バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

演奏会終了とストラップ購入

2021年06月30日 | 日記
 6/13の静岡バスーンアンサンブルは、無事開催できた。会場は200席ほどのホールだったが、間隔を空けるため席数を半分以下の80席に減らした。中止になる可能性もあり、宣伝もあまりできなかったため、聴衆は知人や親族のみで、おそらく10~20名ほどではないかと、予想していた。ふたを開けてみると60名ほどの来客があった。コロナ禍の中、来場してくださった皆様には感謝しかありません。

 演奏も楽しんでいただけたようで良かった。アンケートには、この状況で中止になる演奏会も多い中で開催してくれてうれしかった、との声も多かった。音楽を聴く機会を待ち望んでいる人はきっと多いのでしょう。

 6/27には、市民オーケストラの定期演奏会があり、元NHK交響楽団オーボエ奏者の茂木大輔氏を客演指揮者にお迎えし、モーツァルトのプラハ、世界初演の「オーケストラ・チューニング」、ブラームスの交響曲2番の三曲を演奏。

 どちらも、先般購入したピュヒナーCC0XLで吹いてみたが、以前よりも音程も取りやすく良い感じだった。これからは、このポーカルをメインで使用していく。

 ところで、ストラップは2017年9月から、Sax holder を使っているが、



Sax holder Proなる改良版の新商品があるらしい。ということで、さっそく購入。



 大きな改善箇所は、四つ。一つ目は、ショルダー部分の稼働箇所。

 以前のものは、はめ込みでカチッと止まるだけだったので、長く使用していくうちに磨耗してはずれてしまうことがあった。



 今回のものは、カチッとロックされる。黄色いボタンを押せば折り畳める。



 二つ目は、紐の調整箇所のストッパー。以前のものは、上下に動かしづらく微調整が難しかったが、



今回のものは動かしやすく微調整も楽だ。



三つ目は、お腹で支えるための棒の長さの調整部分。以前のものは、カチッ、カチッとスライドで何段階かで調整するタイプでロックがききにくいこともあった。



今回のものは、同じスライドでも自由に長さが調整できるタイプ。私は、一番短くして使用しているので、この箇所はあまり影響がなかった。



 四つ目は、ここが一番個人的にはうれしかった箇所で、紐が出ている部分。以前のものよりも、今回のもの(写真下)の方が長く前に出ている。





 バスーンの場合だと、楽器を斜めに構えるので紐の部分がお腹で支える部分の棒に当たってしまい、体にも触れてしまうことがあったが、今回のものは前に突出して部分が長くなったので、棒に触れることも体に触れることもない。
 ほんの少し長くなっただけなのだが、窮屈感がなくなってかなり良い。

 日本語の説明書が付いたのもgood。あと、ショルダー部分などは、力が要りそうだが一応曲げ加工が可能。



 価格は八千円ほどと、さほど安くもないが高すぎる気もしない。使用感はかなり好みが分かれそうなので、興味ある方は試着できれば試着してから購入した方がよいかも。私は、かなり気に入っている。
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今年を振り返って2020

2020年12月30日 | 日記
 だいぶ間が空いてしまったが、今年を振り返って。

 コロナの緊急事態宣言以降の演奏会は、ほぼ中止又は延期となり、市民オケ、アンサンブル等の練習は中止となった。

 しばらくは、個人練習に専念していたが、次第に練習意欲が減退。やはり、練習で集まったり、演奏会本番がないとやる気がでない。これは、後にアンサンブルのメンバーも口をそろえて同じことを言っていた。

 結局、8月ごろまで楽器に触れず、リード製作もせずに過ごすことになった。

 コロナ以前に、県内の小学校から例年の演奏依頼があったが、緊急事態宣言解除後に確認したところ、行うとのことで、8月後半に入って練習を再開した。バスーン2、フルート、クラリネットという編成。併せてリコーダー四重奏。2校で演奏したが、子どもたちには大変に喜んでもらえた。特に、流行りの「鬼滅の刃」。

 9月に入って、市民オケの練習が再開される。演奏者の椅子の距離を離す、休憩時間をこまめに取り換気、弦楽器は始終マスク、管楽器は休憩時はマスク等の対策をする。6月に定期演奏会の予定だったが、10月に振り替え、曲数を減らし、感染予防対策をして開催した。緊急事態宣言解除後では、おそらくアマチュアでは最初の演奏会だったらしい。なお、指揮者の尽力で、当日の演奏会はユーチューブで生配信された。

 バスーンアンサンブルは、オケと同じく9月から練習再開。会社の指示で参加できないメンバーもいたが、10月ころからは全員が参加できるようになった。来年は、今年と同じく6月に、同じ会場で開催予定。プログラムも同じ。次こそ、開催できますように。

 リード製作は、なかなか意欲が湧いてこなかったが、11月ころから再開。きっかけは、アンサンブルのメンバーの友人の一人が、メイキングマシンを購入したこと。

 私がリーガー、別の友人がリードマシーンズを持っているので、リーズンスタッフを購入したいとのこと。友人はカードを持っていないので、私が代わりにオーダーすることにした。リーズンのHPを久しぶりにのぞいておどろいた。メイキングマシンが新しくなっている。しかも2012年に。

 私がリーガーのマシンを買ったときにも、リーズンのマシンはあったと思うが、構造はたいしてかわらず同じ平刃だったので、メジャーなリーガーを選んだ。モデルチェンジされたリーズンのマシンは丸刃で、削り型も8種類ほどある。刃の出し具合を測るマイクロメーターも取付可能。調整可能箇所も三ヶ所あり、使い勝手も良さそう。

 これは自分も購入しても良いかも、と思ったが、まずは友人のマシンを購入。届いた後、二人で使い勝手も確認しながら、調整位置によってどのくらい削られるか測定した。

 きれいに型通りに削ることができる。もともと型には元になるリードがあるので、ケーンの厚さによっては削り始めに段差が生ずるが、そこはマシンの調整と後のヤスリなどの調整でなんとかなりそうだ。

 というわけで、私も購入を決めた。








 削ってみて、中央から先端ハート部分までの厚さの曲線具合は良い。それを保とうとすると、リードの前1/3サイド部分はいつもより厚く残るので、そこは手作業になる。その手作業にけっこう時間がかかるので、リーガーのマシンとの併用を考えた。

 まずは、リーズンのマシンで全体の形を削り出し、両サイド先端はリーガーのマシンで落とす。これがなかなか良い。微調整をしていきたいところだが、年末になって忙しくなり、とりあえず新しいプッペは60本ほど作ったので、年明けて落ち着いたら再開したい。



 来年は、コロナ禍が落ち着きますように。

 みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
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静岡バスーンアンサンブル次回プログラム

2019年10月01日 | 日記
 先日、前回の演奏会以来久しぶりにバスーンアンサンブルのメンバーで集まり、次回のプログラムの相談をした。

 とりあえず新曲を何曲か音出しをしたが、手持ちの楽譜でまだ演奏会にのせていないのは、やはり難しい曲ばかり。数曲試したところで、作戦会議。

 以前に演奏した曲を中心に、新しい曲を少し入れることに。

・バスーン吹きの休日
・モーツァルトソナタ(二重奏)
・ヤンセン/キンダーリード
・星に願いを
・川の流れのように
・ウィスキーはお好きでしょ
・ニューシネマパラダイス
・コンプライエント・ダンヴァース
・マルチネス/タンゴ
・ダンスホール組曲
・ステフェンソン/コンチェルトシュティック
・ウィリアムテル

 曲が決まり、早速パート割り。今回は6人なので、一人2曲は1stということでマスを埋めていく。

 今回のメインはステフェンソンのコンチェルトシュティック(六重奏)。今までも何回か候補に上がっていたが、1stにハイEがでてくるので避けていた。今回は、1st ががんばればできる、ということでやることになったが、誰も手をあげない。そこで、じゃんけんで決めることに。負けた人がやるのでは前向きではないとして、勝った人が1st。

