最近、デコシール使用の市販リードを見かけることが多くなった。なるほど、リードにもカワイイが必要な時代になったか、と思っていた。しかしながらよく考えてみると、リードの識別には便利かもしれない。
現在、使用材料や使用シェイパーは糸の色で区別しているが、糸の色にも限度がある。材料とシェイパーの組み合わせでバリエーションが増えていくと、なおさらだ。というわけで、デコシールを貼ってみることにした。
これは、ドナティ材/Fox2シェイパー/ブレード26㎜/チューブ29㎜のリード。目印はウサギにした。シールを貼ってからボンドでコーティングしているので、はがれることも濡れることもない。
仕事が忙しく、なかなか組み立てることができなかった試作用のケーンと自分用のリードのケーンを組み立てる。試作用は、コマツケーンの硬度11・12の硬目のもの(Fox2)と硬度21・22(FoxDCN)のやわらかめのもの。自分用は、チャンカヤ材。
あとは、やはりコマツケーンの硬め(Fox2)と柔らかめ(FoxDCN)のものにシェイパーをかけ、プロファイラーをかけておく。硬めの材料は削れる箇所の残っていないものがほとんどで、柔らかい材料では削れる箇所が残っているものが多少ある。
自分で作業していると、ガウジングのときもプロファイルのときもメイキングマシンをかけるときも、柔らかい材料の場合は刃が入りにくい。刃の研ぎ具合とか刃の付き方(角度)、力の入れ具合等も関係していると思うが、柔らかめの材料は加工が難しい。そのこともあまり柔らかめの材料が好まれない理由の一つかもしれない。
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