バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

本番終了とリーマー納入

2011年06月27日 | 日記
本番終了。いつものことながら自分なりに満足できたところと課題のままおわった箇所がある。今回最大の課題、低いEのppの伸ばしは途中で力尽きてしまった。前週の練習では二回成功したので本番でも何とかなると思ったが、やはり緊張感に負けた。引き続き、ロングトーンの練習は続けることにしよう。

チャイコ大太鼓は打ち損じもなく、良い感じで叩けたのではないかと思うのだが、録音を聴いてみないことには分からない。前日の練習で、シンバルのトラで来られていた方から叩き方のコツや響きの作り方を教わったのがよかった。音が固くならないように手首を柔らかく使い、響きがオケの下にもぐりこむようなイメージを持つことが大切だということだった。

ふだんオケのステージには普段は下手から出ることが多いけれど、今回は上手から、しかも手ぶらでステージに出るのは新鮮だった。

来年の演奏会は、チャイコ・眠りの森の美女(バレエ付)とシェエラザード。眠りの森の美女のトップを吹かせてもらうことになった。シェエラザードは降り番になったので、またもやの大太鼓があるかも。

それはそれとして、三週間ほど前にリーガーにオーダーしたリーマーが到着した。



三週間もかかったのは、オーダーしたタイミングがちょうどドイツ何とかという連休のはじまりのころで二週間近く休暇だったためで、お店が動き出してからは実質一週間程度での納品だった。早速、夜にでも使ってみよう。
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今日のリード削り

2011年06月22日 | 日記
今週末に演奏会本番があるので練習をしたいところだが、今夜は部屋で音だしができないので、ひさしぶりにリードを削る。最近組み立てたギースと昨年組み立てたいつものリード。





途中、どうも上手く削れないので、ナイフを研いで再挑戦。やはり研ぎたてはよく削れる。

あまりナイフ研ぎは得意ではなく、以前は研ぎに出していた。しかし、やはり自分で研げるにこしたことはないし、いつもよく削れる状態にしたいので、最近はナイフを一本潰すつもりで自分で研ぐようにしている。

さて、週末の本番では大太鼓も叩くのだが、合奏のときしか練習できないので、あとは本番前日の練習と当日のリハのみ。先日の練習では本番で使う大太鼓を初めて叩いたが、合宿で使ったものとだいぶ感じが違う。パーカッションの方に叩きかたを教わり持ち方をかえてみるが、ばちを持つ位置をかえると音が出るタイミングがかわってしまう。練習する機会がもう少しあればよいのだが。また、指揮者からは音量は四割引で、と指示があり、これでマックスの大きさが分かった。

あと、弦楽器も金管楽器も終曲は前のめりになっていきやすいので、けっしてあおらないように落ち着いて叩くことと、パーカッションの方からアドバイスをいただいた。うーん、こうして色々と教わると、パーカッションはオケ全体をみながら演奏をし、演奏を大きくコントロールしていのだ、と改めて認識した。

もう、大太鼓を叩く機会はないだろうから、今回はよい経験だと思い楽しみたい。
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リーマー

2011年06月15日 | 日記
リーガーのカタログを見ていて、VCCE用のリーマーを見つけた。

今はリーガーのスパイラル刃とダイアモンドヤスリ状のものを併用しているが、ボーカルにしっくりとリードが挿さらないことが気になっていた。

早速、リーガーのネットショップで購入。送料込みで73ユーロ。送料がけっこうかかるので、どうせなら何か必要なものを一緒に購入しようと思ったが、これといったものが見つからないので、リーマーだけをオーダーした。

おそらく1~2週間で手元にくるだろう。
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丸材からのリード

2011年06月10日 | GPS
丸材から組み立てたリードを削り始めた。材料は、ピゾニー、RDG、ギース、ゴンザレス。



それぞれに数本ずつなので、出来上がったリードがそれぞれの材質の特徴を表しているかどうかは分からない。ただ、ゴンザレスだけは水に浸したときの色が他とは違うし、削った感触もかなり異なる。たまたまそうなのかどうかもまだ分からないが、削る感触は軽くて硬め、いうならば硬いクッキーを削っているような感じ。出来上がったリードは、軽めで明るい音。他のリードはどちらかというと柔らかめでねばりのある音色。

しかしながら、今回早速に削ってみたのは、ガウジングの厚さを決めるため。ガウジングが厚すぎると音色は柔らかいがはりがなく暗めで響きが大人しくなりすぎる。逆に薄すぎると明るく軽いがまとまりのない音色になってしまう。もちろん私の好みで。

なので、その中間の厚さを削りだしたい。おそらく材の特徴によってこの厚さも変えなければいけないのだろうが、まだそこまでいくには遠い道程がある。とりあえず、今年から来年にかけて作るリードのケーンの厚さは秋ぐらいまでには決めたい。材料も、どの材料でいくか2~3年のうちに絞り込みたい。
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合宿

2011年06月06日 | 日記
土・日は、最近入団した市民オケの合宿。オケの合宿は何年ぶりだろうか。ふだんは土・日も仕事なのだが、たまたまこの土日は仕事がなく全日程の練習に参加できた。

自分自身の合宿での課題は、五つ。
1、新しい削りのリードが実戦投入できるか否か。
2、試作ミュートは実際に使えるか否か。
3、カレリア2楽章の下のE ののばしをちゃんと吹けるか。
4、チャイ1の大太鼓を間違えずに打つこと。
5、メンバーの名前を覚えること。

1、2は3のための対策。カレリアの最大の課題は下のE を、音程を正しく、柔らかく、ppで、音符の長さ分ちゃんと吹くことだ。弦楽器のppの中に管楽器で一人取り残され、延々とEをppでのばす。これが難しい。息が保つかどうかが一番の鍵なのだが、精神的にもタフでないといけない。のばしていて音程が気になったり、音量が大きすぎるのではないかと不安になると、とたんに息のスピードと量が落ちて音が止まってしまう。

なので、ゆるやかな少ない量の息でも低音がppでちゃんと鳴るくらいに振動するリードを用意しようと色々と削り方を試している。結果としては、新しい削り方のリードはまだ実戦投入できる段階まできていないことが判明した。

ミュートは、リードで何とかならなかった場合の最終手段として試作してみた。アルミホイルの芯の中に戸の隙間テープを何本か貼ったもので、周囲に緩衝材を巻いて太さを調整した。これを使うとわずかにピッチが高くなるが、音の響きが消され広がった音にならないので、mpぐらいで吹いても弦楽器を邪魔しないのではないかと考えている。音程は、同伴奏者にEの音は、左手小指C♯をを押せば低めに入るよ、と教わり、その指を使うことにしたのでなんとかなりそうだ。

大学オケでカレリアをやったときは1stで、2ndはエキストラの人に頼んだ。そのエキストラの人は某自衛隊の某音楽隊で吹いている人だったが、こののばしの箇所は1stを含む他の管楽器がのばしをやめるところで一緒にやめてしまって結局吹かなかった。本番中、隣で「えー、何で吹かないの?」と思ったことをよく覚えている。

なので、そうならないように何とか成功させたい。成功しなくても、一拍でも2拍でも長くのばしたい。ということでロングトーンの練習もするようにしている。

4、の大太鼓は、何とか間違えずに打つことができた。叩く姿は昔から太鼓を叩いている人みたいで、タイミングはばっちりだと指揮者に言われたのでよかった。が、音はオーケストラ寄りか応援団寄りか、どちらかと言えば応援団寄りだと言われたので、要研究練習だ。もう少し響きがあり重く、なおかつ輪郭のある音を出したい。しかし、要研究練習だといってもあと本番までに練習できるのはステリハを含めて2回のみ。しかも本番で使う楽器はまだ叩いたことがない。おそらく叩く位置とか強さとか、皮の張り具合とか、ばちの重さとか色々な要素があるのだろうが、自分にできることは叩く位置と強さを変えることくらいか。それにしても叩き方が悪いのか、少し手首が痛い。

5、はとにかく木管セクションの方々の名前だけでも覚えようと、メモ帳を片手に合宿にのぞんだ。空き時間などに話のできた方には名前を聞きメモしたので覚えることができたが、まだ名前が分からない人が数名いる。弦楽器や金管にいたってはほとんど分からない。今後継続の課題だ。
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