バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

プッペ組み立て

2020年01月10日 | リード組み立て
 ラボーロ材を10枚プロファイラーにかける。



 いつもは、カラーの処理はプッペに組み立てるときにしているのだが、友人がプロファイルかけたときにやってるよ、と言っていたので試してみたところ、プッペの状態で処理するよりも、やりやすいしきれいにできる。今後は、そうすることにした。



 このところリード製作意欲が維持されていて、一日10本ずつ組み立てて29本(一本割れ)のプッペ(リーガー材含めて39本)ができた。メディール10本、マダムギース9本、ラボーロ10本。



 こちらは、友人用にリーガー材で10本。このところ要請がないので他のリードに替えたかもしれないが、とりあえずプッペだけ用意しておくことに。



 このリードは、友人用にレシピが別にあり、ブレード28㎜、チューブ28㎜、第2ワイヤーはカラーから9㎜とし、先端を薄くしない。

 そういえば、このケーンは以前リーガーにガウジング13.5㎜で直接発注したのだが、測ってみるとほぼリーガー材の基準1.25㎜前後で、最も厚いもので12.8㎜だった。私の英語が拙くてオーダーが通っていなかったのか、オーダーが無視されたのか不明。リーガーのホームページでは、ガウジングの厚さもリクエストに応ずる、とあるのでオーダーの際には、変更箇所を明確に伝えないといけなさそう。当分の間はリーガー材を発注することはなさそうなので、ガウジングを厚くしたリーガー材を試す機会はなさそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メディール材リード

2020年01月06日 | リード
 知人からの依頼で作っているリード。年に何回かまとめて送っているが、ストックがほぼ無くなったので、昨日と今日の二日で10本ほどプッペを削る。



 メディール材で、ブレード27㎜、チューブ29㎜。第2ワイヤーの位置は、残っていたプッペ数本はカラーから11㎜、昨年末に組み立てたものは10㎜。
メディール材は、ギース材と比べると張りがあって振動しやすい。音色もやや明るめになる(当社比)。

 依頼された当初は、ブレード26㎜で、かなり軽くしたものだった。今もできるだけ軽めに作っているが、当時と楽器もボーカルも変わり、D3問題もあって自分の好みのリードも変わってきたため、当時と同じリードを送ることができずに申し訳なくも思う。

 市販のリードでもよく聞く話だが、同じメーカーのリードであっても段々と仕様が変わっていって以前と同じではなくなってしまう、という。恐らく製作者としてはさらに良いリードを、ということで改良していくのだろうが、そのリードを好んで使っている奏者は、吹奏感が変わって困ってしまうのだろう。

 同じ吹奏感のリードを長く作り続けるのは大変なことであるし、すごいことだと思う。それは、そのリードが一つの完成形であり、レシピが確立している、ということだから。

 私もそこを目指しているのだが、たどりつくことができる気がしない。常に迷い続けている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謹賀新年

2020年01月04日 | リード
 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

 令和2年最初の作業は、昨年末に購入したマダムギースのプロカマケーンの硬度測定。



 バスーンアンサブルの友人が購入するとき、頼んで一緒に購入してもらったもので、100枚ある。友人曰く、今回はちょっとガウジングが薄めで色のよくないものも少なからずある、とのことで確認してみると、一昨年末に購入したものと比べると、確かにガウジングはちょっと薄めかなぁ、という感じで、色のよくないものもある。まぁ、とにかく、硬度計で測ってみた。



 ~0.15が35枚、0.16~0.20が58枚、0.21~が7枚。今回は硬めの材が多く、自分が使う目安の0.16~0.20は約6割だった。

 そして、昨年末に調整し直したプロファイラーをかけたケーンで組み立てたプッペを2本削る。刃を研ぎ直したメイキングマシンは調子が良い。材料は少し柔らかめの0.19を使用している。



 2本とも何となく良い感じでグロウしてくれる。楽器につけて吹いてみると、これまた良い感触で、少しだけ調整してリードケースへ収納。昨年はあまり良いリードが出来ず苦労したが、今年は幸先よいスタートだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする