なのだ。梅雨から夏にかけては。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デュオ三昧

2009年04月26日 | 日記

昨日の午後削ったリードは昨夜に試奏。いつもの2本のうち1本はとてもいい感じに。ダンツィはうーん、いまいちか。

今日は同じオケの人とバスーンデュオ三昧。3時間ほどぶっ続けで吹いてヘロヘロになる。
とても上手な方なので一緒に吹くといつも勉強になる。

ついでに、最近削ったリードを吹いてもらった。ダンツィで作ったものは、音程の取りやすいものと取りにくいものがあり、同じように削ったつもりでもやはり安定していない。ノーランテールで作ったものは吹きやすいとのことだった。アルファで作ったものは、少し削りすぎたためか響きが少ない感じがしたようだ。

写真は、作りためたリード。これ以外にもあるので80本くらいはあるだろう。最終調整はまだしていない。これらのリードの中で本番で使えるものはどのくらいになるだろうか。それを考えると本数はあっても不安になる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする