バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

中盤からの調整

2009年06月06日 | リード
今日の練習場は体育館兼の会場で、お風呂場のようにうわんうわんと響きすぎる場所。たぶん自分の耳に聴こえている音と、指揮者のところで聴こえている音と随分違うんだろうなぁ、と思う。

前回の練習のときに使おうと思ったリードが重くなっていたので、昨晩少し調整したのだが、そのリードを今日使うことにした。練習1曲目はハイドンのTpコンチェルト。この曲は2nd。吹いていると、やはりリードの重さが気になる。2楽章は吹くところがないので、廊下に抜け出してリードを調整した。

このリードはそろそろ寿命が中盤から終盤にさしかかっている。割りと良いリードだったので、あまりバランスを崩したくないと思い、全体を軽く紙やすりでほんの少し薄くする。あまり変化がないので、思い切ってナイフを使って先端部分をわずかに薄くした。クロウがいい感じになったので、そこでストップ。

席に戻り、3楽章が始まる。リードは軽くなっていて、いい感じだ。ベートーヴェンでも問題なく使えた。しかし、たぶんこのリードはあと1、2回使って終わりだろう。

リードが新しいうちは、ほんのわずかに削ったり紙やすりをかけたりするだけで音色や吹奏感に大きな違いが出る。しかし、中盤から終盤にさしかかってくると、ほんのわずかな調整では音色や吹奏感に大きな違いが出てこないような気がする。リードが新しいときと、古くなってきてからでは、調整の仕方を変える必要があるように思う。
コメント
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