 結果、しかるべき人に決まった。とても上手な方なのでみんな納得。本人は、あー、いつもはジャンケン弱いのに、と言っていたが……。

 次回の演奏会は、以下の通りに実施予定。第7回の演奏会。

静岡バスーンアンサンブル演奏会2020
2020年6月14日(日) 午後2時開演予定 
静岡市 札ノ辻クロスホール 

 早速次週から練習開始。がんばろう。 
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最近の作業など(19.08.22)

2019年08月22日 | 日記
仕事が忙しくなったのに加え、我が家の新メンバーの世話で7月~8月中旬はほとんど楽器に触っておらず、リード作りもほぼ休止状態だった。

トイレットペーパーで遊ぶ新メンバー。



新メンバーは、昨日からドッグトレーナーさんのお宅でしばらくの間お預かりのトレーニングをお願いすることにした。

そこで、ようやくリード作りも再開。まずは、メディール材の硬度を測り組み立ての準備を始める。



組んであったギース材とメディール材のプッペをメーキングマシンにかける。



これらは、これから少しずつ調整していくのだが、現在楽器が零号機に替わっているので、これに合わせて調整してしまってよいものかどうか、少し迷っている。

今月頭に、ピュヒナー初号機を剱持バスーンワーク様にメンテナンスをお願いした。しばらくメンテしていなかったので、古くなったタンポやコルクの交換とキータッチの改良等を依頼。戻ってくるのは、年末くらいだろうか。

なので、久しぶりに零号機を吹く。1年以上吹いていなかったので、最初は鳴らない。一週間ぐらい吹き込むと何となく鳴ってきている感じがする。

零号機も初号機も同じピュヒナーだが、性格がかなり異なる。まぁ、零号機は、剱持バスーンワーク様にてチューブの交換(エボナイト→銀)をしていただいているので、当然といえば当然か。 零号機は、初号機に比べるとかなり吹奏感が軽く、D3もまったく問題がない。音色は柔らかめ。低音は零号機に比べると少し高めにくる。

まずは、使うボーカルを決めることにした。ピュヒナーのボーカルはどうも合わない。手持ちのボーカルすべて試した結果、エペAA1、AA2、ヤマハE1.5(ハミルトンメッキ)の三本を候補にした。ヤマハEが一番音色が柔らかいので、とりあえず来月頭に予定の木管五重奏のミニコンサートで使うことにする。

次にリード。初号機に合わせて作ったリードだと、張りが強すぎて音があばれてしまうのとD3 が低くなるように削ってあるため、零号機で吹くとE2やCis3がぶら下がってしまう。

そこで、以前作ったけれど初号機に合わずに放置されていたリードを引っ張り出して合うものを探したところ、何本かヒット。しばらくは何とかなりそう。
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ここ最近のこと

2019年06月09日 | 日記
 静岡バスーンアンサンブル演奏会2019も無事円成した。前々回同じ会場で開催したときよりも集客数は少なかったが、来場してくださった方々には楽しんでいただけたようで、よかった。

 今月は、あと二回本番がある。6/15の寺コンフェスタ出演と6/30の所属している掛川市民オーケストラの本番。寺コンフェスタへはバスーンアンサンブルと木管五重奏で参加する。市民オケは、伊福部昭「交響譚詩」とブルックナーの4番。これらの本番が終れば、しばらく演奏会はない。



 このところ演奏会の準備は諸事情で忙しく、なかなかリード製作に時間が取れなかった。ヤフオクに出品しているリードは、ぼちぼちと落札していただき、用意しているリードもあとわずかとなったので、今月中には組んであるプッペをリードに仕上げていきたいところ。

 あとは、プロファイルの厚さを何回か調整しているが、もう少し調整が必要な気がしているので、そちらも今月中に何とかしたい。

 そして、我が家の新メンバー。



 先住犬が死んでから4年近く経ち、犬のいない生活にも慣れてきたところだが、また飼うことにした。生後2ヶ月半で体重は9㎏ほどで、成犬になるとおそらく26~28㎏ぐらいになりそうだ。まだまだやんちゃざかり。しばらくはやんちゃざかり。あぁ、なんてやんちゃなんだ……。

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