バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ウォーミングアップ

2009年06月07日 | 日記
今日も、疲れて楽器を吹く気分にならなかったが、少しだけでも音だししようと思い、30分だけ吹いた。

いつものように、ジャンピエリ3題とミルデを1曲。終わり。

ところで、オケの練習場に行くと、練習にきたメンバーたちがケースから楽器を出し、ウォームアップを始めるが、その方法は様々だ。中には、いきなり曲をさらいだす人もいるが、家を出る前にアップしてきたのかもしれないし、まったくアップはしないのかもしれないし、そのあたりは分からない。

当然、人によってアップの方法は違うだろうが、楽器によっても違うのだろうか。弦楽器と管楽器、木管と金管、リード楽器とそうでない楽器。

見ていると、管楽器は小さな音でのロングトーンから入る人が多いように思う。先日、本番でTpのソリストの方が、練習場の隅でアップしているところを拝見したが、やはり、小さな音で吹き始め、ロングトーンが中心のように見えた。

私の場合。リードを水につけてよく湿らせ楽器に付けたら、C2を中心にバリバリと荒く吹く。1~2分、そんな風に吹いてから普通にジャンピエリでスケール練習。次に、ロングトーンをしながら、チューナーで音程を確認し、それから練習曲へと進む。

なぜ、最初にバリバリ吹くかというと、以前田中先生が、「楽器は荒く吹くと鳴ってくる」とおっしゃっていたから。けれども、これは初心者には勧められない感じもする。荒く吹くのが癖になってしまうと困るからだ。

おそらく、先生が「荒く吹くと鳴ってくる」というのは、一つにはそうすることでリードが振動しやすくなるからだと思う。楽器を吹く前と途中でリードのクロウを確認してみると分かると思うが、最初クロウが少なくても、吹いているうちにちゃんとクロウしてくるのだ。リードが目覚める、とでもいえばよいか。また、楽器自体もそう吹くことで、鳴るように目覚めるのかもしれない。

なので、荒く吹くのはウォーミングアップというよりも、ウォーミングアップのためのウォーミングアップといったほうがよいかもしれない。
コメント
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